食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

索引【お(た-わ行)】毎日新聞クロスワードサポート辞書P.9

2023年10月15日 | 毎日クロス辞書/本文
Mcwpt 毎日新聞クロスワードサポート
お(た-わ行)気になる言葉の辞書 P.9/54



いつも毎日新聞クロスワードサポート(気になる言葉の辞書)にお越し頂き、誠に
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チコ情報/NHK番組「チコちゃんに叱られる」、林修情報/テレビ朝日・林修先
生の「ことば検定」、池上情報/池上彰氏のTV情報番組を参考にしたことを示す。
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お(た-わ行)
オッペンハイマー = 原爆の理論物理学者ロバート・オッペンハイマー(1967年没)は、第二次世界大戦中、原爆を開発した「マンハッタン計画」を主導し“原爆の父”と呼ばれる。米政府は戦争を止めるためとしているが、ソ連(当時)を始め世界に原爆の威力を見せ付けるため、また広島・長崎が実験台にされたのが真相だ。投/同名の映画が公開され論評によると、原爆による広島や長崎の惨状が描写されていない。昔なら唯一の被曝国として上映禁止や喧々囂々の嵐になるが、大規模な批判は起こらず、日本に於ける「原爆被曝」の風化が確実に進んでいる。
捜査(おとり・-) = 捜査機関またはその協力者が身分を隠して囮となり、詐術を用いて犯罪者を検挙する捜査方法。投/以前から感じていたことだが、「囮」の字の形そのものが囮を物語っている(笑)。ウィキペディアには、「日本においては、おとり捜査の適法性についていくつかの裁判所判断において肯定されているものの「グレーな扱い」となっており、特別な必要性がない限りはおとり捜査を避ける傾向にある。」と書かれている。
オナー = honor。ゴルフで、そのホールにおいて最初にティーショットをする人。名誉の意。
同じ穴の狢(-・むじな) = 同類の者であることの例え、よくないことをする人に言う。「狢」とは穴熊の異称、混同して狸(たぬき)を言うこともある。投/広辞苑など各種辞書の改定時には、新解釈項目に「公明党のこと」と加えてもらいたい。自民党の政治資金規正の改正案に対し、公明党・山口代表は「同じ穴の狢と見られたくない」と発言した。エェ!今までやること成すこと皆自民党といっしょだったのに、そういうことを「同じ穴の狢」と辞書に書いてある。それとも、「狸」だったとでも言いたいのかな?
(おに) = ある事に精魂を傾ける人。「仕事の-」。
鬼も十八・番茶も出花 = ①醜いとされる鬼も年頃になれば美しく見え、番茶でもいれたばかりの時にはよい香りがする意。②女の子はだれでも年頃になれば、それ相応にきれいに見え、魅力も備わるの意。古くは、男女いずれにも言った。
(おの) = イソップ寓話の「金の斧」、あるいは「ヘルメースときこり」。正直であることが、最善の策であるという教訓。樵(きこり)が斧を川に落としてしまい、ヘルメース神が現れて川に潜り、金の斧・銀の斧を拾ってきたが違うと答えた。最後に拾ってきた鉄の斧を、自分の斧と答えた。ヘルメースは樵の正直さに感心して、三本全て樵に与えた。投/一方、日本の樵「与作」夫婦は、働き者だ。ヘイヘイホー~
小野小町(おのの・こまち) = 生没年不詳、平安時代前期・9世紀頃の女流歌人。六歌仙、三十六歌仙の一人。クレオパトラ、楊貴妃と共に「世界三大美人」の一人に数えられている。小町を題材にした七つの謡曲、草紙洗小町・通小町・鸚鵡小町・関寺小町・卒婆小町・雨乞小町・清水小町の「七小町」がある。小野小町を讃えたり、年老いて乞食となったものに大別される。美女の代名詞として、地域や店の看板娘のことを「○○小町」と呼ぶ。投/投稿者は、以前、「小野のコマネチ」というラジオネームを使っていた。ふざけ過ぎと顰蹙(ひんしゅく)を買い、やめた。
十八番(おはこ) = ①歌舞伎十八番、または新歌舞伎十八番の略。②得意のものごと。③その人のレパートリーのうち、一番得意のものの意。投/歌舞伎俳優の市川家が、得意の歌舞伎十八番の台本を箱に入れて大切に保存したところから出た語ともいう。
お開き = 宴会を「閉じる」など縁起の悪い言葉を、反対に良い言葉に置き換える意。投/背の高い植物の葦(あし~悪しに繫がるイメージ)を「よし」と読んだり、烏賊(いか)「スルメ」の「スル」はお金を無くす、盗む意味もあり、「アタリメ」に置き換えた。
御御御付(おみおつけ) = 御御御付(味噌汁)は最大級の褒め言葉、御が3つ付く。
オミクロン株 = 池上彰情報/新型コロナの発生地を武漢・イギリス株などと表示すると、国民や市民が批判されることになり、WHOは変異株にギリシャ文字を使う。変異株は13株目まで来たが、なぜかオミクロンはギリシャ文字の15文字目。欠番があり13番目の文字「N」(ニュー)は、新しいと混同されるため。14番目も欠番で、「Ξ」(クサイ)。“臭い”からではなく、クサイを英語表記では「Xi」。人名に使われることが多く、なかでも習近平の英語表記が「Xi Jinping」(シー・ジンピン)。習近平株と揶揄されることを恐れ、中国寄りのWHOが忖度したと言われている。
輿(おみこし) = 投/正しくは「御輿」だが、巷では「神輿」と書くほうが多い。「御輿を担ぐ」とは、他人をおだて上げる。投/「御輿は軽いほうがいい」の名言?は、小沢自民党幹事長(当時)が時の海部俊樹首相を指した言葉と言われる。実力や経験が伴わない上司や幹部は、扱いやすいと言う意。大企業も派閥があり、どこからも阻まれず“差し障りがない”社長が選ばれることが多く、こんなことをしているから日本経済は伸びない。
オム = フランス男性名詞・homme、またはmonsieur(ムッシュ)。女性はfemme(ファム)。投/出題者はフランス語の問題をよく出すが、投稿者にはフランス人の知り合いがいないので分からないことが多い(笑)。分かるのは、「ウィ」ぐらいか。
御目付役(おめつけやく) = ①監視役。監督役。②「大目付」は、江戸幕府の職名。老中の下にあって、大名・旗本・諸役人の政務・行状の監察を主な任務とした。大名目付。
思う壺(-・つぼ) = 期待した通りになること。意図した状態、企んだ通り。「-にはまる」、「敵の-だ」。この場合の壺は、博打(ばくち)のさいころを入れて振る用具を指す。
表玄関 = 羽田強化によって今や羽田空港が外国からの表玄関。投/成田空港を例えば2世帯住宅のもう1つの入口に。
重荷/徳川家康 = 徳川家康の遺訓「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。不自由を常と思えば不足なし。こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。おのれを責めて人をせむるな。及ばざるは過ぎたるよりまされり」。
親ガチャ = 生まれもった容姿や能力、家庭環境によって人生が大きく左右されるという認識に立ち、「生まれてくる子供は親を選べない」ことを例えた言葉。当初は愚痴を言う感覚で使う自虐的なスラングであったが、昨今は毒親(子供に悪影響を及ぼす親)や各家庭の経済格差について論じるシリアスな言葉に変容した。投/ウィキペディアからの抜粋で、まだ広辞苑第七版や最新辞書には載っていない。玩具の「ガチャ」は、一部の辞書に載り始めた。完成ワードの「政治ガチャ」(政党ガチャ)は親ガチャと異なり、私達の一票で選べる権利がある。
親孝行(おやこうこう) = 投/時々、親幸行の誤記を見掛ける。「親孝行したいときには親はなし」の名言に対し、「親孝行したくなくても親がいる」と、ビートたけし氏がよく言っていた。投稿者は、島津亜矢「帰らんちゃよか」の♪心配せんでよか、親のためにお前の生き方かえんでよか、どうせおれたちゃ先に逝くとやけん、おまえの思うたとおりに生きたらよか~の心境。
親馬鹿と馬鹿親(-・ばか) = 親が子に対する愛情に溺れ、はた目には愚かなことをして、自分では気づかないこと。「-ぶりを発揮する」。投/一方、「馬鹿親」は、まだ辞書に載っていない。岸田首相親子、直近ではビッグモーターの社長親子などは親馬鹿どころか、馬鹿親の言葉でも済まされないほど社会への悪質性がある。大体どんな職業(歌舞伎も含む)でも、子供を後継にすること自体が間違っている。
親不孝(おやふこう) = 親に孝行でないこと。投/時々、「親不幸」と誤記されることが多く、間違って書く子供は親不幸(親のほうが不幸)と揶揄される。
オラトリオ = oratorio・イタリア語。宗教的音楽劇。通常、聖書を題材に、独唱・重唱・合唱・管弦楽などで演奏される。原則として、演奏会形式で上演される。17世紀にオペラとともに発展し、ヘンデルが大成。ヘンデルのメサイア、ハイドンの天地創造などが有名。
折紙付き(おりがみ・-) = ①鑑定保証書がついていること。また、その物。②そのものの価値・資格などに定評のあること。保証ができること。投/書画や骨董(こっとう)品に付ける鑑定書として、奉書紙(ほうしょがみ)などを折って用いたことから。奉書紙とは、純白でしわのないきめの美しい和紙。類義語:「お墨付き」。
温故知新(おんこちしん) = 論語「故(ふる)きを温(たず)ね新しきを知る、以て師と為(な)る可(べ)し。①古い事柄も新しい物事もよく知っていて、初めて人の師となるにふさわしい意。②昔の物事を研究し吟味して、そこから新しい知識や見解を得ること。投/現在は、②の使い方が圧倒的。
女坂(おんなざか) = 寺社の参道などで、相対する2つの坂のうち傾斜の緩やかなほう。対語:男坂。
御の字(おん・-) = ①最上のもの。極上のもの。結構なもの。②ありがたい、しめたなどの意。投/最低限やギリギリセーフなど、十分でないが一応納得する時に使うのは誤り。本来は、最高級な場合に使う。
音引き(おんびき) = ワードなど長く伸ばす「-」の字のこと。長音符号(記号)とも言う。投/主にカタカナ言葉で、コンピュータ(ー)・モニター・メモリ(ー)など、業界や専門分野によって入れたり入れなかったり迷う。
遠流(おんる) = 律令制の三流(さんる)の一つ。最も重い流罪(るざい)で、奈良を元に伊豆・安房・常陸・佐渡・隠岐・土佐などに流すこと。近流(こんる)は越前・安芸など。中流(ちゅうる)は、その中間。投/江戸幕府になると、伊豆諸島の八丈島へ島流しの流刑(るけい)に。刑罰とは離れて、伊豆諸島が地形的に近い千葉や神奈川県でなく東京都所属なのは、江戸時代以前から江戸との交流が深かったから。

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「毎日新聞クロスワード」に出題されたワードから、ピックアップしたものです。
「気になる言葉の辞書」の説明は、広辞苑第七版と明鏡国語辞典第三版・三省堂国語
辞典第八版の解釈を主体に、その他複数の辞書・ネット検索・過去の投稿ネタ、投稿者
の感想(投/~と表記)を加え編纂しております。

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