風をうけて vol.3

お引越ししてまいりました。
拙いブログですがよろしくお願いします。

コロナの罪

2021-09-17 05:55:01 | 日記・エッセイ・コラム
来週末、二度目のワクチン接種の予約が入っている。

一度目の接種後の夜中、指先に痺れやこわばりを感じ焦った。

その症状は結局、一日ほど続いたが、特別困ったと言うこともなかった。

が、その後に発した肩の痛みに困惑。

そうでなくとも今現在、両肩に肩関節周囲炎を発しており、夜、睡眠もとれぬほどに痛んでいた肩だ。

その痛みとは別にもうひとつ肩に他の痛みが走る。

これにはさすがに閉口してしまったが、それも3日目にはその痛みは消えた。

しかし他の人に副反応の様子を聞くと、どうも私は他の人よりもその症状が強めに現れてしまうようだ。

そうなると二度目、あるいはあるかもしれない三度目の接種に不安を感じる。

副反応が強めに出るのは若いひとに多いというが、それを喜んでいたりする気持ちには相当なれない。

何がそうさせるのか全く分からない未知のワクチン。

掛かりつけの整形外科の医師に話によると、接種後に腰や膝に激痛を感じ、病院へ駈け込んでくる患者さんもいるそうだ。

私の場合その整形外科で肩関節周囲炎の治療にと、間接にヒアルロン酸による注射の治療を今受けている最中だ。

その治療はワクチンを接種した数日は行えないという。

当然とは思うもの、こうも肩に痛みばかり集中するのではたまったものではない。

とは言うものの、このワクチン接種を終えなければこの先、面倒なことになりかねない。

ワクチン接種証明なり陰性証明書なり、自分の安全性を証明する何らかのものがなければイベントの参加や旅行も受け付けてもらえないかも知れない。

もうコロナ感染が叫びはじめられたころから、旅行らしい旅行は一度も行っていないし、当然中止になっているマラソン大会も今後どうなるのかも不明だが、前に進むのにはそれなりの用意は必要だということ。

多く発熱や痛みとして現れると言われている二度目の副反応。

それが待ち受けているにしても、やはり今できることはやっておく。

それが最善な策だと思っているのだが・・・。



昨日、職場の同僚(事務所の隣の席)の方から発熱とのことで休むとの連絡が入った。

今の時期、発熱と聞けば当然コロナ感染が疑われる。

発熱の症状は軽いとのことだが、当然会社からは出社停止を言い渡されたらしい。

この後、PCR検査を受けるのか、他の検査を受けるのかは不明だが、もし陽性との結果が出た場合、遮るスクリーンもないその席にいる私は濃厚接触者とされるのだろうか。

まだ二度目の接種も終えていない私の場合、抗体もあるのかないのか分からない状況で、どんな処遇を受けるのだろうか。

自宅待機を言渡された場合、その間の給料形態は?

有給休暇扱い?

二週間も有給を使ってしまってはもう残りがなくなってしまう。

もちろん、同僚の体調のことが一番重要だし、どうかコロナ感染でないようにと祈るのだが、自分のこと、更には家族の事まで不安がよぎるのだ。

さて、今日はその同僚の様子がまた報告されると思う。

その後の3連休。

どうか、ただの発熱(それも回復して欲しいが)であって欲しいと願うばかりだ。
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やらなければいけないこと

2021-09-12 12:26:28 | 日記・エッセイ・コラム
深夜のTV放送。

某国営放送でのスペシャル番組。

「”ふたりな”ならもっと強くなれる~絆で目指す世界の頂点」

あのパラリンピック女子マラソン、金メダルに輝いた道下美里選手と伴奏者志田淳さん・青山由佳さんの挑戦をドキュメンタリータッチで映し出した番組だ。

世界記録を持ちながら前回のリオでは金メダルを手にすることができず、東京大会を前に選手と伴奏者が苦悩する姿に心を揺さぶられた。

ここ3年、コロナ感染によりあらゆる大会が中止になり、その上に自分の体調の悪化や生活環境の変化により走れない、走らない日々が続いている。

もう年齢のこともあるし、この先コロナの終息がいつになるのか出口も見えず、殆ど大会を走る事はないのではないかと思い始めていた。

健康のため、それに気分転換、そんなことができればいい。

公園でも近所でも、ジョギングだけで充分だ、そう思っていた。

だけど、この番組で思い出したのは、視覚に障がいのあるランナーさんは伴奏者がいなければその練習さえ行えないのだ。

少しでも気持ちがあるのなら、自分が走ることでブラインドランナーさんの手助けになるのならもっと走らなきゃいけないんじゃないかと。

しっかりゴールまで導けられるだけの走力は取り戻しておかなければならないのではないかと。

今後、ワクチン接種の拡大で大規模の大会が復活したなら、その時に必要とされるなら、いつでも走れる準備は整えておこう。

まともに走れなくなって年単位でのブランクがあるにしても、まだ今なら間に合うかもしれない。

まだまだ老いるのには早いと、深夜の番組に背中を押された。


コメント (2)
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ふと、思いました。

2021-09-05 06:08:09 | 日記・エッセイ・コラム
ほんの2時間前。

あの福島県双葉町の復興についてのドキュメンタリー番組を観ていました。

いったい、何時から起きてるんだよ、、、って話ですが、問題はそこじゃない。

大きな地震に襲われて、津波が押し寄せて、そして原発がやられてしまって放射能汚染。

避難を余儀なくされて、ようやく一部で避難解除された双葉町。

故郷を思う若者、そして変わりつつある復興の町並み。

遠く離れたこの町で暮らし、地震、津波、放射能の被害に遭うこともない私たちにもぐっと心を揺さぶられる映像でしたわ。



今でも非難した住民の半分も戻らないという双葉町。

未だ被災したまま、朽ち果てそうな家屋や様々な施設。

どのくらいの涙がそこにあったのかと心を痛めるのです。

双葉町からほど遠くない広野町に約半世紀昔、知り合いがおりました。

そのひとが今どこで、どうして暮らしているのかも知りません。

きっとそのひとも故郷が変わっていく風景を目の中に押し込まれていると思います。

子供のころ、例えば町のお祭りだったり、公園で遊んだことだったり、そんな思い出は今では見る事のできない風景の中。

そりゃどこの土地だって変わっていくものだけど、古くなって取り壊されたものとは全く違う壊され方でなくなっていくのですよ、思い出が。

そんな故郷をなくし、こころを痛めたひとたちが愛した福島。

ある国のひとたちは、根拠もなく放射能に汚染されているといって、この国に来てまで福島産を拒否している。

しかも、平和の祭典だと言われているオリンピックで。

こんな辛いことってあるのかなと、悲しくなって仕方ありませんわ。

悲劇に襲われた町だけど、この番組で紹介された方たちはほんの一部。

もっともっとたくさんの人たちの尽力で復興の道を歩んでいる福島。

そんな福島を誇りに思うのですよ、私は。



一度起きてしまった悲劇はもう消すことはできません。

でも、人々たちの努力で立ち直った福島の姿もまた消せない事実なんです。

人間、生きていると色々な場面に遭遇するもんです。

大雨で流されそうになりながらも生きてきた人

土砂が崩れ、埋まりそうになりながらも逃げ出しいきてきた人。

そして、巨大地震に遭いながらも、必死になって生きてきた人。

過酷な運命を歴史は容赦なく押し付けてくるのです。

その中を負けずに生きてきた人を誰も否定することはできません。

”もっともっと幸せになりたい”

人間は誰でもそう思って生きているはず。

”きずつくために、うまれてきたんじゃない~♪”、、、そんな歌詞があったよね~。

まったくその通りだと思いますが、いかがでしょうか。
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