もう風が秋。
暑い、暑いといっていた数日前が嘘のよう。
またぶり返すこともあるだろうけどもう大丈夫。
あれだけの暑さを乗り越えてきたのだから。
今年は母親の新盆。
昔からのしきたりや風習。
それはそれは知らないことばかりで大変な思いをした。
運よく今は護持会の役員(お寺の役員)だったためご住職に分からないことを随分教えて頂いた。
これでもうお葬式から法事、そしてお盆のことまでほとんどわからないことはない。
よく昔から「お寺のことが全部わかるようになったら今度は自分の番」なんてことを言う。
そろそろ私もそっちのことを考えていかねばならない年齢か?
いやいや、まだそんなことはない、、、と思う。
そんなことで今年はかなり忙しいお盆の時期を過ごした。
となれば、いつもの通りの冬野菜の苗作りも手が回らず、いや正確にいえばやったことはやったけど見事に失敗。
あの暑さと管理不足で完全に一回分の種と労力を無駄にした。
もう時期的には少し遅いと思われたがダメで元々、蒔き直して今はどうか立派に育つようにと願うことしかない。
そんな作業中でもわんぱく盛りのこの子たちには格好の遊びの対象。
いつもの公園から3匹こぞって我が家にやってきたいたずら者。
一匹は綺麗な三毛だったためすぐに貰い手がついた。
が、オスの二匹はこの子たちの願いが通じたのか、別れ離れにならずに済んだようだ。
いつでも二匹で行動し片方の子の姿が見えなくなろうものなら片方が鳴き叫び必死で探し回る。
どちらが、ではなく、お互いにそうして頼りあって生きている。
きっと公園で何日かを過ごした時にかなり心細い思いをしたのだろう。
まったく人に慣れることのないこの二匹、人間の兄弟だってここまでは、と思う程の仲良し兄弟だ。
そして先輩捨て猫とその息子の二匹ともようやく折り合いがついたのか、やっと静かに4匹の猫が暮らす家となった。
さて、前回に描いた”青写真”だがすでにその野望が打ち砕かされそうな危機を迎えている。
懸案の左足は随分良くなった。
が、その分右側に移行したのか、とてもじゃないが走れそうもない不調に襲われている。
痛みがその主な原因だが、その日その時にならなければどうなっているのかわからない状態。
普通にしているのなら何処にも痛みはないのに走り始めた途端、腰、尻、足の指、酷い時は耳まで痛みが広がりまったくどうしたものかと思案に暮れている。
そもそも左右に分かれての痛みなんてどう考えても普通じゃない。
今までは左側、そしてこの頃になって右側と、からだを真っ二つに割ったようにでるこの痛み。
やっと和らいだかと一時は安堵したのだがそれは一時的な気休め過ぎなかった。
まだまだ時間がかかりそうなことがここ数日で判明したわけだ。
何度も繰り返すそんな状態に慣れてしまったのかもう焦るようなことはない。
いつでも飛び出せる準備だけは整えておこうと気を取り直す。
風は秋。
空は青い。
まだまだこれからである。