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知波単学園 九五式小型乗用車(福田車) 作ります!! その1

2021年10月25日 | ガルパン模型制作記

 2021年10月、ほぼ半年ぶりのガルパンプラモデル制作の対象を、モデルグラフィックス2019年9月号の31ページの特集記事「最終章第2話ちょいメカさん大集合!!」に取り上げられている上図の九五式小型乗用車に決めました。知波単学園の福田はるが大洗の「お好み焼き道」でアヒルさんチームの4人と会った際に乗ってきた車でした。

 

 「お好み焼き道」の玄関横の駐車スペースに停めてある九五式小型乗用車を拡大しました。劇中車のシーンはこれが唯一ですので、模型で再現製作するにあたってもこのシーンが参考になります。

 

 モデルグラフィックス2019年9月号の31ページの特集記事では1/35スケールの適応キットとしてファインモールド製品のみを挙げていますが、実際には上図のピットロード製品も存在します。今回の製作にあたってはこちらを選びました。理由は、劇中車のように幌を展開した状態に作れるのは、このピットロード製品だけであるからです。(関連記事はこちら

 ピットロード発の九五式小型乗用車のキットは、上図の幌展開状態の製品(品番G10)のほか、幌を畳んで助手席に九六式軽機関銃を装備した状態(品番G38)がありますが、いずれも幌を展開した状態に作れます。模型店で見かけるのは後者のほうが多いようですが、両者の中身の違いは九六式軽機関銃の有無のみですから、後者でも劇中車再現は可能です。

 

 中身は至ってシンプルです。小型車輌であるのと、ピットロードが同じく発売している幌付の九五式小型貨物乗用車(品番G36)との共通パーツが大半を占めることにより、パーツ総数は最低限におさえられています。 幌付の九五式小型貨物乗用車(品番G36)はガルパン公式キットのひとつカモさんチームの「県立大洗女子学園広報車九五式小型乗用車」(品番PD10)の元キットですから御存知の方も多いでしょう。

 

 ステップ1から3までの組み立て指示図です。車体の前部、フロントガラス周りなどの各部品を取り付けます。ガルパン仕様への工作はステップ2からはじまります。
 厳密にはステップ1にもガルパン仕様への追加工作があるのですが、実際の作業では追加すべきかどうか迷い、とりあえずストレートに進めて、後で考え直して手直しした経緯があるため、時系列で順に述べてゆきます。

 

 ステップ1では、車体前部の前照灯、運転席のハンドルなどを組み立てます。

 

 組み上がりました。

 

 ステップ2に進み、関連のパーツを切り離して揃えました。ここからガルパン仕様への工作も二つ追加されます。

 

 劇中車のシーンを見ますと、御覧のように左右のワイパーが実際の両開き形ではなく、同じ向きに動く並列形にセットされています。現在の車のワイパーと同じ動き方です。これにしたがってパーツA19の向きを変えます。
 さらに、左のバックミラーがありません。これはファインモールド製品の特長の一つでもあるので、劇中車の元モデルはおそらくファインモールドのキットなのだろうと推察されます。

 

 今回のキットの箱絵の車輌にも、左のバックミラーが描かれていません。実在の車輌でも無かったものが多かったそうなので、左右両方を備えたケースは少なかったのでしょう。

 

 なので、赤ペン先で示した、パーツB10の左のバックミラー部分はカットします。
 知らない方は、上の縦に細長いものをバックミラーだと思いがちのようですが、これは現在のウインカーに相当するもので、方向指示器と呼ばれます。正式名称は「外付け型矢羽式方向指示器」といい、埼玉のアポロ工業がほぼ独占した製品であるため、俗に「アポロ」とも呼ばれたそうです。運転室内のレバーを押すと、パッと矢羽の形をした指示板が下から横へ開き、曲がる方向を示す、というものでした。

 

 左のバックミラー部分をカットしました。この状態で車体に取り付けることになります。  (続く)

 


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