●IMF 予測を上方修正 今年の世界成長 5.5%・IMF=国際通貨基金はさきほど、最新の「世界経済見通し」を発表しました。今年の世界の実質成長率は5.5%のプラスになると予測し去年10月の予測から0.3ポイント引き上げました。上方修正の理由としてワクチン接種の世界的な普及で今年後半にかけて経済活動の再開がより広い範囲で見込まれることやアメリカや日本など主要国における追加経済対策の効果などを挙げています。一方でIMFは「非常に不確実性が高い」とも指摘していて、ワクチンの普及が想定以上のペースで進めば6.3%に上振れする一方封じ込めが遅れれば4.8%に伸び悩むとして複数のシナリオを示しています。地域別の成長率予測ではアメリカが5.1%となるほか日本が3.1%ユーロ圏が4.2%中国が8.1%といずれもプラス成長になる見通しです。また、来年の世界全体の成長率は4.2%のプラスになると予測しました。
●緊急事態「2月末期限」浮上 延長不可避の見方強まる・追加経済対策の財源の一部となる今年度の第3次補正予算案がこんや衆議院を通過しました。今後、日本経済を回復させていく上で感染者数のいち早い減少が求められていますが、焦点となっているのが緊急事態宣言、解除のタイミングです。政府内からは2月7日の期限を2月末まで伸ばす案も浮上していて、緊急事態宣言の延長は避けられないとの見方が強まっています。
●NEXT STAGE コロナとの闘い 転院難解決へ 杉並区が“協定”・医療のひっ迫は依然、深刻です。病床の使用率は東京、愛知、大阪など20都府県でステージ4=爆発的感染拡大の目安となる50%を越えています。
●NEXT STAGE コロナとの闘い ワクチン対応 大手メーカーも・医療体制がひっ迫する中、期待されているのがワクチン接種です。東京都の小池知事はきょう、東京都医師会の尾崎会長と意見交換し、都民へのワクチン接種を円滑に進めるための専門チームを作ることを決めました。一方、ワクチンの効率的な輸送をめぐっては企業の動きも加速しています。
●NEXT STAGE コロナとの闘い 感染者1億人に迫る ワクチン不足・世界の感染者数が1億人に迫る中、熾烈化しているのがワクチン争奪競争。アストラゼネカ・ファイザーともにワクチンの供給量が予定よりも遅れているなかで、各国で囲い込みがはじまっている。
●1月26日のコロナ関連ニュースまとめ・1月26日、新型コロナ関連のニュースをまとめてお伝えします。
●新型コロナに挑む! スパコン 世界一の実力・新型コロナとの闘いは人間だけではありません。日本のスーパーコンピューター「富岳」も、未知の新型コロナの解明に挑んでいます。現在、世界ランキング世界1位を続ける富岳は、2位アメリカ製の3倍という圧倒的な計算速度を誇ります。世界1位だからこそ今、注目を集めている日本製スパコンの実力に迫ります。
●東京製綱あすにも表明 日本製鉄のTOBに「反対」・鉄鋼最大手の日本製鉄が東京製綱にTOB=株式公開買い付けを開始したことを受け、東京製綱はあすにも反対する意向を表明することがテレビ東京の取材で分かりました。日鉄は先週、ワイヤロープの最大手、東京製綱に対してTOBを開始し、最大24億円を投じて出資比率を9.9%から19.9%まで高めたいとしています。これに対し東京製綱側は、「事前の相談もなく一方的なTOBだ」として、あす午後にも反対する意向を表明することがわかりました。新型コロナの影響で鉄鋼需要が振るわない中、両社は経営方針をめぐり対立しており、敵対的TOBに発展するのは確実な情勢です。
●経団連 雇用維持が最優先 春闘 連合は2%ベア要求・経団連は主な企業の経営者や労働組合の代表が参加する「労使フォーラム」を、初めてオンラインで開き、ことしの春闘が事実上スタートしました。経団連側は新型コロナの影響で企業業績が悪化するなか、「事業継続と雇用の維持が最優先だ」としました。一方、連合は経済の立て直しには賃上げの継続が重要だとして、「2%程度」のベア=ベースアップを要求する方針を掲げています。3月17日の集中回答日に向けて労使の交渉が本格化します。
●「入院拒否で懲役」削除を協議 特措法 感染症法改正案で与野党・政府が来月初旬の成立を目指す、新型コロナウイルスに対応する特別措置法と感染症法の改正案をめぐり、与野党で協議が行われました。野党側は、感染症法の改正案に含まれる入院を拒否した感染者に対する「懲役刑」について削除を求めていて、与党側は、懲役刑の削除も含め柔軟に検討する構えです。あす引き続き与野党間で協議を行い、法案の成立を急ぐ構えです。
●対中強硬路線を維持 報道官「中国と激しい競争」・アメリカのサキ大統領報道官は25日、中国の習近平国家主席がアメリカのバイデン政権に協調を呼び掛けたことに対し、直ちには応じず、一定の強硬路線を維持する考えを示しました。また、「中国はアメリカの安全や繁栄、価値観に対抗している」と警戒感を示し、国際ルールに従わせるために「戦略的な忍耐を持ちながら進めたい」と述べました。
●路線価 災害以外で初の減額/大阪ミナミ インバウンド消費・バブル崩壊や、リーマン・ショックの時にもなかった異例の対応です。国税庁は、相続税などの算定基準となる「路線価」について、大阪の繁華街「ミナミ」にある3つの地域で4%減額補正すると発表しました。インバウンド需要で高騰していた地価が新型コロナの影響で去年1月の評価時点より20%以上下がったためです。大規模災害を除いて、路線価が減額されるのは、制度が始まった1955年以来、初めてとなります。
●楽天でんき 新規契約を一時停止 電力価格急騰で調達に支障・楽天モバイルは、電力の小売サービス「楽天でんき」の新たな申し込みの受付を、一時停止すると発表しました。厳しい寒さで電力の需要が増え、電力卸市場の価格が高騰し、調達に支障をきたしているためです。サービスの再開時期は未定で、すでに契約している客には、これまで通り供給を続けるということです。
●紙幣の肖像に黒人女性 トランプ政権中断の手続き再開・アメリカのバイデン政権は20ドル札の肖像をアンドリュー・ジャクソン第7代大統領から、奴隷解放運動家の黒人女性ハリエット・タブマン氏に変更する手続きを再開すると明らかにしました。紙幣の変更は、2016年に当時のオバマ政権が発表していましたが、トランプ前大統領が、中断していました。
●ソフトバンク社長に宮川氏 孫氏は「創業者取締役」・携帯電話大手のソフトバンクはきょう、4月1日付で、宮川潤一副社長が社長に昇格する人事を発表しました。宮川氏はこれまで技術担当役員として、通信インフラやテクノロジー全般を統括してきました。宮内謙社長は代表権のある会長に就き、孫正義会長は「創業者取締役」となります。
●“相次ぐ売り注文”の理由は 日経平均 きょうは反落・きょうの東京株式市場では売り注文が多く見られ、日経平均株価は反落しました。
●高級チョコのゴディバ 北米で全店撤退 コロナ影響・高級チョコレート菓子で知られるゴディバは、アメリカでの店舗運営事業から撤退すると発表しました。来月のバレンタインデーを前に日本の店舗はどうなるのでしょうか?
●マスクの着用についてご報告致します・番組ではスタジオでの感染防止対策を強化するため、1月18日からキャスター同士がトークをする際にマスクを着用しています。この対応につきましてご意見を募集しましたところ、多数の賛同するご意見をいただきました。一方で「表情が見えない」「口元が読み取れなくて困る」といったご指摘もいただきました。マスクの着用は継続しますが、貴重なご意見、ご指摘は今後の番組制作の参考にさせていただきます。詳しくは番組のホームページに掲載しましたので、どうぞご覧ください。
●番組の見どころ 1月27日(水)・外出自粛が続く中、自動販売機の新たな活用が広がっている。PCR検査キットからバレンタイン用チョコレートまで、導入の狙いを探る。ほか、新型コロナウイルスのワクチン接種に向けた初のシミュレーションを取材する。
●緊急事態「2月末期限」浮上 延長不可避の見方強まる・追加経済対策の財源の一部となる今年度の第3次補正予算案がこんや衆議院を通過しました。今後、日本経済を回復させていく上で感染者数のいち早い減少が求められていますが、焦点となっているのが緊急事態宣言、解除のタイミングです。政府内からは2月7日の期限を2月末まで伸ばす案も浮上していて、緊急事態宣言の延長は避けられないとの見方が強まっています。
●NEXT STAGE コロナとの闘い 転院難解決へ 杉並区が“協定”・医療のひっ迫は依然、深刻です。病床の使用率は東京、愛知、大阪など20都府県でステージ4=爆発的感染拡大の目安となる50%を越えています。
●NEXT STAGE コロナとの闘い ワクチン対応 大手メーカーも・医療体制がひっ迫する中、期待されているのがワクチン接種です。東京都の小池知事はきょう、東京都医師会の尾崎会長と意見交換し、都民へのワクチン接種を円滑に進めるための専門チームを作ることを決めました。一方、ワクチンの効率的な輸送をめぐっては企業の動きも加速しています。
●NEXT STAGE コロナとの闘い 感染者1億人に迫る ワクチン不足・世界の感染者数が1億人に迫る中、熾烈化しているのがワクチン争奪競争。アストラゼネカ・ファイザーともにワクチンの供給量が予定よりも遅れているなかで、各国で囲い込みがはじまっている。
●1月26日のコロナ関連ニュースまとめ・1月26日、新型コロナ関連のニュースをまとめてお伝えします。
●新型コロナに挑む! スパコン 世界一の実力・新型コロナとの闘いは人間だけではありません。日本のスーパーコンピューター「富岳」も、未知の新型コロナの解明に挑んでいます。現在、世界ランキング世界1位を続ける富岳は、2位アメリカ製の3倍という圧倒的な計算速度を誇ります。世界1位だからこそ今、注目を集めている日本製スパコンの実力に迫ります。
●東京製綱あすにも表明 日本製鉄のTOBに「反対」・鉄鋼最大手の日本製鉄が東京製綱にTOB=株式公開買い付けを開始したことを受け、東京製綱はあすにも反対する意向を表明することがテレビ東京の取材で分かりました。日鉄は先週、ワイヤロープの最大手、東京製綱に対してTOBを開始し、最大24億円を投じて出資比率を9.9%から19.9%まで高めたいとしています。これに対し東京製綱側は、「事前の相談もなく一方的なTOBだ」として、あす午後にも反対する意向を表明することがわかりました。新型コロナの影響で鉄鋼需要が振るわない中、両社は経営方針をめぐり対立しており、敵対的TOBに発展するのは確実な情勢です。
●経団連 雇用維持が最優先 春闘 連合は2%ベア要求・経団連は主な企業の経営者や労働組合の代表が参加する「労使フォーラム」を、初めてオンラインで開き、ことしの春闘が事実上スタートしました。経団連側は新型コロナの影響で企業業績が悪化するなか、「事業継続と雇用の維持が最優先だ」としました。一方、連合は経済の立て直しには賃上げの継続が重要だとして、「2%程度」のベア=ベースアップを要求する方針を掲げています。3月17日の集中回答日に向けて労使の交渉が本格化します。
●「入院拒否で懲役」削除を協議 特措法 感染症法改正案で与野党・政府が来月初旬の成立を目指す、新型コロナウイルスに対応する特別措置法と感染症法の改正案をめぐり、与野党で協議が行われました。野党側は、感染症法の改正案に含まれる入院を拒否した感染者に対する「懲役刑」について削除を求めていて、与党側は、懲役刑の削除も含め柔軟に検討する構えです。あす引き続き与野党間で協議を行い、法案の成立を急ぐ構えです。
●対中強硬路線を維持 報道官「中国と激しい競争」・アメリカのサキ大統領報道官は25日、中国の習近平国家主席がアメリカのバイデン政権に協調を呼び掛けたことに対し、直ちには応じず、一定の強硬路線を維持する考えを示しました。また、「中国はアメリカの安全や繁栄、価値観に対抗している」と警戒感を示し、国際ルールに従わせるために「戦略的な忍耐を持ちながら進めたい」と述べました。
●路線価 災害以外で初の減額/大阪ミナミ インバウンド消費・バブル崩壊や、リーマン・ショックの時にもなかった異例の対応です。国税庁は、相続税などの算定基準となる「路線価」について、大阪の繁華街「ミナミ」にある3つの地域で4%減額補正すると発表しました。インバウンド需要で高騰していた地価が新型コロナの影響で去年1月の評価時点より20%以上下がったためです。大規模災害を除いて、路線価が減額されるのは、制度が始まった1955年以来、初めてとなります。
●楽天でんき 新規契約を一時停止 電力価格急騰で調達に支障・楽天モバイルは、電力の小売サービス「楽天でんき」の新たな申し込みの受付を、一時停止すると発表しました。厳しい寒さで電力の需要が増え、電力卸市場の価格が高騰し、調達に支障をきたしているためです。サービスの再開時期は未定で、すでに契約している客には、これまで通り供給を続けるということです。
●紙幣の肖像に黒人女性 トランプ政権中断の手続き再開・アメリカのバイデン政権は20ドル札の肖像をアンドリュー・ジャクソン第7代大統領から、奴隷解放運動家の黒人女性ハリエット・タブマン氏に変更する手続きを再開すると明らかにしました。紙幣の変更は、2016年に当時のオバマ政権が発表していましたが、トランプ前大統領が、中断していました。
●ソフトバンク社長に宮川氏 孫氏は「創業者取締役」・携帯電話大手のソフトバンクはきょう、4月1日付で、宮川潤一副社長が社長に昇格する人事を発表しました。宮川氏はこれまで技術担当役員として、通信インフラやテクノロジー全般を統括してきました。宮内謙社長は代表権のある会長に就き、孫正義会長は「創業者取締役」となります。
●“相次ぐ売り注文”の理由は 日経平均 きょうは反落・きょうの東京株式市場では売り注文が多く見られ、日経平均株価は反落しました。
●高級チョコのゴディバ 北米で全店撤退 コロナ影響・高級チョコレート菓子で知られるゴディバは、アメリカでの店舗運営事業から撤退すると発表しました。来月のバレンタインデーを前に日本の店舗はどうなるのでしょうか?
●マスクの着用についてご報告致します・番組ではスタジオでの感染防止対策を強化するため、1月18日からキャスター同士がトークをする際にマスクを着用しています。この対応につきましてご意見を募集しましたところ、多数の賛同するご意見をいただきました。一方で「表情が見えない」「口元が読み取れなくて困る」といったご指摘もいただきました。マスクの着用は継続しますが、貴重なご意見、ご指摘は今後の番組制作の参考にさせていただきます。詳しくは番組のホームページに掲載しましたので、どうぞご覧ください。
●番組の見どころ 1月27日(水)・外出自粛が続く中、自動販売機の新たな活用が広がっている。PCR検査キットからバレンタイン用チョコレートまで、導入の狙いを探る。ほか、新型コロナウイルスのワクチン接種に向けた初のシミュレーションを取材する。