●全国初「時短命令」 “緊急事態”21日解除を正式決定・政府は首都圏1都3県に発令されている緊急事態宣言を21日までで解除することを正式に決定しました。こうした中、東京都は営業時間の短縮要請に応じていない27の飲食店に対し、時短営業に応じるよう全国初となる「命令」を出しました。
●東芝の臨時株主総会 “物言う株主”の提案 異例の可決・東芝が18日に開いた臨時株主総会で、筆頭株主が出した提案が賛成多数で可決されました。”物言う株主”の提案が可決されるという異例の展開となっています。
●米韓2プラス2共同声明 「日米韓の協力が重要」・アメリカと韓国の外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会、2プラス2がソウルで開かれ、日米韓、3ヵ国の協力の重要性を確認しました。アメリカと韓国は共同声明を発表し、北朝鮮の核兵器と、弾道ミサイルの問題が、米韓同盟の優先課題だと強調しました。また、日本を含む3ヵ国が、北東アジアの平和や、安全保障のため、協力を継続することで一致したと表明しました。さらに、アメリカのブリンケン国務長官は、中国についても議論したと述べましたが、共同声明には、中国を名指しする文言は含まれておらず、中国との対立を避けたい韓国の立場に配慮した形となりました。一方、間もなく開かれる米中の外交トップの会談を前に中国では「中国包囲網」の形成に対する警戒感が強まっています。天津市を訪れた日本の垂秀夫駐中国大使に地元のトップがおととい開かれた日米2プラス2の共同文書に中国批判を盛り込んだと反論しました。
●3月18日のコロナ関連ニュースまとめ・3月18日、新型コロナ関連のニュースをまとめてお伝えします。
●コロナクライシス トップの決断 ビールの新戦略 未来は?・新型コロナの打撃を受け、大きな変革が求められているビール業界。アサヒグループホールディングスの小路明善社長が新たな戦略と企業の未来、自身の社長交代について語りました。
●武田総務大臣 会食認める NTT澤田社長と 去年11月・武田総務大臣はNTTの澤田社長と会食をしたと一部週刊誌に報じられた問題について会食に参加した事実を認めました。会食は去年11月に開かれ、「JR東海の葛西名誉会長の声かけに応じて参加し、ほかの出席者は知らなかった」と釈明しました。また、会食への出席は短時間で、会費として1万円を支払ったと主張しました。
●東海第2原発 運転認めず 伊方原発は運転容認・日本原子力発電東海第2原発は安全性が確保されていないとして茨城県など9都県の住民が運転の差し止めを求めた裁判で、水戸地裁はきょう、運転を認めない判決を言い渡しました。判決で「実現可能な避難計画や防災体制が整えられているというにはほど遠い」と指摘しました。一方、広島高裁は四国電力伊方原発3号機の運転の差し止めを命じた仮処分決定について、四国電力側の異議を認め、運転を容認する決定を出しました。安全性の評価は不合理ではないと判断しました。
●立憲がLINE利用禁止 中国で閲覧可能な状態受け・無料通信アプリ「LINE」の利用者の個人情報が中国の関連会社で閲覧可能な状態になっていた問題を受け、立憲民主党の安住国会対策委員長はきょう、党の国会対策委員会での「LINE」の使用を当面禁止すると明らかにしました。安住氏は「どういう情報が、どれだけ漏れたか全く分からない」と懸念を示した上で、「会社側に説明責任がある」と指摘しました。
●日経平均3万円台回復 米金融緩和の長期化で安心感・きょうは日経平均株価が終値で3週間ぶりに3万円台を回復しました。株価上昇の背景にあるのはアメリカの金融緩和が長期化することへの安心感です。アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は17日、少なくとも2023年末まで「ゼロ金利政策」を維持する方針を示しました。パウエル議長は記者会見で景気が予想以上に持ち直しているとしつつも、「回復にむらがあり、完全なものからはほど遠い」と説明しました。景気の回復が進むにつれて金融緩和が早期に縮小されると警戒していた市場では安心感が広がり、ダウ平均株価は、初の3万3000ドル台をつけ最高値を更新しました。東京株式市場もこの流れを引き継いだ形です。
●オフィス空室率↑で…「バーチャルオフィス」とは・在宅勤務が広がる中、東京都心のオフィスの空室率ですは12か月連続で上昇を続けていて、2月の空室率は5.24%と、5年8ヵ月ぶりに5%を超えました。そうした中、注目を集めているのが、バーチャルオフィスというサービスです。どんなサービスなのでしょうか。
●任天堂アトラクション開業 USJ 2度の延期乗り越え・大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンに新しいエリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」がきょうオープンしました。任天堂ゲームの世界観を忠実に再現し、人気キャラクター「マリオ」が登場するアトラクションを楽しめます。新エリアは新型コロナの影響で開業を2度延期していて、当面は入場制限などを実施します。
●東電「最悪レベル」受け入れ 柏崎原発 侵入検知不備で・新潟県の柏崎刈羽原発で不正侵入が検知できなくなっていた問題をめぐり、東京電力はきょう、安全重要度が「最悪レベル」とした原子力規制委員会の評価を受け入れました。今後、原発内に社員を駐在させるなどの対策とともに、原因究明に当たるとしています。
●出前館元会長が新天地 日本M&Aセンターへ・中堅・中小企業のM&A仲介で最大手の日本M&Aセンターはきょう取締役会を開き、食事宅配大手・出前館元会長の中村利江氏を専務執行役員に迎えることを決議しました。中村氏がベンチャーだった出前館を上場させ、LINEとの資本業務提携を実現させた手腕を評価しました。
●【トレたま】空調フェイスシールド・【商品名】
空調フェイスシールド【商品の特徴】ファンとフィルターを付けたファイスシールド【企業名】空調服【価格】1万4,850円【発売日】発売中【トレたまキャスター】北村まあさ
●番組の見どころ 3月19日(金)・緊急事態宣言の全面解除が決定し、対応を急ぐ企業を取材する。繁華街での人出の変化から感染再拡大の可能性を分析する。また、日銀の金融政策決定会合の結果を詳報。金融緩和策をめぐる日銀の新たなメッセージを読み解く。