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風をうけて vol.3

お引越ししてまいりました。
拙いブログですがよろしくお願いします。

どうにかしないと。

2025-03-27 06:00:47 | 日記・エッセイ・コラム
いよいよ来月一日から新しい仕事に就きます。

”ぴっかぴっかの一年生”ならぬ、”サビだらけの一年生”だ。

何をやったらいいのか、何を覚えたら良いのか、今のところさっぱり分かりませんわ。

果たしてワタクシ、ちゃんと仕事ができるんでしょうか。

ちゃんと職場に馴染めるのでしょうか。

この歳になっても胸はドキドキ状態。

ちょっと後悔などしつつも、時間はどんどん過ぎて、その日に近づいているのであります。

恐らく最年長の職員でしょうな。

なのになんの知識もなく技術もなく、むしろこれは罰ゲーム???

今更、どうになる訳でもないのでまな板に乗った鯉の心境にならにゃいかんでしょう。



さてさて、赴任先なんですがね。

これがまったくの偶然と言うか、奇跡とでもいうべきでしょうか。

なんと、友人の母校ときたらもう因縁でしょう、これは。

その友人、高校で出会って、それからずっと同じ会社に勤め、そうして長い長いお付き合い。

が、その友人、様々な事情があったんでしょう。

いつからか酒におぼれるようになり、最後はその酒に命を奪われてしまいました。

その友人の母校、、、なんだこりゃ!

導かれているのかと、なんとも不思議な因縁ですわな。

行ってきますよ、お墓に。

そして墓前で報告してきますわ。

どんな顔をするでしょうな、あいつ。

大笑いして、頑張れよって言ってくれるかな。

生きてりゃ一緒に祝杯をあげてくれたかな。

ほんと、これが死んでも切れぬ腐れ縁って奴ですかね。



ここ5ヶ月ほど、お尻に根っこが生えてしまうんじゃないかと思うほど家にいました。

朝起きてコーヒーを一杯。

目がぱっちり覚めたら、お腹を空かせた猫たちにちょっぴりのおやつ。

朝食の準備をして、撮りためていたドラマやら再放送のドラマやらを観ながら家族が起き出す時間を待つ。

やっと起き出した家族。

先ずは仏壇の水やらお茶やらご飯やらを用意して線香をあげる。

そうしてまだ食べる気にならない家族をよそにひとり朝食。

朝食を済ませたら、一応畑を見回り、そしてまたテレビ三昧。

その後、気が向けばちょっぴり走る真似をしてみたりでもうお昼。

午後は午後で同じような体たらくぶり。

こんな生活を続けちゃって、大丈夫でしょうかね。

もう完全になまり切ってるこのからだで一日仕事ができるでしょうか。

仕事が始まるまでの待期期間が長すぎるんだよ。

ちょっとでも良いからアルバイト程度やっておけばよかったかな。

あと数日。

なるべくからだを動かし、慣らしておこうっと。

と、言いながら、まだ観ていないドラマの続きが気になる自分でございます。

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農家の事情。

2025-03-17 04:25:46 | 日記・エッセイ・コラム
びっくりするくらいお米が高いよね~。

日本人の主食のお米を買い控えなきゃならないなんて、誰がそんな世の中にしたんだぁ~!

って、庶民は怒ってるんだよね、きっと。

その責任のちょっとのところを負ってるのはワタクシでございます。

と言っては大袈裟でしょう。

でも、その昔、米も栽培していた我が家です。

もう30年も昔のことですがね。

それを止め、少しの野菜を作っては、あとはもう休耕地状態。

きっとそんな農家さん、多いんじゃないの???

そりゃもちろん政府の減反政策もあったからさ、その時は逆に政府の計画に貢献してるんだって思ってたよ。

米を作らないことがこの国に貢献してるってね。

だってお米を作らないとお金がもらえた時代だよ。

そうなったら苦労してお米作って、その代価に見合わない売上金をもらうより、お米を作らず他の仕事に従事した方が全然いいでしょ。

そこに間違いがあったんだね、今の米不足、販売価格の高騰は。

だって、あの頃からお米作ってないからお米の作り方、育て方、分かんないもん。

いざ、お米がないからって、いくら田んぼがあるからって、お米作れないんだよ。

農家を知らないひとにとってみれば、そんなの簡単じゃん、田んぼに水を入れて機械で田植えすりゃいいんじゃんって思うでしょうね。

そんな単純なものじゃないよ。

種から苗を育てて、田んぼに肥料をまいて、害虫や病気の対策に農薬散布して、雑草対策もして、水の管理も当然するんだよ。

ひとつ間違えたら減収、どころか、収穫できなくなっちゃう事態にまで陥るかも。

稲刈りできない、していない田んぼ、時々見かけるよ。

そうなったら赤字も良いところ、それどころか精神をやられちゃうよね。

売り物にならなかったってきついよ~。

自信もモチベーションもズタズタ。

農家として二度と立ち上がれなくなっちゃうよ。

田んぼがあっても米を作れない農家さん、後継者さん、それがワタクシでございます。

専業農家じゃないけどね。



そりゃお米だけじゃない。

野菜だって同じだわ。

やっぱりプロになるのは半端ない技術と知識とちょっとした運がなきゃダメなんだよ。

直売所やスーパーなんかに並んでいる野菜や果物見て、このくらいなら自分だって作れる、そう思うでしょ。

とんでもない!

よく、虫食いのあるモノは農薬を使ってないから良いって言うけど、そうじゃない。

今の農薬って人体に影響しないモノで、その代わり、害虫にも優しくなってる。

残留農薬っていって長く効かないようになってるのに、虫はずっと狙ってるからね。

虫食いのない野菜を作るのは本当に難しいんだよ。

どんな物でも良いのなら誰でも、いくらでも作れるからね。

いつ、なにを、どう使うか。

これを自分のものにするのにどんだけの時間を要するか。

一年で一回しか作れないモノだってある。

はい、今年は実験で、何て言ってたら、良い物ができるまで何年かるんだよっていう話よ。

しかも、失敗したら収入はなし。

そこまで待てるかって言うお話しだよね。



今、野菜が高いから、とか、ぶどうが高く売れるから、とか簡単に考えてるひともいます。

元会社の元同僚が会社を辞めて、やることないから農地を借りて果物を作ろうかって言ってる。

おいおい、なんの知識もないのに、なんの設備もないのに、農地さえ持ち合わせていないのにできないでしょって。

苗木をこれから植えて、その気に実が生って、売れるまでにどれだけの時間が必要かって。

実が生るまでに自分が土に帰っちゃうよって。

それじゃ野菜にしようかなって言うんだわ。

おいおい、どう考えても無理でしょ。

家庭菜園程度の野菜作りじゃ売り物にはなりませんよ。

それは自分にも言えることだけど、せめてその苦労ぐらいはワタクシ、知ってますから。

ひとついくらで売れるから、このくらいの収入になるってそればっかりが先行しちゃうのね。

テレビ番組でも良いところしか写してないし、放送してない。

だから勘違いしちゃうんだよね。

一万円の資材費は簡単に使っちゃうけど、一万円を売るのはどんだけ大変かって知らない。

農家ってそんなものだよって言うけど、夢ばかりが先に立って現実に目を向けようとしない。

新車のトラクターのお値段聞いてびっくりしているようじゃ農家にはなれませんよって事だよね。

さてさて、我が家の農家事情、これからどう変わっていくのか、心配事ばかりですわ。

せめて赤字にならないよう、頑張らにゃならんわね。


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折れた心

2025-03-07 06:08:48 | 日記・エッセイ・コラム
4月より、新しい仕事に就きます。

その前に・・・。

農産物直売所に出荷する運びになっている、我が家の農家事情。

これがね、色々大変なんです。

先ずは、直売所の出荷者承認と登録が必要で、それが認証され大まかな栽培計画を提出するのです。

ところが、農家の出荷するものなんて殆ど変わりがないのは当り前。

だって同じ地区で、同じ土地柄で栽培するものに違いなんてあるはずがないもん。

例えばブロッコリーって、どの家でも栽培してますからね。

もう出荷過多になっていて、売れ残りが発生している訳ですよ。

名の知れた産地でもあるねぎであっても、いくら品質がよくても無理。

消費者さん、お客さんの数に対して出荷者さんが多すぎるという訳です。

多くのお客さんはこの町の周辺にお住まいの方で、良く知っておられますし、自宅でもちょっとだけ栽培してる方もいらっしゃいます。

売れ筋はほぼ決まってる感じなのでしょう。

店長から、栽培計画のうちこれとこれは辞めてくださいと。

ほう、そうですね、、、売れ残ってしまってはお店のイメージってものもありますからね。

ほぼ売り切って、品切れと言う方がお店にイメージとして、”良い物が揃ってる人気店”と感じさせたいのでしょう。

ここは足りなくても困るし、多すぎてもダメ、、、その兼ね合いが大切って事なんでしょうな。



それじゃぁ、この季節、何を作付けしようかと。

ビニールハウスでもあれば、案外何でも栽培できるんですよ。

だけど、そんな施設はありませんからね。

路地ではこの寒さの中、それでも何か栽培しようとすれば小トンネルで葉物野菜でも、と言うことになるのですよ。

ところが、一向に雨の降る気配がない。

雨が降らなければ種を播けない。

仕方なく播種後にじょうろで潅水しても発芽に適したような湿り気にはほど遠く・・・。

そうして苦労を重ね、やっと雨が降ればその雨が雪となり、、、見事に小トンネルを押しつぶしてくださるのです。



本職の農家さんは竹を割ったものを弓として小トンネルを作るのです。

これが優れもので、弾力もあれば強度もある。

このくらいの雪ではビクともしない。

ところが、こちらは親の代で使っていた強化プラスチックの細い弓。

いちころでしたわ。

もう見たくもない、目を負うような散々た現実。

あ~あ、そう簡単にはいきませんわな。

農家だって、いや、農家だからこそ資金力や技術、それと判断力が必要なのです。

にわか農家では太刀打ちできませんわな。

苦労がいっぺんで潰えましたわ。

まあ、小トンネルは崩壊しましたがね、その中の種は発芽し、そして育ってくれるとは思いますがね。

こんな苦労をしているなどと、消費者さんはこれっぽっちも知らずにいるんでしょうね。

お米の高騰、、、お米を買っている我が家の家計には厳しいですがね、農家さんにしてみればこのくらい高くても当然だと思っていることでしょう。

農家の道は厳しく、そして辛い。

潰され、折れ曲がり、まっぷたつに折れたコトンlを目の当たりにした今、本当の自然の厳しさや栽培の難しさを思いさらされたのであります。

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春来たる

2025-03-03 04:31:55 | 日記・エッセイ・コラム
すっかり春めいた陽気になりました。

と、思ったら今日から明日にかけ逆戻りするそうな。

三寒四温だかなんだかは知りませんが、”冬来たりなば春遠からじ”とシェリーさんも申しておりますな。

はい、その通り。

もし、春を入試に見立てるならば、”サクラサク”でございましょう。

悲喜こもごも、本当の人生はここから始まるのでございます。

さて、大学、高校はたまた中学小学校、、、世間ではもう幼稚園から始まるらしき入学試験。

いわゆる、お受験でございます。

競争はここから始まる訳ですがね。

希望の学び舎に一発合格、そして小学校からの一環教育、、、挫折も知らない子供たちが社会に出向くのもこの頃かと。

親の手を離れ、風除けもない世知辛い世の中の無情さに打ちのめされる。

そんな子のお話しを耳にするのです。

自ら命を絶ちたいと泣き叫ぶ子。

毎夜、母親と泣き明かす毎日だとか。

ああ、もっと太く強い心を育てていれば。

勉学だけでは生きては行けぬこと、なぜもっと早くに気付かなかったと。

誰がどう助言しようと、それはもう自らのチカラで立ち上がるしかない。

頑張れ、若者よ。

おじさんたちは皆、太く短い脚で世間のからの重圧を耐え忍んできたのだぞ。

細く長くすらりとしたその脚であっても苦難は飛び越えることはできない。

グッと耐えてみなさい。

答えはきっとそこにあるはず。



いやいや、他人ごとではありませんな。

昨年の11月いっぱいでそれまでの職を退いたワタクシです。

そのまま年金暮らしを夢見ておりましたがね。

強烈な諸物価値上がりの今世、このままでは生きておられると再び就活を始めた訳でございまする。

その成果は・・・。

書類選考でダメの烙印を押された事業所が二件。

書類選考を通過し、面接までこぎつけた事業所が一件。

面接のみで採用とされた事業所と、職場見学を経て実習まで行った事業所がそれぞれ一件ずつ。

合計三勝二敗と言う結果で勝ち越し。

踏負、なにと勝負してるんだ???(笑)

で、採用のありがたいお話しをいただいたにもかぎらず、辞退した案件が二件となった次第なのです。

いやいや、年齢と共に厳しくなりますな、就職って。

結果、お隣の熊谷市のとある職場でお世話になることとなりましてな、先ずはひと安心と言うことですわ。

これも一応、”サクラサク”と言って良いのかも知れませんぞ。

よしよし、まだまだ憧れの年金生活とはいきませんでしたがね、なんとかこれで食いつなごうではありませぬか。



しかし、この4か月の間ですがね。

どうにもこうにも体調が優れませんわな。

と言いうか、暇なんで普通なら気にならないことが気になってしまうと言った方が良いのではなかろうか。

忙しく動いていれば多少痛くとも痒くともそのまま放置できるところを、ついつい変な方向へと考えてしまう。

そうですわ、きっとその通り。

暇と言うのは毒ですわ。

まあ、そんな生活もあとひと月あまり。

考え過ぎを思いっきり楽しもうじゃありませんか。

またしばらくは遊ぶ事さえできなくなるんですからね。

あと何年、働けばいいのか、、、そのすべてはこれからの政府の方針、社会情勢に係ってくるので、頼みますよ、政治家さん。

なんとかお米だけでも気軽に食べられるようにしてくださいませ。

お願いしますよ、マジで。

コメント (2)
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思いのままに。

2025-02-22 03:48:00 | 日記・エッセイ・コラム
まったく、寒くってたまりませんな。

どうしちゃったのかな、温暖化は???

地球の温暖化って言うのは、季節がくっきりする。

寒いか暑いか。

きっとそれしかなくなるって言うことなんでしょう。

普通に生きるのが大変なこの頃ですな。

まあ、それはそれでどうしようもありませんがな。

だって自然が相手ですもん。

さて、そんな気候の中でございます。

「ふかやシティハーフマラソン」の会場が整いつつある昨日、ひょんなことからその会場へ行ってきちゃいました。

はい、ワタクシ、今年も地元の大会だと言うのにエントリーしておりませんので。

と言うか、昨年末から今年の大会は一切どこの大会もエントリーしておりません。

当然、どこの会場にも行っておりません。

だから気付くのかもしれませんがね、”規模が小さくなった?”

この会場だけかもしれません。

毎年、設営されているテントの数が凄く少なくなったように感じるのは気のせい???

それは参加者さんの減少?

それとも諸物価値上がりの影響で予算が追いつかない?

まあ、ワタクシは参加しませんのでね、どうでも良いんですけどね。

聞く話によると、参加賞もだんだんせこくなってるって。(笑)

そのくせ、参加費はかなり高額になって・・・。

ここにも値上げの波が押し寄せているんですな。

世の中の風潮はこの世界も例外じゃなかったってことですな。

気軽には参加できない料金、、、それによって参加者の減少。

そして関係費用の増加、



地元に還元する経済効果に期待が持てず、それよりも交通規制による苦情の増加。

そんなところなんでしょうねぇ。

要するに”健康増進”とか、”地域の活性化”とかの目的が経済に押しつぶされつつある。

マラソン大会衰退への導火線に火が着いてしまったっていう事なんでしょうかね。

事実、熊谷の公園。

この時期、かなり多くのランナーさんの姿が見えるのが通例なんですね。

ところが、”随分ランナーさんの姿が減ったなぁ”と実感するんですよ。

”猫も杓子もマラソン”ではなくなった!?

数時間で定員に充ちてしまう、まさにクリック合戦なんてもう過去のこと?

もちろん、人気の大会も現存してるでしょう。

でも、ローカルの大会の現状は・・・。

定員に満たず、エントリー期間の延長だとか中止だとか。

ちょっと多くなった、そんな気がしますわ。

まあ、まったくなくなることはないとは思いますがね、ブームはいつの世も必ず消えて行くものですよ、どんなブームもね。

直ぐにすり減ってしまうシューズが何万円。

時代遅れのウエアじゃぁと新調すれば、またもや何万円。

さて、エントリーしようかと思えばまたもや数万円。

これじゃやってられませんな。

今でも最新のシューズや時計を持ち合わせ、バリバリ走っているオシャレなランナーさんたち。

まるで高級スポーツカーを乗り回すセレブさんの姿にだぶって見えますわ。

きっと、かなりの高給を得ているんでしょう。

ほら、初任給が30万円の時代ですからね。

まだ就職も決まらず、”年金暮らし”をしているワタクシからは妬ましく思えるのは根性が曲がっているせい???(笑)



ふん、良いですよ。

別に誰もいない田んぼ道をテクテク走るのに、カッコいいカラフルなウエア入りませんから。

目指すものもなく誰に負けたくないとか、記録を狙うとかもないのに高機能の時計なんて要りませんしね。

バーゲンで手に入れ、それもすり減ったシューズだってまったく問題ありませんしね。

ふふ、ただの妬みですわ、、、みっともない!(笑)

やめましょう、、、そんなのは。

もう大会への意欲もそれ程じゃないし、かといって、走るのを止めたいわけじゃない。

要するに自分の好きで良いのよ。

走りたければ走る。

走れなくても、それは誰のせいでもなく自分の運命。

ヤキモチなんて最低ですよ、、分かりましたか、自分。(笑)

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