食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

☆彡われは海の子|文部省唱歌|3番までが文部省唱歌で実際の歌は7番まである/曲の伝言

2024年07月13日 | 曲の伝言
■曲の伝言シリーズ
☆彡われは海の子|文部省唱歌|3番までが文部省唱歌で実際の歌は7番まである
曲の謂れ・エピソード・隠れ話をご紹介するシリーズです!

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YouTubeで曲をご紹介しております。曲によって音量のバラツキがあります。
曲前・曲後の音量にご注意下さい(後日、削除されることがあります)。

 われは海の子 | 文部省唱歌としては3番まで 

 エピソード・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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文部省唱歌。1910(M43)年に発表された。歌詞は、文部省の懸賞募集に応募した鹿児
島市出身の宮原晃一郎(1882-1945年・S20)の詩が採用された。しかし戦後、7番目
の歌詞が国防思想や軍艦が登場するという理由で、GHQの指示により教科書から削られた。そして
1947(S22)年以降、小学校では3番まで教えられている。投稿者は恥ずかしいことに、7
番まであることを最近知った。確かに3番までは唱歌だが、4番以降はガラリ「海の重要性」「海
の怖さ」を歌っている。「海の歌」としては、断然、後半のほうが重みが深くて感激した。中国船
が領海に現れたら、海上保安庁は中国語でこの曲を流したら理解が深まるのでは?無理か・・・

「世界の民謡・童謡」サイトより <歌詞の補足>が載っていたので転記する。
文部省唱歌 1~3番
「とまや(苫屋)」=菅(すげ)・茅(かや)などを編んで作った「苫(とま)」で屋根を葺(ふ)
いた粗末な家のこと。
「ゆあみ(湯浴み)」=お風呂に入ること。お湯につかること。この歌の場合は「産湯(うぶゆ)」
の意味合いになる。
「わらべとなりにけり」=成長して立派な男の子になったという意味。
「不断の花」=ほぼ一年中咲き続ける花のこと。「不断桜」が有名。「普段の花」と間違って覚え
てしまった人もいるかもしれない。
「いみじき楽と我は聞く」=「素晴らしい音楽に聞こえる」という意味に解釈できる。

4番以降の歌詞
「(じょうよ(丈余)」=長さの単位「丈」、1丈は約3メートル。「余」は「余(あま)り」、
丈余では3メートルよりも長いことを意味する。
「ろかい(櫓櫂)」=舟を漕ぐための櫓(ろ)と櫂(かい)のこと。
「なみまくら(波枕)」=船中で旅寝をすること、船路の旅。
「ももひろちひろ(百尋千尋」=「尋」は、ここでは水の深さの単位。一尋は六尺(約1.8メー
トル)で、左右に広げ延ばした両手先の間の長さ。「尋」が百も千もあるということで、海がとて
も深いことを意味している。
「しゃくどう(赤銅)」=銅と金の合金で、発色処理を加えると青紫がかった黒色を呈する。ここ
では真っ黒に日焼けしていることを表す。

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