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天道総司、世話を焼く

2006年11月26日 | 雑記(日々の生活より)
仮面ライダーカブト 変身ベルトDXダークカブトゼクター

バンダイ

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カブトがカッシスワームを、文字通り「粉砕」。何だよ、あれほど濃いキャラが2週でオサラバかよ・・・と思わせておいて、ラストでしっかり復活。次週にうまくつなげました。来週は擬態天道が活躍するらしいので、楽しみです。・・・と、その前に今週のレビューを、と。
 仮面ライダーカブト第42話のあらすじは公式サイトでご確認下さい。

 田所に裏切られたという思いを抱く加賀美。更に、父親ご指名でワームとの交渉役にされ、怒りにまかせてベルトをテーブルに叩きつけ、ゼクトとの絶好宣言。早速、すねた人間の吹き溜まり「地獄組」に合流するかと思ったのですが、熱血馬鹿の炎は、そう簡単には消えないんですね(感心) むしゃくしゃした時は、野球場でシャドーピッチングですか・・・二昔前の青春ドラマにありがちな設定ですな (しかも、後ほど親子でキャッチボールして、和解となっちゃう。ありがち×2)そんな加賀美に対して、豆腐屋帰りの天道君が声をかけます。
 「何故、父親の投げたボールを息子が受け止めてやらない!」
 「あいつはネイティブに尻尾を振って、アンチミミック弾を渡そうとしてるんだぞ。そんな奴の言う事を聞けるか!」
 「では、何故その交渉役にお前を選んだ。お前が行って、みすみす渡すと思うか?お前をよく知る人物なら、そんな風には思わない。」
 「じゃあ・・・」
 「父親の思い、お前が受け止めてやれ。」
これを聞いて、加賀美君、交渉役を引き受ける決意をします。この設定もありがち×3
 
 でもね、次の剣の世話を焼くシーンは、おバカな話ですが、伏線もあって、結構奥が深かったように思います。カッシスワームにコテンパンにやられてゴミ入れポリバケツにはまり込んだ神代剣。
 「ウェーン・・・ネエさ~ん・・・」
 「お前、何をしている。」
 「おれはダメ人間においても頂点に立つ男だ・・・いや、すでに立っている・・・」
 「矢車はどこだ?折角豆腐勝負をしてやろうというのに。」
 「俺は、そのトューフゥーも食べられなかった。もうミサキーヌも戻ってこない!」
 「当然だ。お前は岬を見ていながら、岬を見ていない。」
 「何?」
 (場所を港に移して・・・)
 「うまい!」
 「豆腐は醤油に限る。豆腐はヨーグルトでもチーズでもない。豆腐は豆腐だということだ。」
 「そうか・・・確かに俺はミサキーヌに姉さんの幻影ばかりを・・・」
これをきっかけにして神代剣は復活を遂げます。(と言っても、コミック調からは抜け出る事はありませんが・・・)前話の「トューフゥー騒ぎ」は、こうして剣が姉の幻影を吹っ切る伏線だったんですね。うーん、奥が深い。(そうでもないですか・・・

 こうして、人の世話を焼きつつ、豆腐を求めて彷徨う天道はカッシスワームvsガタックのバトル場にやってきます。(思うに、この人は神出鬼没なんですが、どうやって移動しているんですかいな?ポイントとポイントの間はカブトに変身して高速移動しているのでしょうか。それともバイクを使っているのか・・・)前半において、豆腐勝負を持ちかけた矢車に対して、一度負けた相手に二度とは負けない発言をしているのですが、それもカッシスワームとの対決用の伏線だったんですね。見事に「マキシマムハイパーサイクロン」で勝負を決めました。視覚効果絶大の格好よさでした

 勝負の終わった夜、樹花ちゃんと湯豆腐を楽しむ天道。・・・ん?樹花ちゃんの様子が・・・あああ!樹花ちゃんが髪を切った?うーん、でも短くしても似合っているから許す。

 しかし・・・何か忘れているような・・・ま、いいか。