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戦車工場、作ります!! その19

2021年09月29日 | ガルパン模型制作記

 戦車工場B棟の工事責任者カチューシャの説明は、窓が二つ設けられた壁について続けられました。真面目に聞き入る西住まほでした。いつもはこの相手が苦手なはずのカチューシャも、普通に説明していました。

 

 壁も床板と同じく、100均のB4サイズ2ミリ厚のスチレンボードをそのまま使用しました。つまり、B棟は床も壁もB4サイズであるわけです。そして壁には二ヶ所に窓を設けるべく、切り抜きが施されました。

 

 コの字形プラ材を、四辺にくっつけました。溝を利用した接合のためというより、2ミリの厚さしかない壁面の補強をなすべく枠を付けるのが、その主な目的でした。

 

 拡大して撮りました。こんな感じで壁面の四方にコの字形材をフレームとして接着しました。A棟が自らのパーツの重量に耐えられずに壁面の端が曲がってしまった事を教訓として、B棟は可能な限り各パーツの軽量化を図ることにしましたが、それに沿っての2ミリ厚のスチレンボードの使用でした。

 

 続いて窓枠を木製で再現すべく、100均で買った模型工作用の板を2種類準備しました。幅が5ミリと3ミリ、いずれも1ミリ厚、90センチの板材です。

 

 まず、窓の大枠を幅5ミリの板で作りました。ボードの切り抜き部分に寸法をきっちり合わせてカットしました。

 

 組み付けました。この木製窓枠の意匠は、私の勤務先に幾つかある明治期以来のレンガ建築のそれを参考にしました。

 

 二ヶ所とも大枠を組み付けました。明治以来の古式の窓枠は、このように壁の外に枠が突き出ているものが多いです。壁を流れる雨水が窓に流れ込むのを防ぐ役目を持ちます。
 現在では古いレンガ建物の多くが窓枠をアルミサッシに換えたり、内側に組み付け直して枠を金属に交換したケースが多いので、なかなかこのようなヨーロピアンスタイルの簡素な木枠窓は見られなくなっています。

 

 大枠の中に、窓面を六等分する中枠を組み込みました。中央の縦枠は幅5ミリ、2本の横枠は幅3ミリの板で作りました。

 

 上から見るとこんな感じです。横の中枠が内側にセットされているのが分かるでしょうか。

 

 2ヶ所の窓を同じように組み上げました。後のステップにてそれぞれに6つの框を組み込む予定です。上段は遮光ガラス、中段は採光ガラスをはめ込み、下段のみは回転窓に作る予定です。

 

 次に、窓枠の上下にカットしたスチレンボードを接着し、外観を整えました。明治期のレンガ建築の窓は、強度確保のために上下に大理石などの石材をはめこむことが多く、外見上は窓の下が白くみえる事例が多いです。

 

 これで壁と窓の枠の製作が完了しました。内側はモルタル風にするので素材のままで生かしますが、外面はレンガ壁としますので、後のステップにてその作業をする予定です。  (続く)

 


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