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がんぼのぶらり紀行

北海道オホーツク遠軽で、昭和時代のお茶の間みたいな食堂 やってる おばちゃんです。

智歯(親知らず) で大騒ぎ(3)

2009年05月24日 16時53分42秒 | 娘と息子
12時半。

昨夜から水も食事もストップされている。
そのため、「行っても出ないかも」と言いながらトイレへ行っておく。

少し離れたディールーム(食事や娯楽のための大部屋)で食事をしている年配の患者さんたちが目に入った。

20人ほどが前掛けをして、ヘルパーさんの介助を受けながら食事中。
脳神経外科も一緒なので、そちらの患者さんたちなのだろう。

自力ではまったく動けない、食事ももちろんできない人もいる。
流動食を食べさせてもらっている人もいる。
「ウォーウォー」と唸る声も聞こえてくる。結構なボリュームだ。
「夜中じゅう聞こえるかも」と脅かしておいた。(笑)





部屋に戻るなり看護士さんが来て

「筋肉注射しま~す。」

ついで

「麻酔準備剤入りま~す。」 

ナンだか楽しそう・・ (^_^;)




購入してきたバスタオル(大判であれば色は何でもよかった。)を
一枚は敷いて、その上に寝て、一枚はかけて 
待っていてくださいといわれた。
 
寝ているベッドごと手術室へ運んでいくそうだ。
バスタオルは、術後、ベッド間を移動する時にスライディングの道具の一つとして使われるらしい。


参考画像 。 勉強になるなぁ。


自分の好みで選んだ黒いバスタオルにはさまれて横たわる息子を見て、
保育所の頃、お弁当の日によく作ってやった「おにぎりサンド」を思い出してしまった。(笑)



ごはんを海苔ではさみ、間に具を4種から5種、これを半分に切って、
そのままラップしてできあがり♪

『つぶれたおにぎり』の発想の転換で 『おにぎりサンド』は、握る手間いらず、と当時保育所で一時流行った。(笑)



さて、こうなると

入院も 手術も 手術室も 術前の雰囲気にも 病室にも、

慣れない息子は間が持てないのだろう、次から次へとおしゃべりが止まらない。


私も、よせばいいのに息子に合せて、あと数分の「間」をつぶそうとする。


会話の内容は・・


め 「霊安室ってここにもあるんだろうか・・」

が 「病院なら大概地下室があってそこにあると思うよ。」

め 「どんなんだろう」

が 「窓もない壁だけの部屋でね、ドアがひとつあって、部屋の真ん中にベッドがひとつ。 枕元にはロウソクが1本か2本・・」

め 「・・・」





め 「きれいな花畑とか」

が 「川の向こうで誰かが呼んでて渡ると花が一杯の場所があって」

め 「戻って・・」

が 「これるといいねぇ・・」

め 「・・・」



同僚の家の裏手のチューリップ。撮影のタイミングがよすぎたか(笑)

もっと前向きな話をしねぇかい!

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