ステップ9ではフェンダー前端を組み立てます。C9およびC10は劇中車に見えませんので不要とします。またエッチングパーツのMA2およびMA3は、塗装後の組み付けになるので接着後の強度を持たせるためにプラ板で作り替える予定です。
ステップ10では、車体後方の排気グリルを組み付けます。この部分は劇中車ではなぜか不自然に省かれていて見えませんが、無いと困る装置ですから、これは実車準拠で取り付けます。
ステップ9で組み立てるフェンダー前端のパーツです。
組み上がりました。
ステップ10で組み付ける排気グリル等のパーツ類です。
組み上がりました。
ステップ11からステップ13までは砲塔群の組み立てです。ステップ11にて前後の小型砲塔を組み立て、ステップ12から主砲塔を組み立てます。全て組み立てガイドの指示通りに組み立てますが、ハッチは固定するので内部のインテリア関連のパーツは省きます。それでステップ11のW7、W9、W11、W12、W14、ステップ12のB28、B29が不要となります。
さらに、ステップ11にて選択となっている小型砲塔背後の小部品については、D52を選びます。ステップ13にて選択となっているハッチ横の小部品については、劇中車の形状にあわせてB40およびB41を選択します。
ステップ11で組み立てる前後の小型砲塔のパーツ群です。劇中車の小型砲塔部分は一見すると省略表現のように見えますが、細かく見てゆくと、輪郭線が描かれていない他はほぼ一致することが分かります。それで組み立てガイド図の指示にしたがっても問題は無いと判断しました。
組み上がりました。小型砲塔といっても武装は7.92ミリのドライゼMG13機関銃ですので、シールドに囲まれた銃座といった方が実態に合っているかもしれません。
ステップ12からは主砲塔の組み立てに移ります。
ノイバウファールツォイクは史実では試作、追加あわせて5輌が造られていますが、試作型と追加型の外見上の特徴は主砲塔です。試作型の砲塔はラインメタル社製で追加型の砲塔はクルップ社製です。その違いは、2種の主砲の並べ方であり、7.5センチKwK L/24と3.7センチKwK L/45とをラインメタル社製砲塔では縦列に、クルップ社製砲塔では並列に並べます。
劇中車は追加生産タイプなので、主砲塔はクルップ社製で、2種の主砲は並列にセットされます。
組み上がりました。
ステップ13では砲塔左側面のアンテナ関連のパーツ類を組み付けます。劇中シーンでは見えない範囲ですので、実車準拠で組み立てガイドの指示に従って作ります。選択となっているハッチ横の小部品は、B40およびB41を選択します。
組み上がりました。残るは2種の主砲の組み付けとなります。 (続く)