食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

索引【い(あ-さ行)】毎日新聞クロスワードサポート辞書P.3

2023年10月27日 | 毎日クロス辞書/本文
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い(あ-さ行)気になる言葉の辞書 P.3/54



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チコ情報/NHK番組「チコちゃんに叱られる」、林修情報/テレビ朝日・林修先
生の「ことば検定」、池上情報/池上彰氏のTV情報番組を参考にしたことを示す。
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い(あ-さ行)
イースター = easter。キリストの復活を記念するキリスト教の祝日。磔刑(たっけい)にされて死んだイエス・キリストが、3日目に復活したことを記念・記憶するキリスト教においては最も重要とされる祭。春分後の最初の満月の次の日曜日に行われる。イースターサンデー、復活祭。一方、モアイ像で有名な南太平洋の「イースター島」は、1722年のイースターの夜、オランダ海軍がこの島を発見する。発見した日に因み、島名が付けられた。
イータックス = e-Tax、国税庁が運営する国税に係る申告・申請・納税に係るオンラインサービスの愛称である。正式名称を国税電子申告・納税システムという。投/皆様も毎年この時期、画面の「確定申告書等作成コーナー」を利用されていることでしょう。税務署に行かず、パソコン操作だけで終えることができ、投稿者は専ら医療費の還付申告を行っている。さて最早、“自由裏金党” “脱税自由党”とまで称される自民党。その親分の岸田首相が確定申告の呼び掛けを行い、「どの口が言うか」と大批判を浴びた。確定申告のボイコット運動まで起こっている。そう言えば、佐川さん今どうしているのかな?
井伊直(いい・なおすけ) = 幕末の大老。彦根藩主。徳川家茂(いえもち)を将軍の継嗣とし、また勅許を待たずに諸外国と条約を結び、反対派を弾圧したので(安政の大獄)、水戸・薩摩浪士らに桜田門外で殺された。1815~1860年。投/祖母が、NHK大河ドラマ「花の生涯」1963(S39)年を見て知った。原作・舟橋聖一、主演・尾上松緑、子供ながらに重厚感があった。今やそんな番組を見たことがない脚本家・俳優達によって、大河ドラマはお笑い・チャラ番(組)化してしまった。
いい日旅立ち = 山口百恵の「いい日旅立ち」題名エピソード。1978(S53)年、旧国鉄の一大キャンペーン「DISCOVER JAPAN」がスタート。キャンペーンには、日本旅行と日立製作所がスポンサーになった。投/キャンペーンソングの「いい日旅立ち」は、両者の社名を組み込んで付けられたと言う。日と旅、日と立。実(まこと)しやかに語られているが、投稿者としては後付けのような気がする。知らんけど。
烏賊(いかすみ) = チコ情報/料理にイカ墨があってもタコ墨がないのは、同じ墨でも成分が大きく違うため。イカ墨は甘みや旨みがあるが、タコ墨は味がない。イカ墨には粘り気があってもタコ墨にはなく、粘り気があると食材に絡みやすく味を引き立てる。イカ墨にはグリシンやプロリンなどのアミノ酸が豊富に含まれるが、タコ墨は乏しい。投/イカ墨料理を食べる時は、料理における墨の役割を“墨から墨まで”~知っておこう(いつものオヤジギャグ)。
烏賊のぼり(いか・-) = チコ情報/江戸時代、現在の凧揚(たこあ)げは「烏賊のぼり」と呼ばれて庶民に人気だった。しかし江戸城に火が付いた烏賊のぼりが落下したため、幕府は禁止した。庶民は人気のある烏賊のぼりがやめられず、烏賊ではなく“タコだ”と屁理屈をつけて続け今日に至る。「くコ:彡」 ⬅ 海を泳ぐ烏賊の姿。投/蛸(たこ)の形をした凧もあるが、今も凧の原型(形そのもの)は烏賊である。
衣冠束帯(いかん・そくたい) = 平安時代後期に生まれた公家などの最高の正装である「束帯」と、それに次ぐ正装(略装)である「衣冠」とを合わせた複合語。
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意気軒昂(いきけんこう) = 意気込みが盛んであるさま。投/(長く)生き・健康の意味も。
生き字引(いきじびき) = 経験を積み、よく物事を知っている人。先例や規則に精通していて、その人に聞けばすぐわかるというような人。
行き付け(ゆきつけ・いきつけ) = 行きなれていること。常に行って、なじんでいること。「-の店」。投/ゆきつけが第1語。病院の場合は、行き付けではなく「掛り付け」。いつも特定の医者や病院にかかっていること。よく言われるように高齢者や病院好きの方は、もはや「行き付け」になっている。
生き恥(いきはじ) = 生きながらえて恥を人目にさらす。
育児(いくじ) = 笑い言葉 < 子育てに協力しない夫と弱虫な男と掛けて、イクジナシ(意気地なし)。
いくら= 笑い言葉 < この魚の卵は How much? 「いくら?」は、オヤジギャグの古典。投/いくらとは、元々ロシア語の魚卵全般を指す言葉。日露戦争時代に、ロシア人がキャビアの代用にしたのが始まり。
遺訓(いくん) = 故人の残した教え。「祖父の―を守る」
いけず = 行けずの意から(他説もあり)、①強情なこと。意地の悪いこと。また、そういう人。②悪者、ならず者。投/意地悪な言動を非難する時の他に、関西の情緒文化から(a)親しい人にからかわれた時、(b)嫌がっていることを遠回しに伝えたい時などに使うようだ。
井桁(いげた) = ①井戸の上部の縁を、木で「井」の字の形に四角に組んだもの。②ものを組む時「井」の字の形にするその形。よく見るのは“住友井桁”と言われ、住友グループの商標に使われている。住友は、1885(M18)年に登録商標を得た。それ以前、400年以上前から、商人にとって泉の象徴でもある「井桁」は、非常に縁起のよいマークとして一般的に用いられてきた。投/スマホの電話番号の[#]は、実は「ハッシュ」タグ。プッシュホン電話の頃はハッシュの呼び方が浸透してないせいか「シャープ」や「井桁」と言ったが間違い。文字説明では分かりにくいが、ハッシュは横線が水平・縦線がやや右傾斜。[♯]シャープは縦線が垂直・横線がやや右傾斜。全くの別マーク。
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イコン = Ikon ドイツ語(ギリシア語のイメージの意のeikonから)。ギリシア正教会でまつるキリスト・聖母・聖徒・殉教者などの画像。ロシアで独特の発達をみて、ロシアーイコンと称される。
いざ鎌倉 = いざ~人を誘い、または思い立って事をし始めようとする時にいう語。謡曲「鉢木」による、「さあ、鎌倉幕府に、大事が起こってはせ参ずべき場合だ」の意。転じて、大事の起こった場合を言う。投/昔、中川翔子(しょこたん)さんが「ギザ鎌倉」とか言ってたな。大河ドラマの「鎌倉殿の13人」。直前まで殿(でん)だと思っていた。見るか迷ったが、脚本が三谷幸喜氏と分かり即やめた。案の定、大河も現代劇・お笑い番組になってしまった(内容は妻から聞いた)。
いさくさ = 揉めごと、いざこざ、ごたごた、縺(もつ)れごと。双方の意見が食い違い、問題が起こること。投/まさしく自民党裏金議員の出鱈目な言い訳、醜態の揉めごとのようなもの。
勇み肌(いさみはだ) = 威勢がよく、弱きを助け強きをくじく気質。任侠(にんきょう)の気風。そのような気性の人。競肌(きおいはだ)。投/女性版は「姐御肌」(あねごはだ)で、女親分のような、きっぷのいい女の気性。投/これで連想したのが、宝塚団員の痛ましい自殺事件。宝塚歌劇団とは言え、一皮むけば旧陸軍の悪習が続く体育会系と同じ暴力・暴言・威圧体質。タカラジェンヌとは思えぬ罵詈雑言、これからは宝塚“過激”団に変えたほうがよい。
石川啄木(-・たくぼく) = 1886―1912(M45)。岩手県出身の日本の歌人、詩人。代用教員や新聞記者として勤め、初の歌集「一握の砂」が歌人として名声を得た。代表歌は、「ふるさとの 山に向ひて 言ふことなし ふるさとの山は ありがたきかな」「はたらけど はたらけど猶 わが生活(くらし) 楽にならざり ぢつと手を見る」「ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きに ゆく」。
石焼き芋 = 焼いた小石に埋めて焼いた芋。投/経済界にのし上がったある大物は、若い頃に石焼き芋のアルバイトをしていたが、やはり着目点が凄く売上を6倍にした。町内で「石焼~き芋~」と闇雲に爆音マイクで怒鳴っていては、女性や主婦は買いにくい。そこで屋台を置きっぱなしにして、芋を持参して戸別訪問、団地でも各部屋にピンポ~ン(ドアホン)作戦を展開、隠れていた需要は多かったそうだ。
イシュー = issue。論点、争点。投/「ワンイシュー(1つだけの争点)」という言葉は、2005年・小泉首相が仕掛けた「郵政民営化」選挙で踊った。そもそも選挙は「ワンイシュー」ではなく、様々な政策争点を検討し投票するもの。“小泉ブーム”を煽った自民党は大勝し、図に乗った政府・自民党は社会保障斬り捨ての暴挙に出た。今では郵政民営化もほころびが出て、地方では預金の出し入れが不便、簡易保険の不祥事・怠慢、土日曜は集配せず、ポスト削減、ノルマの強化など、サービス低下と組織の欠陥が浮き彫りになってきた。真剣に見定めて投票をしなかったからこうなった。今後も安易に投票すれば、自民党に力を貸すことになる。
偉丈夫(いじょうふ) = 身体の大きくたくましい男。立派な男。
石綿(いしわた・せきめん) = 絹糸のように光り、綿のように柔らかで、しかも強靱。アスベスト。せきめん。熱・電気の不良導体で、保温・耐火材料として用いられたが、石綿の吸入は中皮腫・肺癌の発生率と深く関連し、製造・使用などが禁止された。投/アスベストを吸い込んだ全国の建設労働者や遺族が提訴した「建設アスベスト訴訟」で最高裁は21年、国と建材メーカーの責任を認める判決をした。政治の責任として、補償基金制度が創設された。せっかくの制度も政府の腰が引けたPR不足で、対象者の1/5しか申請していない。
出雲阿国(いずもの・おくに) = 阿国歌舞伎の創始者。歌舞伎芝居の祖。出雲大社の巫女(みこ)と称していたが出身地は不詳。京都で念仏踊を興行して広く愛好され、歌舞伎踊にまで発展。没年は1613年(慶長18)年以後。
伊勢は津で持つ = 「伊勢は津で持つ、津は伊勢で持つ、尾張名古屋は城で持つ」。江戸時代は今の三重県・伊勢参拝がブームだったことから、この言葉が伝わる。伊勢は津(現・県庁所在地)の港があることで参拝者が集まる、津は伊勢神宮への参拝者が多いことで栄える、尾張(現・愛知県)の名古屋は城が出来たので栄えている。投/投稿者得意の政治風に置き換えれば、「自民は公明で持つ、公明は自民で持つ、岸田首相は安倍派で持つ」~それも段々と、それぞれの破綻が迫ってきている。
伊勢物語 = 平安時代の歌物語。作者・成立年未詳。「むかし、男ありけり」の冒頭句をもつ125段から成り、在原業平(ありわらのなりひら)と思われる男の男女の情事を中心として描く。「いろごのみ」の理想形を書いたものとして、「源氏物語」など後代の物語文学や和歌に影響を与えた。
伊勢湾台風 = 1959(S34)年9月26日に和歌山県・潮岬(しおのみさき)に上陸、紀伊半島から東海地方を中心に全国にわたって甚大な被害をもたらした。伊勢湾沿岸の愛知県と三重県の被害が特に甚大であった。死者・行方不明者の数は5000人を超え、明治以降の日本における台風の災害史上最悪の惨事となった。投/台風が直前にならないと分からない時代で、この大惨事をきっかけに「富士山頂レーダー」が建設された。今や気象衛星が監視し、防災インフラが進められた。以降、国民の防災意識も高まり、死者・行方不明者が圧倒的に少なくなった。
緯線(いせん) = 地球表面上における位置を表すために、緯度が等しい地点を連ねた仮想の線。↔経線。
イソ(ISO) = 国際標準化機構、International Organization for Standardization.各国の国家標準化団体で構成される非政府組織である。スイス・ジュネーヴに本部を置く。国際的な標準である国際規格 (IS : international standard) を策定している。
居候(いそうろう)= 他人の家に寄食すること。また、その人。「居候三杯目にはそっと出し」と、居候が万事遠慮がちなことを言う。

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「毎日新聞クロスワード」に出題されたワードから、ピックアップしたものです。
「気になる言葉の辞書」の説明は、広辞苑第七版と明鏡国語辞典第三版・三省堂国語
辞典第八版の解釈を主体に、その他複数の辞書・ネット検索・過去の投稿ネタ、投稿者
の感想(投/~と表記)を加え編纂しております。

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