風をうけて vol.3

お引越ししてまいりました。
拙いブログですがよろしくお願いします。

わからないことばかり

2022-01-30 17:01:17 | 日記・エッセイ・コラム
北京冬季オリンピックが来襲から開催されるらしい。

夏季と冬季を同じ都市で開催するのは初めてらしい。

それはともかくとして、日本に限って言えば今はオミクロン株のコロナが感染爆発している真っ最中だ。

開催国の中国がどんな状況なのかは知らないけど、果たしてこのオリンピック(東京も含めて)は開催して良いのかと思う。

当然、このオリンピックを目指して、多くのものを犠牲にしてその競技一筋に精進してきたアスリートにとっては開催は悲願だと思う。

だけど、もう少し落ち着いてからの開催でも良いのではないかとも思ったりもする。

その証拠に、毎日のニュースで一番に取り上げられる事件と言ったら感染者数。

国民の関心事は要するにオミクロン株の猛威ってことだと思う。

野球やラグビーの選手、他にも取り上げられてないだけで国内のスポーツ選手にも感染者が続出し、中止になった試合さえある今の状況。

敵は他の選手だけじゃない、、、コロナに感染しないことがゼロスタートであって、そこから試合が始まる。

それにエネルギーを使い過ぎて、本来の力を発揮できない選手もいるかも知れない。

それで良いのか、そう思ってしまうのだ。



市民スポーツも状況は同じだ。

東京都は緊急事態宣言の発令を考えているという。

そんな状況下の中、市民マラソンの大会など開催する団体は皆腰が引けてしまうのではないか。

もし、そこでクラスターでも発生したら、マスコミや世間からやり玉に挙げられてしまう。

恐らく中止にしても身銭を切ってその始末に当たる事はないのではないか。

それはやもえず中止にした際の規約として参加費の返金はしないと。

要するに損をするのは開催を信じて参加費を払ってしまった参加希望者だ。

コロナがまん延しだしたその年、私は4レース分の参加費をどぶに捨てたあの悔しさが今もトラウマになっている。

天変地異、自然災害等ならいざ知らず、コロナで保証されないのなら申し込む気になれない。

大会開催に自信がないのなら、返金しないという前に開催自体行わなければいい。



今日、久しぶりにスポーツ店へ立ち寄ってみた。

モデルチェンジした、見たこともないシューズの数々。

今はどのメーカーも超反発モデル、俗にいう厚底シューズの大合唱。

若い店員さんが初心者と思われる中年の方に盛んに進めている言葉を聞くと、悪いが踊らされているなぁと苦笑してしまった。

シューズに頼る必要もないし、早く走る必要もないのに反発がどうだとか軽さがどうだとか、まるで一流アスリートのランナーに進めているかのようだった。

そんなシューズを取りそろえるメーカーの意図が見えない。

誰もが箱根駅伝を走る訳じゃないし、MGCを目指せるわけでもない。

高性能と銘打って高額のシューズを売りつける、、、必要もないのに・・・。

そもそも大会自体がないのだから、早く走る道具よりも安全に走れるアイテムの方が重要じゃないかと思うのだが、それではきっと商売にならないのだろう。

とは言っても、別に大会だけで記録を目指すというのもおかしな話で、公認の記録でなければ記録ではないとも言い切れない。

先ずは自己満足の世界であって、自分のプライドは完走証だけで成り立つものではない。

そこが難しいところで、証明がなければあとは自己申告。

自分は世界最高記録で走ったと虚偽の申告をしても誰にも迷惑をかけることもない。

信じるか信じられないか、それだけのことだ。

そんなために高価なシューズは必要なのか。

メーカーの狙いって何?

早く走る手助けはいらないから、耐久力があって安定感のあるシューズの方が重宝すると思うのだが・・・。

どうにも腑に落ちないことが多いこの頃、別にひとに合わせることもないか。

自らの思う道程を走るべし。
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なんてこったい!

2022-01-23 08:17:29 | 日記・エッセイ・コラム
年が明けて、”今年はどうかコロナが落ちつきますように”と、誰もが祈った事でしょう。

なのに・・・ご存知の通りでして・・・散々ですな。

そこで何を思ったか、この寒いのに山へ行こうと、、、物好きにも程がある(笑)

ところが、これが悲劇を生んだのです。

あろうことに、岩場で転落、、、奈落の底へ、、、約1m、、、(苦笑)

しかしこの1mが酷い事になってしまいましたわ。

膝、脛、そして肘を使って大きな岩を割ってしまうかのようにドロップキック!

そのおかげで未だに膝が痛とうございます。

お皿がわれちゃった???

ならば接着剤でくっつけちゃえばいい、、、などと、冗談にも言えんわ。

ああ、、、とろくなってしまいましたなぁ。

ロープ場で新品の靴がすべり、ドサッと。

なんともみっとない哀れな姿。

風に揺れるミノムシのよう。

それだけならまだしも、増えた体重でつかんだロープで支えきれずドボ~ン。

ああ、そっか、、、遭難ってこうして起こるんだなぁと実感しましたわ。

標高260mあまり。

なめておりましたわ、、、滑落に標高は関係ございません。

どうか山を愛する皆様、ご自分のお歳と体力をどうぞご考慮の上でお遊びくださいませ。



さてさて、遊んでばかりはいられませんな。

まだ”夢の年金生活”には長~い月日が残っておりますがな。

その間にと、終の棲家として今の仕事を選んだわけでございます。

ところが昨今の定年年齢延長の余波を食らって、その終の棲家がいつの間にかただの”腰かけ”に思えるようになってしまったのですよ。

嘱託社員には当然ですが、悲しいかなボーナスという文字は存在しませぬ。

社員と一緒に働いていれば、「なんだよ、、、同じ仕事してんのに!」と思うのは自然の流れじゃござんせんか。

チクショウ、、、ただ単に年を取ってるからって、こんな扱いかい!?

あまりに不公平じゃんか。

年金支給も遅らせられ、定年年齢も上げられ、もっと働け、、、、だけど身分は時給労働者。

だったら、ボーナスをもらって喜んでいる奴らをさしおいて、こっちだってそれなりの自衛策を行使してやるぜ。

と、ハローワークの求人情報をぺらぺらとめくるんですよ。

すると、あるじゃないですか、、、まだ、年齢制限にひっかからず社員としての身分を勝ち取れる職場が。

ほら見ろ、、、ぞんざいに扱うから反逆者が出ちまう。

思い知ったか!

って、辞めちゃった訳じゃないけど、、、、。

ああ、、、考えちゃいますなぁ、、、転職。

同じ職種でもまったく違うんだもん、お給料とか待遇とか。

本当の意味でワタクシの終の棲家って何処にあるんでしょうかねえ。

まあ、今の職場じゃない事は確かじゃないかと思うんだけどね、、、。



一旦、コロナが猫を被って落ち着いたかのように見せておいて、実はぬくぬくと力をため込んでいた。

それにだまされたか、あちこちの大会が開催に向けて参加者募集を始めた矢先、オラオラって猫を脱ぎすてたオミクロンが猛威を振るってる。

もう何度だまされるんだよってお話し。

こっちもその気になっちゃって、よ~し、走ってやろうじゃないかって練習でもやる気になったらこのざまよ。

もうだまされん!

やめたやめた、、、と、山に行き始めちゃったわけよ。

そうしたら落ちちゃって、、、まったくもうどうしようもないわ。

あんたはもう家にいなさい!

運動不足に過食、、、ふん!

ぶくぶく太っちゃって、今度は運動しなさいって健康診断で言われんだろうな。

おいおい、何処で運動すんだよ。

だったら食うな!

ハイハイ、そうしますよ、、、目の前にはお煎餅、、、ダメだこりゃ。

こんな世の中に誰がした!

あ~あ、寅さんみたいに風の吹くまま気の向くまま、、、旅がしたいぞ。

仕事も生活もみ~んなけつをまくって旅に出られるのは、虹の階段をのぼって黄泉の国に旅立つまでお預けなんでしょうかねえ。

あ~あ、いやだいやだ・・・(笑)
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”息”は生きとも読む

2022-01-03 05:44:56 | 日記・エッセイ・コラム
明けましておめでとうございます。



お正月も今日で3日目。

もうしばらくすると箱根駅伝も復路のスタートが切られます。

箱根ランナーたちもそうですが、とりわけこの日まで一度も駅伝メンバーになれずにこの日を迎えた多くの大学駅伝部の4年生はこの日をどんな気持ちで迎えるんでしょうね。

目指すモノがあったから今まで走り続けることができた、その目指していたモノがこの日で終わる。

それって、例えば甲子園を目指す高校生にしたって、インターハイ出場に燃えていた他の運動部部員も当然同じ。

文系の子だってそういうものはあるよね。

ここまで大きな目標って、この先の人生においてそれに匹敵するような、いやそれを越えるようなモノがあるのかと思うけど、目標が例えなくても息さえしてれば何とか生きていける。

でもその息の仕方が肝心なんですわ。

どんなに苦しくても、あの心臓が飛び出てしまうくらい追い込んできたあの瞬間を思えば、どんなつまずきにだって軽く超えられる。

何も走る時だけが苦しくなるんじゃない。

困難なんて生きているうちはどんな形にせよかならづ目の前に現れてくる。

そこなんですよね~。

きっと目指してきたものが苦しいものであればあるほど、山を乗り越えられる力は必ずついているはず。

ああ、、、そんな目標をもって生きてこなかったからなぁ~(笑)

小さな出っ張りでもすぐにころんじゃう。

ダメだなぁ。

さあ、今日こそは走ろう、、、と、毎日思ってるけど、何か気が入らない。

お正月早々、なんだかなぁの気持ちに苛まれておりますわ。



お正月元旦。

初日の出を拝み向かった先はお隣の町、本庄市。

この町の歴史ある大会、「本庄市民元旦マラソン」へ気まぐれで走ろうかなと。

距離は2km程

走るというよりは”遊びに”いこう、そんな感じかな。

スタート時刻7時30分

何やら受付が済んだ順にスタートして良いようで、一斉にスタートする本格的な大会じゃない事は募集要項で確認済み。

良いんです、それで。

正月元旦から走ろう、そう思っただけで自分としては上出来。

小さな子供からおじいちゃん、おばあちゃん、それに本格的なランナーさんまでがそれぞれの走り方でスタートしていくんですね。

そうか、走るって目標じゃなくって楽しいと思うことが大切なんだ。

時計も計測もなく、コースが続いているからそこを走る。

それで良いじゃないか、、、はっはは、今年のお正月元旦から人生を悟ってしまいましたわ。(笑)

それなら、来年はビシッと仮装を決め、こんな参加者さんたちをお正月から笑わせてあげよう。

そうだ、仮装の為の製作ももう何年も手が停まってるし、ちょうど良いじゃないか、、、マスクはいらないし。

”笑う門には福来る”

本庄市民元旦マラソン、、、来年は落語番組「笑点」よろし、お笑いの大会にして見せるぜ!



”一年の計は元旦にあり”

はい、来年の目標ができたところで、さてさて今年はどうしようか、そこが問題ですなぁ。

当然、来年の元旦マラソン用仮装アイテムを製作するのは当然ですが、他に目指すモノは・・・ない。

ノリで来年の「ぐんまマラソン」を走るからって昨年暮れに言っちゃったけど、いまいち気持ちが向かない。

カラダの痛みも、あちこち抱えている不具合のことや不安要素満載のカラダのことが一番の理由だけど、それだってその昔は意欲や気力だけは失わなかった。

それがどうしたことでしょう。

自分に対していたわりやかばうことしか心になくなっちゃった。

情けないやら悔しいやら、、、。

でも、痛いものは痛いし、きっと何か得体の知れない悪魔がこのカラダの中でうごめいている。

怖いというよりも諦めに近い。

でも、想い返せば自分の人生、悔いはないとも思っている。

自分という人間にしては上出来じゃないかと、既に最終評価も自分に与えてしまった。(笑)

心静かに燃え尽きよう。

とは言いつつも、まだまだ余力の人生は続いている訳で、息はしますよ、生きますよ。

箱根ランナーには負けるけど、大学まで走り続けた陸上部や高校生アスリートほどの息には敵わないけど、多少は苦しい息を経験してますからね。

今のような無呼吸での時間はあっても生きられますって。

燃えカスのような残骸をかき集め、もう一度何とか火を焚きつけてみますかね、息をしているうちに。
コメント (2)
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