がんぼのぶらり紀行

北海道オホーツク遠軽で、昭和時代のお茶の間みたいな食堂 やってる おばちゃんです。

冬の風物詩

2020年12月21日 15時23分41秒 | 食堂のおばちゃん

古い造り(昭和8年くらいに建築:t大家さん談)の実家食堂。

冬はもれなく水道凍結がついてくる。

我が家の ”冬の風物詩” である。

当たり前のことに思っていたのだが、今年は開始イベントがちょっと違っていた。

1月末にクルーズ船感染騒ぎから端を発したコロナ騒動は、年末にかけ更に感染者を全国的に増やし、国は二度目の緊急事態宣言を出すかどうかというところにまで追い詰められている。(12月中旬には東京で800名を超え全国で3000人を超え)

重なる外出規制に観光・商業は限りなく売上がゼロに近くなり、わが店も昨年の1/4以下、店を開けても来客がゼロかゼロかイチか。

昼帯のわずか3時間程度しか営業できず、それさえ開店するための準備として店内を温める・米を炊く、などの経費 灯油代、ガス代 を考えると

”店を開店する” → ”来客売上なし” → ”経費倒れ”

の心配が出てきた。

売上が欲しくて経費をかけて開店するのに、売上が立たず経費だけが累積していく悪循環を繰り返している。

そこで12月からは比較的来客のあった平日を営業日とし、土日を休みとした。

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水落としをするのだが、水道管の鉄さびが湯沸かし器内部に溜まり、湯沸かし器が使えなくなってしまったため、休日の初日 金曜日に業者さんに来てもらい 二階で眠っていた湯沸かし器と交換をした。

思えばその後、帰宅前に ちょっと気にかければ良かった。

12月に入ってから連日 ‐10℃を下回る日が続いていたのに、”水道の水落としはしてある”安心感から、”排水管が凍ることがある”まで気が回らなかったのだ。

この4~5日、深夜~早朝の最低気温は-15℃~-19℃。

金~日の休みをはさみ、今朝 開店準備のため店へ行った。

きちんと水落を手順通りに行っていたので、水道水はすぐに出た。

が、出た水を流す流し台の排水管が上部まで凍り付き まったく水を流すことができなくなっていた。

店を開店できるわけもなく、凍った排水管の氷を解かすため、ポータブルストーブを持ち込み、熱湯を流し込んではポンプで汲み出しまた熱湯を流し込み氷を解かすという作業を、結局 6時間以上かかって午後3時 ようやく開通した。

原因=排水管内部に水が残り凍結。さらに水を流し重ねて凍結。

対処=排水管横這い管を約1センチ持ち上げ傾斜を増やす。慎重にやらねば壁内部を通る接続管からはずれる。

   閉店時、排管に残る水分をポンプで吸い出しカラにする。

   念のため 汲み置き水を増やす

など。

イタイ思いをするとしばらくは気を付けるのだが、経年ごとにウッカリミスが多くなる。気をつけねば。


内容掲示

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