風をうけて vol.3

お引越ししてまいりました。
拙いブログですがよろしくお願いします。

失敗から何を学ぶ?

2023-11-25 05:14:14 | マラソン
もう、何年も前のように思えてしまいます。

「宇都宮マラソン」

栃木県の県庁所在地、宇都宮市で行われるマラソン大会。

北関東の中核都市、人口が栃木県で最多を誇ろ町、そんな宇都宮。

聞いただけでこりゃ”シティマラソン”だなと思わせる大会。

ところが、現地に着いてびっくりしたわ。

清原工業団地にある総合公園。

周りは大きな会社、工場ばかり。



ここを発着の場として、市街地を走るのかと思いきや、工業団地内の道路を走るだけ。

しかも、片道5km程のコースを往復。

ハーフのコースはそれを2周回と最終回にスタート地点を過ぎ、小さな折り返しを経てゴールと言う、実に退屈なコース設定。

工業団地内であるせいか、ほぼアップダウンはなく、しかも同じ道を4回も走れば先読みはできるし、距離表示もあるから確かに頑張ればタイムは出るやも。

ところが、驚いたことにスタートブロックが年齢順。

そんな大会、初めてだったわ。

女子なんて最後尾。

これってある意味犯罪じゃね!?

可哀そうに、女子の早い子たちは、おじいさんや若いゆっくりランナーを右往左往しながらかわしていく。

本当に気の毒だったね。

おじいさんランナーも先を急ごうとすると、さほど広くもないコースいっぱいにゆっくりランナーさんが行く手を阻み、もう何度追突、衝突しそうになったことか。

それを知ってかどうかは分からないけど、県外からの参加は少なめ。

私だって、はるばる高速道路を2時間飛ばして、ここまで来た甲斐がありませんわな。

しかも、この日の調子は最悪。

そんなに強い練習を前日、前々日にしてきたわけでもないのに、アップの時点でその足、からだ、そ両方の重さに走る前からギブアップ。

とてもタイムを狙えるような状況ではありませんな。

でも、やるだけのことはやらないと、と、最後まで落ちないペース配分を心掛けれ走ればいいやとスタートした訳ですが。

これが後にラップを確認してみると恐ろしく滅茶苦茶なラップで、1km毎のバラツキが平坦なコースにも関わらず30秒もあるという悲惨さ。

落ちていくラップではなく、最後まで上がったり下がったり。

それだけペースをつかみにくいコース&調子の悪さと言うところかな、今から考えるとね。

失意のレース、、、あわよくば100分を切って90台で走りたかったけど、遠く及ばずちょうど106分のゴール。



この失敗レース、練習の内容が悪いのか、それとも運転の疲れなのかは分かりませんがね、コロナ前への復調の道は遠いのうと感じられずにはいられませんでしたわ。

次は伊勢崎シティマラソン。

もう来週ですがね、良い練習はこなせていません。

何をどうしたらいいのか分からないし、諦めもあるし。

チームの若い子たちに煽られてその気になったものの、難しいですな。

きつく練習を行えばしばらく走れないほどダメージが残るし、軽くいなしていたら向上はない。

この辺りがおじいちゃんランナーの辛いところ。

さて、あと一週間。

何をしていこうか、思案のしどころですな。
コメント (2)
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こころのおきば。

2023-11-13 05:17:09 | 日記・エッセイ・コラム
”もっと走り込めば、、、もったいない”

嬉しいことばでもあった。

練習会での一幕。

キロ5分20前後で並走する走友の言葉だ。

こちらは生きも絶え絶え、発する言葉に呂律が回らない。

一方彼は楽勝そのもの。

練習量の差が会話を止める。

”もっと走り込めば、かぁ”

このスピードではもうおしゃべりランが不能な自分に、いまひとつ課題を背負わせてくれる。

決して重い荷物ではなく楽しい荷物でもあった。

チーム結成以来、既に5年の月日が流れた。

隔週で開催する練習会。

一時期は2,3名程度しか集まらなかった。

それが今ではその都度10数名もの賑やかさ。

続けてきてよかった、そう思う朝の練習会だ。

しかし、続けてきていなかったのは実は自分の練習でもあった訳だ。

目標がない、ならば走る必要もない。

コロナだから、歳だからと言い訳を付けて。

彼、そして彼等とのおしゃべりランを可能にする練習を積み重ねる。

それだって列記としたモチベーションに持ち上げてもいい。

先ずは何からしよう。

スピード、心肺の強化?

持久力から鍛え直そうか。

いやいや、もっと強く折れない心。

走ります、今日から。

目標は生きのキレないキロ5kmって言うところかな。



例えば40年。

毎日全力で働いていたらその期間、心身ともに持ちこたえることができるだろうか。

”手を抜く、逃げ場をつくる”

それを教えてやりたかった。

しかし、職場の”彼等”にはそれが理解できないらしい。

きっと、今まで(健常者と同じように)と、追い込まれて生きて来た。

頑張らなきゃいけない、そいう教育の元、どれだけ無理を強いられてきたのか計り知れない。

まだ足りない、まだ足りないと何につけてもそう言われ続けてきたのだろう。

引けを取らない生き方が彼等にとって幸せなのか。

すべて頑張る、そんなマインドコントロール。

いいんだ、力いっぱい生き続けるだけが人間じゃない。

頑張れの呪縛から解放、それを悪と思う彼等。

自然で良いんだ、が、通じない彼等。

それを取り巻く社会もそうさせたいのか、冷ややかな目、偏見な目で突き刺す。

やりきれない気持ちで彼等の反発を受け止める毎日。

この仕事にも少々疲れたか。

思った通りのノルマをこなしきれない毎日だ。



日本を見たい。

世界を見たい。

旅に惹かれる。

痛み出した心の傷に旅と言う名の難航を塗りたくりたい。

当然、時間はない。

資金だってあるはずもない。

せめてぬくんだ暖房器具に温められながら旅行パンフレットを眺める小さな憩いの時間。

想いは遠く北の空。

いや、これからの時期は南の国か。

そろそろ潮時か。

もっと自由な時間を求めても良いのかも知れない。
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