がんぼのぶらり紀行

北海道オホーツク遠軽で、昭和時代のお茶の間みたいな食堂 やってる おばちゃんです。

【片づけ祭り】食材管理

2018年09月19日 21時23分12秒 | My House♡ My Fashion♡

パートへ出かけるまでの少ない時間。

もうね、気になってると、やってしまわないと落ち着かないのさ。(;^ω^)

どんだけ忙しい思いをしても、「よし!終わった!!」という満足感を味わって、時間に追い立てられ、お尻に火をつけられ、次の現場へダッシュする。← これが私の日常(笑)

今日も、

掃除機かけて~拭き掃除して~、先日から気になっていた書斎部屋棚片づけ。

いったん、全部出して。 

出さなくてもいいのもあるけど。

モノの種類ごとに分別していきたいんだが、棚にあったカゴの他、自宅に余ってるありったけの容器を集合させる。

粉ものも乾燥品もラップやらコーヒーセットやらなにやらかにやら。

訳も分からず突っ込んでおくと、「〇〇しよう♪」という気にならないんだな。

娘が入籍し、婿さんがこの家に来てくれ、

食事・食材の管理については 娘と共有になる。

婿さんのお弁当作りに頑張る娘。

これまで興味がなかった調味料や調理道具をいろいろと買い揃え、モノは増えていく一方。(;^ω^)

”モノを減らしたい!” 自分と、”モノをもっともっと増やしたい!!” 娘との攻防戦勃発!!!

まぁ、ぶっちゃけ言っちゃうと、一つの家(台所)に ”女二人” は いろいろと大変なわけさ(爆笑)

そこで、”女二人” がそれぞれ納得いく形を作り上げるために、足がかりとなる動きに出た。

実際、今現在、自分の家に、「食材は何があるのか」を把握したい。

入れ物ごとに、

1.粉もの → 薄力粉、パン粉、片栗粉、ホットケーキミックス

2.ソース系 → ケチャップ 中濃ソース マヨネーズ

3.乾物系 → 海苔、高野豆腐、鰹節

4.麺類 → 乾麺、パスタ

5.保存容器、弁当容器

6.コーヒーサーバー類

7.ラップ、密閉シール類・・・

カゴにそれぞれ名前をつけて収めてみる。

液体調味料類は写真左のガラス棚下部に保存。

使用中の調味料、粉もの類も、ガラス棚に容器保存してある。

入れるモノを入れて、まずは収めてみたら、

床に残った 不要な容器。

ん~・・ いや、まだ捨てない。 他に使い道を見つけたる。

上段には食材、下段には調理用具。

右側には、かれこれ購入後20年になろうかというライサー。

炊飯器は使う時だけ、”台所に出勤”。

下段は、ガスコンロ、保存容器、弁当容器、お菓子作り道具など。

同じく”書斎部屋”のガラス棚の方。

右半分は、使用中調味料類(液体調味料含む)

左下には手つかずの柑橘系酒類(みかんのお酒だって~♡)と、おネコ様のお食事茶碗。

コルクボードには、在庫品一覧と、補充すべき食材が一目でわかるようにし、”在庫切れ”品は、予め家族内で決め、納金したオサイフを持って、娘が仕事休みの日に買い出しに行くという流れ。

今日のところは、「うん! やりたかったことを、まず手掛けた!」という満足感。

明日にはまた、扉を開いてしげしげと見て、「あ~・・ これはここじゃない~」とか始まるんだわ。(笑)


停電の夜の走り書き

2018年09月09日 15時43分11秒 | 徒然

平成30年9月6日午前3時8分に起こった 平成30年胆振東部地震による停電は、遠軽町で約24時間。

日中は何やかやと忙しく走り回り、真っ暗になってから ようやく腰を落ち着ける。

その夜、ロウソクを灯して走り書きをする おばちゃん・・・

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午後11時、1本のロウソクを残し、他の3本を吹き消す。

9月6日午前3時に起こった北海道地震で、全道が停電。

星がきれい・・頭上に天の川が見える。

これから何年生きられるかわからないが、きっと 生まれてからこちら 最初で最後の 素晴らしい星空。

店(実家)は、19時まで開けたら、娘の友人が来てくれた。

5時間後には夜が明ける。23時 まだ眠れない

パートも休み、自宅待機。

ロウソク1本の灯りは文字を書くには暗すぎる・・・

夕方まだ外灯りのある間に、自宅へ戻ってトイレ掃除、冷凍冷蔵庫の掃除。

無駄なあがきと解っているが、食材は段ボールに詰め地下室に下ろした。

少なくとも1階部分より2~3℃低い。

娘のチビ冷凍庫は、思いがけずの大規模な ”霜取り作業” となった。

床は水浸しになるのでバスタオル4本が敷き詰められている。

ロウソクを使うという不安。倒れたら火事。

23時30分現在、大きな火事サイレンはない。

真の暗闇。初めての経験。時折家の前を通る車のヘッドライトのみ。

トイレの臭気塔がストップしてしまい、匂いが充満しつつある。

まる一日止まっているので、そろそろ室内に匂いが漏れ出してきたのが気になる。

電池ランタンとか懐中電灯でも灯りはともせるが、数あまりない在庫電池がもったいないので、あえてロウソクを使う。

少し賢くなって、使用済みアルミ缶(ネコ缶(笑))の底に100均の丸磁石を置き、ロウソクのお尻にねじを回しいれ、立たせると立派にロウソク立て。

底部が安定しているので倒れる心配もない。

垂れたロウも受け止めてくれる。

たくさん作れる。(笑)

ペットボトルに飲料用予備の水を入れたのだが、ロウソクの回りに立てたら水に光が反射して広範囲が少しだが明るい。

これも、ちょっとした知恵。

クルマは4日前に給油したのだが、スマホの充電にエンジンをかけることもあり。

無駄遣いしたくないのでなるべく走り回らぬようにした。

豊里方面のホクレン給油所は、店頭から200メートルほど車の行列が午後22時過ぎまで続いていた。

午前0時。婿さんが学生時代に作ったというお手製トランジスタラジオからの情報は、北海道のごく一部で電気が供給され始めたという。

北海道全道が通常に戻るまでは一週間を要するそうだ。

明日以降、停電の対応はどうしたもんか。

ああ、それと、落ち着いたら少ない単三電池で長時間使える 携帯ラジオを探して手に入れよう。

それから、停電が夏ばかりとは限らない。カイロも用意しておかなくては。母の分もね。

水、保存のきく食料、ロウソク、カイロ、ウエットティッシュ、トイレットペーパー、乾電池、磁石・・

再度、ローリングストックの中身を吟味しよう。


平成30年胆振東部地震

2018年09月07日 15時44分24秒 | 食堂のおばちゃん

午前3時8分。作業を終えて(PC)ビデオ見ながら編み物してたら、突然すべての灯りが消えた。

きょとん。

家の中を見回しても、窓から外を見ても、真っ暗。

星灯りでわずかに建物の陰がうつる。

スマホの灯りで玄関から外へ出たが、信号も家の灯りも(午前3時だからほぼ消えているが)すべてが消えていた。

「停電・・」

フェイスブックの知人の書き込みに「ものすごく揺れた。怖かった」という一文を最後に、

スマホ自体も充電中だったが残量30%と少なかったため、消費を少なくするべく電源を切って眠ることにした。

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午前5時。少しばかりのあわただしさに目が覚める。

婿さんがバタバタと仕事に出かけるのを娘が見送るところだった。

「大きな地震が起きて北海道全土で停電だって」

頭をよぎったのは、

1.2キロ離れた実家で一人暮らしの母と合流

2.冷凍冷蔵庫内の食材をどうするか

3.ラジオを手に入れなければ

4.連絡手段であるスマホの充電方法をどうするか

5.停電が数日にわたるようなら夜の灯りの心配。ろうそくの確保とマッチあるいはライター。

6.断水の不安。1つでも多くの容器に水を確保

元々が ”食事を提供する”立場なので、食材はあり、いわゆる ”水と食料を確保” の動きは最小限。

震源地(震度7)の胆振から遠軽は離れているので揺れは感じなかったが、苫東厚真発電所の停止→全ての発電所の連鎖停止で道内のすべての電気が止まってしまった。

午前9時。

信号も全て停止し、一部では誘導員がいたが 周りのクルマとの接触事故に注意しながら実家食堂へ行き母と合流。

異常がないことを確認し、いったん自宅へ戻る。

スマホの充電は、クルマの電源を利用。

徒歩で街中の様子をみながら、運よく開店していれば携帯ラジオがないかとツルハへ向かう。

コープさっぽろは貼り紙され閉店、隣接するダイソーも貼り紙閉店。

ツルハは開いていたが、店内は真っ暗。お客はレジに長蛇の列、レジが動かないので手動計算&清算だった。

欲しいモノはなかったのでそのまま帰宅。

実家食堂も営業はできないと考えたが、ガスと水は使えるので 麺類のみに限り営業をすることにした。

今度は娘を伴い、再び実家へ向う。

3日前の給油時に四千円分入れておいたので、慌てて再給油の不安がなく 良かった。

暗くなる午後7時まで、途中からロウソクを数か所に配置し、店は続けた。

お客様は一人だったが(もうみんな自宅へ閉じこもったはず)来てくださったことに感謝。

ラジオから聞こえる情報では、停電復旧には一週間を要する・・と。

この間、何をどうすればいいのか案を巡らせる。

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母に改めて挨拶をし、自宅へ戻る。

電気もなく することもなく(床掃除もトイレ掃除も明るいうちに終えてしまった) 婿さんと娘と3人で冷蔵庫の残り食材を食べる。

午後8時頃、3人で外へ出る。

月がなく雲もなく、満天の星。頭上にくっきりと天の川が見えた。

全ての灯りが存在しない 初めての暗闇。そこで見る 初めての素晴らしい夜空の星たち。

一生に一度、あるかどうかの経験をした。

写真が撮れなかったのが残念。

滞っていた編み物(ネコの抱き枕ww)を完成させてしまい、午前2時、とうとうやることも尽き、ベッドに。

明日~目が覚めたら~ の停電の一日にはどう対処していこうか・・など考えを巡らせながら、いつのまにか眠ったらしい。

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ひと眠りして目が覚めた午前4時過ぎ、窓へ目をやると「お?」街灯が点いていた。

再度、玄関から顔をのぞかせ、確かに灯りのついている街灯。だが信号はまだ点いていない。

危険回避のため落としていたブレーカーを入れてみた。

昨日の夜中に使っていた、PC前の灯りが点いた! PCは当然、電源が落ちたまま。

しかし、何回か 消防車のサイレンが鳴り響く。

通電したと同時に発火した家があるのだろう。

ブレーカーを落としておいて良かった。


内容掲示

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