松本厳誠会

NPO法人日本空手松涛連盟松本厳誠会のブログです。入会は随時受け付けています。お問合せは48-4344【松澤】まで

空手は礼に始まり、礼に終わる

2010-02-13 | 練習風景
●『空手は礼に始まり、礼に終わる』と言われます。
昨年12月の納会の会食の席で、道場生のお父さんが私にこんなことを言いました。
「先生、俺この間、頭きちゃってせえ~・・・」
PTAの役員をやっているお父さんは所用で、息子が通う学校の職員室を訪れたそうです。ノックをして「失礼しますっ! こんにちはあー!」普段から声の大きなTさんです。




◆想像するに、この学校の職場の人間関係は希薄なようです。
なんと誰一人挨拶を返さなかったので思わず 「なんだあーオイッ!この学校の先生は挨拶もできねえのかー!」。
「俺、センセエー、思わず職員室で怒鳴っちまってせえ。息子の成績下がっちまうかいね(笑)」。



■私の身近にも「なんだ此奴」と思う輩がいます。
普段は耳が痛いほど大声で傍若無人にしゃべりまくっているのに、挨拶となると蚊の鳴くような声。
しかも「お先に失礼します」の言葉にも、返す術を知らない礼儀知らずな人がいます。
いい年をした人でも、周囲に気遣いが出来ない、理屈ばかり達者な人が増えているようです。
このような人は松本厳誠会に来てください。大きな声で挨拶が出来るようになりますし、気配りも出来るようになります。



◆ここで覚えたことは必ず外でやりなさい。
常に道場生に言っていることはこのことです。「挨拶の出来ない人に良好な人間関係は作れません」。
私なんかは物心つく頃から両親に「近所の人に会ったらコンチハするだぞう」と言われて育ちましたので、挨拶の出来ない人とは話をする気にもなれません。


★昨年、引っ込み思案だったS君が学校で褒められました。
担任の先生がみんなの前で言ったそうです「S君はこのクラスで一番大きな声で、きちんと挨拶が出来ます」。
空手の一番の効用はこれだと思います。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする