食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

索引【う(たーわ行)】毎日新聞クロスワードサポート辞書P.6

2023年10月24日 | 毎日クロス辞書/本文
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う(たーわ行)気になる言葉の辞書 P.6/54



いつも毎日新聞クロスワードサポート(気になる言葉の辞書)にお越し頂き、誠に
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チコ情報/NHK番組「チコちゃんに叱られる」、林修情報/テレビ朝日・林修先
生の「ことば検定」、池上情報/池上彰氏のTV情報番組を参考にしたことを示す。
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う(たーわ行)
謳い文句(うた・-) = 広告などで特長をとりあげて強調する言葉。キャッチフレーズ。投/テレホンショッピングの、過剰表現のしゃべりと雰囲気が大嫌い。しかし露天商、路上販売など、寅さんのような実演販売の巧みな話術で客を楽しませる「啖呵売(たんかばい)」は粋だ。リズム良い七五調の口上は、もはや芸術。
泡沫(うたかた) = ①水の上に浮かぶ泡(あわ)。②はかなく消えやすいことのたとえに使う。「-の恋」。投/言葉の韻(いん)が好きだが、漢字は泡沫候補を連想させる。
(うだつ) = ①うだち。梁(はり)の上に立て棟木(むなぎ)を支える短い柱。②出世ができない、身分がぱっとしないこと。江戸時代の民家では、建物の両側に「卯」字形に張り出した小屋根付きの袖壁、長屋建ての戸ごとの境に設けたものもあり装飾と防火を兼ねる。「梲が上がらない」とは、富裕の家でなければ「うだち」(うだつ)が上げられなかったことから。
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歌枕(うたまくら) = ①歌を詠むときの典拠とすべき枕詞(まくらことば)・名所など。②古歌に詠みこまれた諸国の名所。一方、「枕詞」とは、昔の歌文に見られる修辞法。特定の語の上にかかって、5音以下で修飾または口調を整えるのに用いることば。ごくごく一般的には、「たらちねの」母など。
内稽古(うちげいこ) = 芸事の師匠が弟子を自宅に呼んでつける稽古。笑い言葉 < 貴乃花が元気だった頃、「日々の努め、稽古・景子(河野)に明け暮れる」というギャグあり。親方は「内稽古」、女将さんは「ウチ、景子」。貴乃花の反乱騒動があった際、貴乃花部屋は投稿者と同じ江東区にあった。関西の知人からは、えとう区と間違えられたり貴乃花部屋がある区だよねと笑われた。
写ルンです = 富士フィルムの使い捨てカメラ「写ルンです」(レンズ付きフィルム)。1986(S61)年発売。投/スマホ全盛時にフィルムは廃れると思いきや、若い方にウケているそうだ。画像が淡い感じがして、新鮮とのこと。名称区分をカメラではなく「レンズ付きフィルム」としたのは、販売当時はカメラに物品税が掛かることから、それを避けて“フィルム”の部類にした。その後、消費税体系に変わっても、区分名称はそのまま。
独活の大木(うど・-) = 独活は茎が長大でも柔らかくて役に立たないことから、身体ばかりは大きいが役に立たない人のたとえ。笑い言葉 < 走れメロスは“走らにゃならん”、独活の大木は茎が柔らかく、“柱にゃならん”。
雲丹・海胆・海栗(うに) = sea urchin(シー・アーチン)。英語では海の針鼠(はりねずみ)、ワンパク坊主の意。投/漢字を使い分ける傾向があり、「雲丹」は主に食品・加工品。「海胆」は、生物状態。知らないで食べているが、部位は精巣(黄色)か卵巣(やや赤み)。人間様は、性的倫理に問題ないのか?(苦)
(うね) = 種をまいたり作物を植えたりするために、一定の間隔をあけて畑の土を細長く盛り上げたもの。
産女(うぶめ) = 出産のために死んだ女がなるという想像上の鳥、または幽霊。
戸皇子(うまやどのおうじ) = 「聖徳太子」。投稿者のような一定の年齢以上は「聖徳太子」と呼んだが、現在は厩戸皇子と表記する。最近の研究によると聖徳太子説には曖昧な部分が多く、現教科書は後者を使っている。肖像も信憑性に疑いが残るとして、掲載を外した。投/聖徳太子と言えば、昔は1万円札やお金全般を表す言葉だった。でも厩戸皇子では、お金の価値が湧かない。新1万円札は、渋沢栄一に。投稿者の稚拙川柳で、「万円札 福から渋に 縁起ワル」。福沢から渋沢に切り替わり、景気が心配。
ウムラウト = ドイツ語(Umlaut)で、母音Ü Ö Äが後続の母音i(またはe)の影響を受けて音質を変化させる、一種の同化現象。投/辞書をそのまま転記したが、これ以上、発音の説明不可(お手上げ・苦)。
裏皮(うらがわ)= 笑い言葉 < スエード靴や手袋の表側は、「裏皮」(裏側)。
裏白(うらじろ) = ウラジロ科の常緑シダ、アジア各地に広く分布。正月の飾りに用いる。
裏(うら)ない = 投/対比は“お持て成し”~「表(おもて)なし」。投稿者は、2013年の東京五輪の招致決定時から開催に反対してきた。開催に大義はなく、政府や組織委員会のやることは独善的で「表(お・も・て)・な・し」。アスリートファーストと言いながら、選手や観客のことを「思ってなし」と散々使ってきた。
売り家と唐様で書く三代目(うりいえ・からよう) = 初代が苦労して築いた家や財産も、三代目ともなると商売そっちのけで遊芸などに身を持ち崩し没落して、ついに自分の家を売り家に出すようになる。 その売家札の字が唐様(中国風の書体)で、しゃれている。 遊芸におぼれて商売を留守にした生活が忍ばれる、という意の川柳。投/現代の"三代目"は人気抜群、身上(しんしょう)を潰すことはない。
瓜実顔(うりざねがお) = 瓜の種に似た、色白く面長やや細長い顔。投/瓜のような顔と理解していたが、間違い。言葉のように、「瓜実」瓜の種に似た顔なんですね。イメージとしては同じですが。
瓜に爪あり爪に爪なし(うり・つめ) = 間違いやすい「瓜」と「爪」との字画の異同を覚えさせるための句。
(うるちまい) = 炊いた時、米(もちごめ)ような粘り気を持たない、普通の米。投/煎餅(せんべい)、お欠き、(あられ)の違いは、原料の相違。煎餅は粳米、お欠き(大きめ・関西圏の言い方)と霰(小さめ・関東圏の言い方)は、糯米。お欠きと霰は、膨らみやすく柔らかい。投/投稿者は煎餅を食べながらいつも思うことは、袋に「うるち米」と書くより「純米」(食品表示にはない)と表記されていたほうが美味しく思える。酒(純米酒)も飲みたくなる。煎餅業界の方・農水省の役人の方、ご検討を!
ウルトラC = ultra。超・過度・極端などの意。「ウルトラC」は、体操競技の用語。当時の最高難度Cを超える意で、もっとも難度の高い独創的な演技の称。現在は、実質、J難度をこなしている。投/前回1964(S39)年の東京五輪前後、相当、難易度が高いとされた美技・ウルトラC技は高得点が出た。それから60年、技術の進歩は目覚ましく今では体操競技を志す小学生の高学年なら演技できるそうだ。当時のエース小野喬(たかし)選手の鉄棒の素晴らしさに、「小野(鬼)に鉄棒」と讃えられた。ビジネスでは今でも、「とっておきの秘策・奥の手」の意として死語ながらあえて使う上司もいる。
烏鷺(うろ) = ①烏(からす)と鷺(さぎ)。②黒と白。黒石と白石とを使って勝負を争う意)囲碁の異称。「-の争い」。
胡乱(うろん) = ①乱雑であること、いいかげんであること。また、不誠実なこと。②疑わしいこと、胡散臭いこと。「胡」はでたらめの意。
<日暈・月暈>(うん) = 太陽や月に薄い雲がかかった際に、その周囲に光の輪が現れる大気光学現象のこと。ハロー現象とも呼ばれる。太陽の周りに現れたものは日暈(ひがさ、にちうん)、月の周りに現れたものは月暈(つきがさ、げつうん)という。
805una 805unb どちらも日暈
運河(うんが) = 船の運航・水利・灌漑(かんがい)・排水・給水などのため、人工的に陸地を掘ってつくった水路。特に、船の運航のための水路を言う。投/運河と言えばパナマ運河・スエズ運河が有名だが、国内にもある。投稿者の近辺には、規模は格段の差だが出題例にされた小名木川(おなぎがわ)がある。子供の頃は、丸太を数百本繋いた運搬船が頻繁に行き来していた。画像は、運河同士が交差する小名木川クローバー橋(きょう)。完成以来、いわゆる”トレンディードラマ”の撮影ロケスポットになった。キムタクも橋を渡った。右上から左下が小名木川、左上が横十間川(よこじっけんがわ)。
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雲上(うんじょう) = ①上品で雅やかな様。高貴な様。②宮中、朝廷。「雲上人(びと)」 とは、一般の人とは掛け離れたところにいる偉大な人。
雲水行脚(うんすい・あんぎゃ) = 所定めず遍歴修行する禅僧。転じて、自由気ままな旅。投/時々、高齢者のブログを見る。余生を気ままに過ごしたい願望から、「雲水行脚」のブログ名が多い。
運痴(運動神経)(うんち) = 運動音痴 = 運動神経が鈍いこと。運痴そのものは、広辞苑第七版には載っていなかった。「痴」は仏教用語で“根本の真理を知らないこと“だが、昨今、「音痴」なども差別用語になりそうな感がする。スイカ割りや福笑いの遊びも、視覚障害者への配慮が必要。
雲泥の差(うんでい・-) = 比較にならないほどの大きな差。天にある雲と地にある泥。
うんともすんとも = 全く言葉を言って来ないことをいう。「すん」は「うん」の語呂に合わせたもの。下に否定の語を伴う。「-返事がない」。
運否天賦(うんぷてんぷ) = 人の運・不運は天の為すこと。
雲量(うんりょう) = 空が雲で覆われる割合を指し、0-10及び雲量不明の12段階で表現される。雲量0~1は快晴、2~8が晴れ、9~10が曇り。

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「毎日新聞クロスワード」に出題されたワードから、ピックアップしたものです。
「気になる言葉の辞書」の説明は、広辞苑第七版と明鏡国語辞典第三版・三省堂国語
辞典第八版の解釈を主体に、その他複数の辞書・ネット検索・過去の投稿ネタ、投稿者
の感想(投/~と表記)を加え編纂しております。

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