食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

索引【み】毎日新聞クロスワードサポート辞書P.47

2022年05月24日 | 毎日クロス辞書/本文
Mcwpt 毎日新聞クロスワードサポート
気になる言葉の辞書 P.47/54



いつも毎日新聞クロスワードサポート(気になる言葉の辞書)にお越し頂き、誠に
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チコ情報/NHK番組「チコちゃんに叱られる」、林修情報/テレビ朝日・林修先
生の「ことば検定」、池上情報/池上彰氏のTV情報番組を参考にしたことを示す。
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ミーイズム = meism。自分の幸福や満足を求めるだけ、他には関心を払わない考え方。自己中心主義。
木乃伊(ミイラ) = mirra・ポルトガル語。「木乃伊」は、オランダ語・mummieの漢訳語。人間または動物の死体が、永く原形に近い形を保存しているもの。「ミイラ取りがミイラになる」とは、人を連れ戻しに出かけた者が、そのまま帰って来なくなる。転じて、相手を説得するはずが逆に相手に説得されてしまう。
三浦しをん = 小説家・随筆家(本名)。投/ネットでは「しおん」と書かれていることが多い。作品「舟を編む」は、辞書編纂(へんさん)の大変さを描いた小説で感心させられた。映画も見た。辞書は10年程度を掛け編纂するので、大赤字。投稿者はこの小説・映画で刺激を受けて、いくつか辞書を買い足した。家には一般の辞書の他に、新語辞典・発音アクセント辞典・故事辞典など、10冊以上ゴロゴロしている。枕替わりにはしていない。
・水脈(みお) = ①河・海の中で、船の通行に適する底深い水路、みよ。②船の通った跡、航跡。投/1985年のNHK朝ドラ「澪つくし」、沢口靖子・川野太郎が出演した。こちらは良かったが、杉田「水脈」総務政務官は酷い。結婚しない・できない女性や同性愛者は、「生産性」がないと罵った。さらには性被害を受けた伊藤詩織さんを「枕営業の失敗」と書いたSNSに、執拗に「いいね」を押して、裁判所から賠償判決が出された。こうした人物を政務官に着けた、岸田首相の神経を疑う。
見返り美人図 = 17世紀(江戸時代前期)の美人画。浮世絵を確立した画家・菱川師宣(もろのぶ)の代表作にして彼の代名詞的一図である。緋色の衣裳を身につけた美人の女性が、ふと振り向く(見返る)様子を描いたもので、世界的にも非常に著名な肉筆浮世絵である。投/40年以上前の切手ブーム絶頂期に、親から借りて切手商から2万円近くの価格で見返り美人切手を買った。その後、3千種弱集めたがブームも去り、ここにも高齢化の波が押し寄せ手放す方が続出している。そのため業者が買い取る金額は切手額面にも遥か及ばず、端金(はしたがね)しかならないほど買い叩かれる。そんな足下を見透かした宣伝激しい買取会社バイセル社に出さず、死ぬまで塩漬けを決めた(孫が興味持つかを待つ)。
782mikaeri2782mikaeri1 左/縦63・横31cm、右/1948(S23)年発行の切手
帝揚羽(みかど・あげは) = 笑い言葉 < 投/止事無き(やんごとなき)名前が付いた昆虫=蝶の帝(みかど)? 止事無いは、①捨てて置かれない、よんどころない。②ひと通りでない、特別である。③身分・地位などが極めて尊い、重々しい、高貴である。
766mikado
三行半(みくだりはん) = 離縁の趣旨と再婚許容とを記して相手に渡す書状。多く、江戸時代、妻を離縁する時に渡した。「三下半」とは、書状を3行半程度で書いたことによる。投/庶民は字を書けない人がいたため、3本の線とその半分の長さの線を1本書くことにより離縁状と同等の取扱いがされた。それが、三行半という呼称として広まった。
輿(みこし) = 投/正しくは「御輿」だが、巷では「神輿」と書くほうが多い。「御輿を担ぐ」とは、他人をおだて上げる。投/「御輿は軽いほうがいい」の名言?は、小沢自民党幹事長(当時)が、時の海部俊樹首相を指した言葉と言われる。実力や経験が伴わない上司や幹部は、扱いやすいと言う意。大企業でも“差し障りがない”社長が選ばれることが多く、こんなことをしているから日本経済は伸びない。
道草を食う = 途中で暇を費やす。横道にそれて手間どる。語源は、馬が路傍の草を食って進行が遅くなる意から。
御堂筋(みどうすじ) = 大阪駅前の梅田から、中之島・船場を経て難波に至る目抜き通り。大阪を代表するビジネス街・繁華街。大阪では南北に走る道路は「筋(すじ)」、東西に走る道路には「通(とおり)」と呼ぶ。豊臣秀吉が大阪城を築城し、先に東西の道路網が整備され「通り」とした。現在では御堂筋は大動脈だが、歴史的に見れば「通」の方がメインで、「筋」はランクが落ちる扱いで「通」を補完する副次的な役割を担っていた。投/東西・南北の道路を呼び分けるのは便利。でも東京の道路は碁盤の目になっていなので不可。
緑の黒髪 = 女性の髪をほめていう語。つやつやとした美しい黒髪。語源は、①みどり児(ご)、生まれたばかりの新生児のように無垢な美しさ。②新緑、若葉などが若々しく芽吹く様子。③中国故事から。投/そんな美しい日本女性の黒髪なのに、早くは小学生から・中学生段階でもかなり茶髪化している。”黒髪(神)様”を見たいものだ。ヘアカラーなどをあまりにも早い時期に使うと、アレルギーやガンの恐れもある。
水俣病(みなまた・-) = 熊本県水俣湾周辺の化学工場・現チッソ社から海にメチル水銀化合物(有機水銀)を垂れ流し、汚染された魚を住民が長期に渡り食べたことで水銀中毒が集団発生した公害病。死者1500人以上、被害者は7万人弱。訴えができない方も多数存在する、大変な公害災害。投/5月、環境省は、懇談会出席の被害者団体が「妻が痛いよ!痛いよ!と言って死んでいった」訴えを、「3分」で終わらないとして強制的にマイクの音を切る暴挙に出た。親世代から70年続く苦しみをたった3分で話せる訳がなく、途中で打ち切ることは言語道断。投稿者も、この憤りを別途ブログに書く。公害や環境破壊で苦しむ方々を助けるのが、環境省の役目ではないのか!
未必の故意(みひつのこい) = 行為者が、罪となる事実の発生を積極的に意図・希望したわけではないが、自己の行為から発生するかもしれないと思い、発生しても仕方がないと認めて行為する心理状態。故意の一種。投/育児放棄など親が小さな我が子に水・食料も与えず何泊も外出していたのは未必の故意(死んでしまってもいいかもしれない心理)、いや殺人と言える。虐待死など、可哀想で堪らない。投稿者が常々思っていることは、当然、法律では許されないが、虐待や育児放棄などに限り親に「目には目を」の同じ処罰をすべき。子供が、どんな思いで死んでいったかを分からせるために。
身二つ(みふたつ)になる = 子供を生む。出産する。投/そう言えば、昔、聞いた。後年、お一人様、“身一人様” (造語)になるのは辛いだろうな。最近、アルバム「見てね」のアプリで、毎日のように孫の写真がアップされてくる。このアプリは便利。
耳障り(みみざわり) = 聞いて不愉快に感じること。投/障りとは、害になること。明鏡国語辞典第三版によると、耳に心地よい場合に「耳障りが良い」という言い方は、根本的に間違い。「耳触り(が良い)」の字を書くのも、間違い。「耳当たりが良い」が、せいぜい許容範囲。
ミャンマー軍事政権 = 投/ウクライナ侵攻によって、すっかりミャンマーの凶悪な軍事政権の実態が隠れてしまった。アウンサンスーチー氏の長期拘束、側近が次々と死刑。久保田徹氏が現地のデモを撮影していただけで7年の実刑に処されたが、恩赦で解放された。久保田氏と荻上チキ氏との対談で明らかになったのが、デモや抗議した現地人1万人以上が不当な服役をしている。こんなミャンマー軍事政権を安倍首相の国葬に招いた日本国政府は、世界から批判されている。
三世(みよ) = 過去・現在・未来の三世(さんぜ)。または前世(ぜんせ)・現世(げんせ)・後世(こうせい)=来世(らいせ)。
ミルフィーユ = mille-feuille・フランス語。層になるように作ったパイ生地を薄く伸ばして焼き、カスタードクリームや果物などを挟んで重ねたもの。mille は「千」、feuille は「葉」を意味し「千枚の葉」と言われる。笑い言葉 < 投/ミルフィーユは千葉県の銘菓?(笑)。
弥勒菩薩(みろくぼさつ) = 釈迦の入滅後56億7000万年後に仏となって、この世に現れ衆生を救うという菩薩。弥勒仏。投/像として有名なのは、京都市・広隆寺の国宝「弥勒菩薩半跏思惟像」(-・はんかしゆいぞう)。弥勒そのものは、兜率天(とそつてん)という仏教世界観における天界の1つに待機中だと言う。“約57億年後”は、地球どころか太陽系の存在も怪しい。そんな悠長なことを言ってないで、今すぐ世界に広がる戦争・暴力・貧困・飢餓からお救い賜りたく、一刻も早く現世へお出まし願いたい。補足<“約57億年後”とは、長い未来を指す言葉だそうだ。
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(みん) = 昆虫、特に蚕が脱皮を行うために静止して桑を食わない状態。またその時期、眠期。
民主R・民主K(藤子不二雄) = 立憲民主党と国民民主党は、投票時の略称を「民主党」にした。そのため、民主党と書かれた票はどちらの党に投票したのか分からず。21年の衆院選挙では、「民主党」記入票が両党得票の2割に達し362万票もあった。その票は、両党が取った総票数によって案分(割合比)される。つまり立憲に295万票、国民に66万票に割り振られた。投/どちらの党が得をしたのだろうか。出題者・西尾徹也氏は、藤子不二雄氏の例にならってRやKを加えた略称にすべきだったと仰っているのでしょう。

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「毎日新聞クロスワード」に出題されたワードから、ピックアップしたものです。
「気になる言葉の辞書」の説明は、広辞苑第七版と明鏡国語辞典第三版・三省堂国語
辞典第八版の解釈を主体に、その他複数の辞書・ネット検索・過去の投稿ネタ、投稿者
の感想(投/~と表記)を加え編纂しております。

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