食品のカラクリと食べ物語

食品の安全・安心が総崩れし、成分不明な食材・商品ばかりです。
その酷さやマヤカシ、危険性・不健全さに迫ります!

食品のカラクリシリーズ/分野別リンク表紙 [食料を大切に]

2015年06月07日 | 食料を大切に|食品記事
Ntpkarakurig

食品のカラクリシリーズ 分野別リンク表紙  ■食料を大切に(食料廃棄を減らすには)

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Fd241238857 ■食料を大切に(食料廃棄を減らすには)

13 食料廃棄を減らすため大皿料理は店のスタッフがお客に取り分ける運動
   ◇飲食店は予約時に年齢層や男女構成を聞いてメニュー量を変える
12 食べ残しを減らすドギーバッグの普及やマイドギーバッグが増えている
   ◇時代が変わったのだから店側も客側も食べ残しの対策を講じよう
11 ホテルの結婚披露宴の料理は24%が廃棄される
   ◇今や旅館の価値は食べ切れないほど豪華な料理を出すことではない

10 ファミレスなど外食産業から瑞々しい食料ゴミが304万トンも捨てられる
   ◇食べ切れない量のファミレスメニューを注文することが子供への愛情か?
09 余分な食料は買わない・余分な食品は作らない食料のリデュースを
   ◇食べ物は「時間」が付きまとう「物」であることを忘れないように
08 コンビニは高度なPOSシステムを駆使し計画的に期限切れ弁当を作る
   ◇コンビニ廃棄弁当の餌では豚も食物繊維やカルシウムが足らない
07 生活保護や生活困窮者のための「さなぎの食堂」を見習おう
   ◇コンビニや食品工場から余剰食品を引き取るNPO支援活動
06 賞味期限が近づいた商品を安く売る一部のコンビニの動きを歓迎
   ◇昔のような売り切れ御免を容認しない限り大量のゴミが出る

05 コンビニやスーパーの熾烈な売上競争が食料の無駄を生む
   ◇コンビニは消費・賞味期限よりも数時間から数日前に廃棄処分
04 理解しがたい家庭からの食料ゴミが全食料廃棄量の半分にも
   ◇消費・賞味期限を理由にしたコンビニの大量食料廃棄
03 私達は年間170kg・毎日牛丼大盛り1杯分の食料を捨てている
   ◇食料廃棄の元凶は家庭・コンビニ・スーパー・外食産業
02 捨てられる食料が何と年間2,200万トン
   ◇日本の大量食料廃棄の中、世界の8億人が飢えや栄養失調
01 世界で日本人ほど物を無駄にする人種はいない
   ◇日本人の美徳はどこへ行った!崩壊した日本人の人格とマナー

誠に勝手ながらコメントのやりとりは致しておりません

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食料廃棄を減らすため大皿料理は店のスタッフがお客に取り分ける運動/食品のカラクリ・食料大切13

2014年02月14日 | 食料を大切に|食品記事
Ntpkarakurig

食品のカラクリシリーズ 食料の大切さ(食料廃棄を減らすには)
食料廃棄を減らすため大皿料理は店のスタッフがお客に取り分ける運動
飲食店は予約時に年齢層や男女構成を聞いてメニュー量を変える

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■お客は遠慮なく多くの料理が食べられ食べ残しも減る
昨今は、多くの地方自治体で「食べ切り運動」が盛んです。単なるキャンペーンではなく、ゴミ処分場が満杯・不足することからゴミを減らす実際の施策です。担当部署では、飲食店に対してお客が食べ切る具体的な指導を勧めています。

店側が宴会の予約を受けた際に、出席者の年齢層や男女構成・会の趣旨を聞いて、当日の料理の量を変えることです。年齢層が高い、女性が多い、会の趣旨によって料理量が変わってきます。店側は経験を生かして、同じコースでも料理の量を適宜変えます(価格も変動)。当り前ですが、コース料理は年配者:若い方、男:女の相違に関わらず、品数も量も皆同じです。これでは全体的に残す量が増えるので、そこを上手く考えたやり方です。

もう1つが、フロアスタッフの“手出し・口出し?”です。グループは話に夢中になる、また大皿料理はお互いに遠慮して、結局、食べ残してしまうからです。そのため店側は温かいうちに食べてもらうようお客に声掛けをする、フロアスタッフが早めにお客に取り分けるなどの策を講じています。そうすれば、お客は遠慮なく多くの料理が食べられ、食べ残しも減る訳です。こうした些細なことでも多くの方が協力すれば、食料廃棄を減らすことができます。

■店先に本物のメニューを飾り挙句の果てには捨ててしまう悪質飲食店
折角、グループで全て食べ切ってしまうほのぼのとした後で申し訳ないのですが、反対に食料廃棄に無頓着な店の話です。投稿者は、以前、営業をやっていたので、昼時、都内の数々の飲食店に行きました。なかでも酷いと思ったのは、駅前や繁華街では、メニュー案内として食べられる本物の昼定食やサービスランチを、入口付近の外にラップも掛けずに(くもるため)飾っている店があります。

案の定、昼が過ぎランチタイムが終わる1時半か2時頃になると、何品かの料理をドサッと無造作にゴミ箱(ポリバケツ)に捨てるシーンを何回も見ました。毎日、来る日も来る日もそうしているのでしょう。実に、もったいないことです。メニュー表や写真を店先に貼ればいいものを、そもそもの料理を外に吹きさらしにして置くなんて論外です。いくら競争が厳しくても、やってはいけないことです。私は、そういう店には入りません。

なぜなら食べ物を扱う店主は、当然、食べ物を大事にするものです。絶対、食べることがないと分かって店先に置くことは、食べ物を大事にしていない証拠です。食料廃棄以前のこととして、食材の質の見極め・衛生管理なども全く眼中にないいい加減な店と思います。儲かりさえすれば、いいと思っているのでしょう。しかし、そうした店は、お客に見透かされて、いずれ淘汰されていくことと思います。

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食べ残しを減らすドギーバッグの普及やマイドギーバッグが増えている/食品のカラクリ・食料大切12

2014年02月12日 | 食料を大切に|食品記事
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食品のカラクリシリーズ 食料の大切さ(食料廃棄を減らすには)
食べ残しを減らすドギーバッグの普及やマイドギーバッグが増えている
時代が変わったのだから店側も客側も食べ残しの対策を講じよう

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■少しでも食料廃棄を減らすため私達の意識を変える簡単な行動
少しでも飲食店の食料廃棄を減らすため、私達の意識変革や簡単な行動をご紹介します。皆様も飲食店や結婚式などの料理を余らせてしまい、“もったいない”と思ったことはありませんか?そんなことから、「ドギーバッグ(doggy bag)」が人気です。

ドギーバッグとは、文字通り犬の餌にすることをタテマエにして、食べ残しを持ち帰って後で食べることです。ショートケーキ数個が入る大きさや形態で、オシャレなデザインになっています。店によっては無料で用意しており、またデパート等のグッズ売り場では、プラスティック製で折り畳んで何回も使える“マイドギーバッグ”が800円前後で置いてあります。アメリカではかなり前から定着しており、日本でもやっと最近見直されてきました。

年配層は、昔から透明で平べったいランチパック(惣菜売場のパックと同じ)等で持ち帰っていました。でも若い方は、カッコ悪い・恥ずかしい理由などから進みませんでした。そんな彼等にも“もったいない”認識が高まり、またデザイン性のあるドギーバッグが認知されることになりました。食料廃棄全体の量からみれば大したことではないにしろ、廃棄を少なくする意識は貴重なことです。ただ普及には問題点もあり、次項でお伝えします。

■飽くまでも客側の自己責任のルールの下でドギーバッグの普及を
大量の食料廃棄を少しでもなくすため、飲食店の食べ残しを持ち帰るささやかな行動~「ドギーバッグ」の効果をお伝えしております。しかし飲食店側が、実に消極的なのです。嫌がる理由が、少なくとも3つあります。まず、食中毒の恐れ・腐りやすいことを理由にしています。客が持ち帰ったものでも、一旦、食中毒を起こせば、店は倒産や多大な被害を受けます。

2つめが、持ち帰った客側は早めに食べ、あるいは臭いを嗅いで判断すればよいものを、後になって“やれ腐った・腹を痛めた・どうしてくれるんだ!”と言い出す輩(クレーマー)が多いのです。トラブルが起きれば店の信用が落ち、売上がガタ落ちする懸念やクレーマーと関わりたくない気持ちは当然です。

残りの3つめが、板前さんやシェフはプライドが高いからです。彼等は、客の前で出すのが料理と思っています。そのため冷たくなった料理や後で食べられるのは、まさしく犬の餌・豚の餌のようで嫌がるのです。どうしても店側は、ドギーバッグなどによる持ち帰りを禁止する考えなのです。しかし時代が変わったのですから、店側も客側も食料の大切さを理解し、飽くまでも客側の自己責任のルールの下で、ドギーバッグやランチパックの持ち帰りの普及が望まれます。

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ホテルの結婚披露宴の料理は24%が廃棄される/食品のカラクリ・食料大切11

2014年02月10日 | 食料を大切に|食品記事
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食品のカラクリシリーズ 食料の大切さ(食料廃棄を減らすには)
ホテルの結婚披露宴の料理は24%が廃棄される
今や旅館の価値は食べ切れないほど豪華な料理を出すことではない

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■食べ切れないほど余らせることがもてなしと思う錯覚がゴミの元凶
食料廃棄の最たるものは、ホテルや旅館ではないでしょうか!お客はホテルに、日常にはない“贅沢”を求めます。ホテル側も心得ており、宴会の主催者に招待客から不満が出ないように(ホテルの商魂も含めて)、料理が2~3割残る量を勧めるそうです。結果、宴会では15.7%、結婚披露宴では23.9%も料理が無駄に捨てられます。

冠婚葬祭を派手に行う風習が強い地域では、いざ晴れの舞台は大盤振る舞いです。結婚披露宴の招待客1人に対し、2人分を頼むことも多いと聞きます。食べ切れないほどの料理を出すのが、“もてなし”という考え方からです。でも余れば、間違いなくゴミです。結婚披露宴は常識的に食べられる量で、パーティ・宴会は料理がなくなったらそれで良いではありませんか。

日本中の主催者も参加者も、もういい加減に料理の多さが“もてなし”と思う錯覚を改めるべきです。主催者はつまらぬ見栄を張らずに、お客も不平を言わない習慣を作りたいものです。パーティは、会話・歓談が“メインディッシュ”なのですから…いつまでもこんなことを続けているならば、地球の食料事情の問題で世界から笑い者にされます。今やゴミの山を前に、少しずつ無駄をなくす変化の波が押し寄せています。

■料理よりもくつろぎを売りにした旅館が増えている 
ホテルと双璧である旅館でも、ご存じのように限りない食料の無駄が行なわれています。データ上では、食料ロス率は7.2%であっても、実際にはもっと食料が捨てられていると思います。旅館は1泊の料金を高く設定している故に、豪華な料理を出さなくてはお客から怒られるとの脅迫観念からかも知れません。

考えてみれば私も、家族旅行を始め知人や職場の旅行会でも、人生1度も旅館の料理を残さず食べ切ったことはありません。酒を飲まない方を除いて、皆様も同様ではないでしょうか?しかし昨今の宿泊客は女性や高齢者も多いことから、多くの料理を出すことが本当の顧客サービスに繋がっていないと思います。

お仕着せの料理ではなく、お客の意向や嗜好に合わせた量や品数を揃えるなどの見直し、食もさることながらリゾート・くつろぎを主体にしたサービス重視に切り替える旅館も増えてきたと言います。前号の結婚式同様に、お客は食べ切れないほどの料理が出されることを満足と思うのではなく、適量が食べられることが旅館への満足度と評価すべきです。私達の考え方も変わらなくてはなりません。

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ファミレスなど外食産業から瑞々しい食料ゴミが304万トンも捨てられる/食品のカラクリ・食料大切10

2014年02月09日 | 食料を大切に|食品記事
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食品のカラクリシリーズ 食料の大切さ(食料廃棄を減らすには)
ファミレスなど外食産業から瑞々しい食料ゴミが304万トンも捨てられる
食べ切れない量のファミレスメニューを注文することが子供への愛情か?

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■外食産業は国民1人当り年間23kgの食料廃棄・食べ残し
今までは、コンビニの大量食料廃棄の実態をお伝えしました。しかし食料廃棄は、外食産業のレストラン・食堂・一般飲食店、さらにはホテル・旅館など幅広い業種まで及んでいます。順次説明するとして、古いデータながらも2005年の外食産業全体の食料廃棄量は304万トン(全体比14%)もあります。コンビニなどの食品小売業(同263万トン・12%)より、多い廃棄量です。

中でも全国で5万店舗のファミレスは、来店する子供が多いことから食べ残しが酷いのです。例えば、鉄板皿に残されたフライドポテトやニンジン・パセリ、瑞々しいサラダの生野菜、米飯の食べ残しなどの生ゴミが大量発生しています。加工段階の野菜クズも出ますが食べ残しはその比ではなく、生ゴミだけに後処理が大変なのです。金を出しさえすれば、食べ物を残しても平気なのでしょうか?外食産業全体では、食料廃棄が国民1人当り・年間約23kgにも達します。

やはり私達が食べ物を大切にする気持を深めれば、捨てられる量は大きく減ると思います。飲み会やグループの席で無理な量を注文したり、金を出しさえすれば食べ物を残しても平気な驕り(おごり)を払拭すべきです。残さず少しでも苦手なものを食べれば、健康にも良い訳です。

■子供のうちから根本的に食そのものの在り方を正すべき
ファミレスにおける、食料廃棄の話を続けます。過日、近くの席に、若い夫婦と3~4歳の子供2人・おばあさん家族の注文と食べ残しに呆れてしまいました。5人がそれぞれ、ステーキや好みのセットメニューを頼んでいたのです。やはり挙げ句の果てに、完食したのは旦那だけで、奥さんも残しおばあさんと子供は大半が食べ切れませんでした。旦那も満腹なのか、家族が余した料理に手を付けません。

どうして小さな子供さんに、食べきれない量の一人前を頼むのでしょうか?食べ切れないほどの量を与えることが、“子への愛情”と思っているのでしょうか?錯覚も甚だしく、平気で残す感覚も恐ろしいものがあります。私が小さかった頃の両親、時を経て私を含めて昔の夫婦は、子供が食べ切れないことを見込んで親は少量のメニューや注文を控えたものです。子供が残した分を、親が食べ切ることが常識でありマナーでした。

現在、地球上には8億人が慢性的な飢え・栄養失調、うち子供だけでも2億人います。可哀相に、1日17,000人(5秒に1人)が飢餓で死亡しているのです。ただ食料を捨てるな!と言っても、子供のうちから根本的な食の在り方を正していかねば、絶対に食料廃棄は減りません。

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余分な食料は買わない・余分な食品は作らない食料のリデュースを/食品のカラクリ・食料大切9

2014年02月08日 | 食料を大切に|食品記事
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食品のカラクリシリーズ 食料の大切さ(食料廃棄を減らすには)
余分な食料は買わない・余分な食品は作らない食料のリデュースを
地球温暖化STOPはまず食料廃棄を減らすことから

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■食べ物は「時間」が付きまとう「物」であることを忘れないように
大量の食料廃棄は、販売計画や入庫算段が誤って出たものではないのです。コンビニ1つを見ても、品切れを防止するため、即ち品切れを起こせばお客が他店に流れ己の儲けが少なくなることから、意図的に余分に作りそして“計画的”に食料廃棄している実態がお分かり頂けたかと存じます。

その一方で、食材の大半が外国から運んで来るので、食料自給率が40%とお寒い限りです。食料廃棄、そして豚の餌にするなど食の再生にしても、膨大な石油エネルギーが掛かります。これからは食料リサイクル以前の前提として、「食料のリデュース」(削減)が必須です。「食べ物」は、字の通り「物」です。時間が付き纏(まと)う物であることが、忘れられてしまっています。食べ物は、時間が経過すればやむなく捨てなければなりません。それだけに、消費者も慎重な対応が求められます。

そもそも、食べ物への敬愛を抱くことが大事です。余分な食料は買わない、一方、メーカーも余分な食料は作らないなど、安易な食の提供はやめるべきです。私達自ら“無駄を出さない”心掛け~意識の変革をしない限り、これからも延々と食料廃棄が続きます。

■私達は年間170kgの食料を捨てていることをもう一度思い出そう!
地球温暖化を改善する目標に対し、化石燃料から再生可能(自然)エネルギーへの移行なしには語れません。地球温暖化防止に私達ができるごくごく小さな対策の1つとして、投稿者は食料廃棄を食い止めるべきと考えております(もちろん節電が必要ですが)。

赤ちゃんからお年寄りを含め年間1人当たり170kg(1日当たり牛丼・大盛り1杯分)もの食料を捨てている実情を思い出して下さい。廃棄された年間2,200万トンのもの食料(食糧)は、元を質せば大半が遠い外国から輸入されたものです。様々な食料・食糧を作り運ぶには、膨大な燃料・水を要します。結果的に廃棄された分にも、貨物船・航空機・現地や国内の輸送トラックなどの石油・ガソリンが使われたのです。

食べずに捨てることは、ただただ石油も無駄にしまい、意味もなくCO2を排出し、地球を高熱化させていることに他ならないのです。企業は自分の会社さえ儲かれば、哀しいことに大量の食料廃棄さえ何とも思いません。現在の日本や企業風習は、おかしいと言わざるを得ません。冷蔵庫を開けてみましょう、さてその食料は食べるのですか?(笑) 私達1人1人が、食べ物を大切にする気持を深めて欲しいと思います。

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コンビニは高度なPOSシステムを駆使し計画的に期限切れ弁当を作る/食品のカラクリ・食料大切8

2014年02月07日 | 食料を大切に|食品記事
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食品のカラクリシリーズ 食料の大切さ(食料廃棄を減らすには)
コンビニは高度なPOSシステムを駆使し計画的に期限切れ弁当を作る
コンビニ廃棄弁当の餌では豚も食物繊維やカルシウムが足らない

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■コンビニは品切れが怖いために確実に食品を余らせる在庫設定をしている
食料品の需要(品目や数量)は、季節や暑さ寒さ、曜日・天候などに大きく左右されます。コンビニは独自のPOS(ポス)システムを保持し、さらに専門の気象会社と契約して翌日の天気や気温を判断して、売れ筋商品をいつもより多く棚に載せて品切れを防ぎます。コンビニPOSとは、レジの店員は購入した商品の他に、その場で購入者の性別・年齢層(推定)を入力します。

そのデータが、リアルタイムで中央電算センターへ送られます。即時、かつ自動的に在庫管理・業者発注する仕組みで、店の品切れを防ぎます。また性別・年齢によって、どういう傾向の商品が売れるかが分かるので新商品の開発にも使います。店員は愛想よい笑いの奥で、“こいつはO歳ぐらいかな?”と冷たい眼で見極めをしているのです。

毎日、多くの廃棄量があることはPOS売上管理の凄さです。なぜなら無駄や廃棄を事前に把握した上で、怖い品切れを起こさないために、商品を常時“余分に置いている”ことなのです。皮肉な言い方をすれば、高度技術のPOSシステムを駆使し、あえて“廃棄予定”の弁当を置き、そして計画的に豚の餌作りをしているのです。こうしたコンビニの在り方に、強い怒りを感じます。

■コンビニ弁当の餌を与えた養豚農家の母豚の死産が続発・大問題になった
コンビニから飼料会社に持ち込まれた廃棄弁当などは、減圧乾燥機で7時間ほど殺菌・乾燥させて4mmの粒にします。減圧により沸点を70℃に下げて、熱による栄養の減少を防いでいるそうです。それにしてもコンビニ廃棄弁当だけでは、豚の餌にならないそうです。笑ってしまうことに、食物繊維やカルシウムが足らないからです。別の回収先から野菜クズを集めたり、態々(わざわざ)鶏の卵殻の粉末を購入するのです。

皆様は、あることに気が付きましたね。廃棄弁当餌が“象徴”していることは、コンビニ弁当は人間様が食べても野菜とカルシウムがかなり足りない、栄養バランスが悪い欠陥食品ということです。一方、2004年にある養豚農家で、コンビニ廃棄弁当を加工した餌を与え続けたところ、母豚の死産が続発しました。高脂肪で塩分過剰、食品添加物の影響とも言われています。また中国野菜からの農薬、遺伝子組み換え作物などの懸念も残ります。

食料廃棄を減らすために豚への餌化すると、“コンビニ弁当餌”で育てられた豚には、国産であっても安全な肉を求める消費者の拒否が絶えません。なかなか食品リサイクルは、一筋縄でいかない難しい面があります。

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生活保護や生活困窮者のための「さなぎの食堂」を見習おう/食品のカラクリ・食料大切7

2014年02月04日 | 食料を大切に|食品記事
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食品のカラクリシリーズ 食料の大切さ(食料廃棄を減らすには)
生活保護や生活困窮者のための「さなぎの食堂」を見習おう
コンビニや食品工場から余剰食品を引き取るNPO支援活動

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■コンビニや食品工場から余剰食品を引き取って支援するNPO活動が活発化
「さなぎの食堂」をご存じですか?湘南や海岸イメージの“渚の食堂”ではありません(笑)。食料廃棄の問題点と生活保護や生活困窮者の食事支援などのため、コンビニや食品工場から、余剰食品を引き取って支援するNPO活動も活発になってきました。NPO運営店の1つが、この「さなぎの食堂」です。概ね300円の定食を出すお店~いわゆるフードバンクです。横浜の南区・寿町にあり、多くの人が利用しており好評のようです。

NPOの方がコンビニや多くの食品工場へお願いに回り、コンビニ期限切れ品(賞味期限前)と食品(食材)工場の生産過剰品を引き取ります。またコンビニのローソンが、タイアップしています。これなら引き取った食品はタダ、食品工場も廃棄料不要、食品も廃棄せずに済みます。

売れ残り・余り物のメニューというと、イメージが悪いと思う方もいるでしょう。コンビニ弁当から食材を出して、冷たいままお皿に並べるのではありません。色々な材料を足し一手間を加え、全くコンビニや余剰材料とは分からないほどの温かく調理された定食メニューなのです。年間2,000万トンを越える食料廃棄に比べたら全く比にならなくても、1つの問題提起・モデルケースになるのではないでしょうか! 
ぜひHPをご覧下さい。「さなぎの食堂ブログ」

■コンビニの期限切れ弁当を捨てるにも膨大なエネルギーと手間を要す 
食料の循環再生の皮肉な例をお伝え致します。コンビニ各社では、毎日、膨大な量の弁当が捨てられます。コンビニ・スーパー・デパート・食品工場は飼料会社や農家と契約をして、概ね豚の飼料に転換させています。コンビニの場合、回収した弁当などを腐らせないために、廃棄物であっても態々(わざわざ)-1℃の専用保凍車(トラック)を走らせ、飼料会社に運びます。

飼料会社には、弁当など1kg当たり数十円を払い、引き取ってもらい処理作業を任せます。飼料会社では、従業員がコンベアに流れる弁当やパックを手作業で開け、肉・野菜・ご飯などに別々に区分けします。廃棄食品の仕分けをTV番組で見たのですが、画面を通しても気持ち悪く、自分が捨てた訳ではなくても罪悪感を感じてしまいました。プラスチックの弁当箱の量も多く、その廃棄処理費も大変なようです。

コンビニ以外からの受け入れは、腐った物、焼き鳥や団子の串をはずし、タバコの吸い殻などを取り除きます。食料の循環・仕分けは、結局、“人海戦術”に頼るしかないのが現状です。こうした一連の廃棄費用も、私達が買った弁当の価格に乗っているのです。また電気などの資源エネルギーのロスも、大変なものです。

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賞味期限が近づいた商品を安く売る一部のコンビニの動きを歓迎/食品のカラクリ・食料大切6

2014年02月03日 | 食料を大切に|食品記事
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食品のカラクリシリーズ 食料の大切さ(食料廃棄を減らすには)
賞味期限が近づいた商品を安く売る一部のコンビニの動きを歓迎
昔のような売り切れ御免を容認しない限り大量のゴミが出る

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■コンビニは大量食料廃棄の改善から商売を考えよう
コンビニは消費期限・賞味期限よりもかなり前倒しで、店内から商品が片付けられ廃棄されます。期限まで日にちが少なくなったとはいえ十分食べられる状態なので、値段を下げて販売したらどうかと常々思っておりました。数年前から、前倒期限が近付いた店内の商品を割引するコンビニが現われ、そうした動きを歓迎したいと思います。

もちろん商売に齟齬ができ、店の手間も余計に掛かります。中には、文句を付けるクレーマーも出没するかも知れません。結局は、正規の商品が売れなくなる、食中毒への懸念(とは言え実態は、コンビニ食ほど保存料が多く、一般的には腐りやすいサンドイッチも、コンビニ製は2週間置いてもカビが生えません)、安売り・期限が短い商品を売るイメージダウンを恐れ、事業者側は踏み切れないようです。事業者が店に圧力を掛けて、やめさせてしまった例ばかりです。

もはやコンビニ事業者単位で物を考えるのではなく、国全体の視点(年間2,200万トン・2005年の食料ゴミ実態)で見れば、自ずとどうすればよいか結論が出てくるはずです。近くの商店街では、食品の賞味期限が近づくと、断りを入れて何割引きかで販売しています。全く味は変わりません。少しずつでも、食べ物の在り方を考えるべきでしょう。

■コンビニなど安易な食の提供は大量の食料廃棄に繋がるだけ 
コンビニ・スーパーなどの安易な“大量食料廃棄の道”へのループを、完全に断ち切らねばなりません。とうの昔に死語になった“売り切れ御免”を、私達自身によって復活させる必要があります。昔のお店は、この商品は売り切れちゃったから別の品を買ってよ!あるいは今回だけは他の店で買って!という、実に効率の良い「エコ制度」がありました。一定以上の年齢の方は、こうした“売り切れ御免”の買い方を知っています。

そんなことを言ったら、夜型の若い人は“餓死”してしまうかも知れません。でも本当は、食べ物が24Hどんな時間でも買える・食べられること自体が異常なのです。売れ残るほど作らないことが、本来、お店の基本です。利便性に慣らされてしまった消費者も、考え方が安易過ぎるのではないでしょうか!

外食産業は顧客サービス優先とはいえ、このまま安易な食の提供を続けていれば、大量の食料廃棄につながるだけです。最善のエコ制度は、食べ物を捨てない“売り切れ御免”です。若い人を始め国民全体が意識を改めない限り、大量の食料廃棄と廃棄食料分の価格を上乗せされた高い物を買わされることになるのです。若い方が買うスタイルを変えれば、無駄なエネルギー消費も少なくなるでしょう。

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コンビニやスーパーの熾烈な売上競争が食料の無駄を生む/食品のカラクリ・食料大切5

2014年02月01日 | 食料を大切に|食品記事
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食品のカラクリシリーズ 食料の大切さ(食料廃棄を減らすには)
コンビニやスーパーの熾烈な売上競争が食料の無駄を生む
コンビニは消費・賞味期限よりも数時間から数日前に廃棄処分

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■消費者は食料の大量販売・大量廃棄の構図に乗せられるな
コンビニやスーパーは完全に商品を“売り切りたい”のだが、売り切ってしまったら~コンビニは一時的に特定の商品がなくなる、スーパーは夕方以降に品数が少なくなれば、確実にお客は逃げてしまいます。客は身勝手ですので、ゴミは減らしたいと口では言っても、品揃えや量が少ない店では絶対買わない、売り切れがある店には行かなくなってしまうのです。やむなく店側は無駄と分かっていても、棚に隙間を空けないように潤沢に品を揃えます。

回転寿司でも、何割かは食べられないと分かっていても皿を回さざるを得ません。コンビニやスーパーも、捨てることを前提に“食品の見本”を置いているのと同じです。経営本の事例には、店長が目玉商品を全て売り上げ喜び勇んで経営者に報告したところ、経営者から烈火のごとく叱責を受けてしまいました。売り切れたことは、利益を止めてしまったこと~つまり売り余るぐらい商品を用意しておけば、もっと売れたという論理です。

しかしこの販売スタイルでいいのでしょうか?売上競争のために食料を廃棄しても何とも思わない体質が、日本中のコンビニやスーパーに蔓延しているのです。

■食料廃棄や無駄を前提にした問われるコンビニシステムの在り方
コンビニの食料廃棄の実態を分かりやすくするために、便宜上、消費期限・賞味期限と言いました。実は、コンビニではこれより厳しい基準を設けて廃棄するのです。あるコンビニでは、午前0時、9時、午後4時の3回、“期限切れ”をチェックします。期限切れとはコンビニ独自の廃棄基準であって、実際の消費期限・賞味期限切れより前倒しで時間設定されています。

弁当・おにぎりは消費期限よりも2H前、パンは24H前、牛乳は賞味期限の4日前に店の棚から撤去され、廃棄処分されます。持ち帰って実際に食べる時間を想定しての、“時間前倒し”の廃棄処分なのです。

ローソンだけでも、設定期限切れで廃棄された食品の損失は年間400億円に及びます。この費用は当然、単価に上乗せされます。当然ながらコンビニやスーパーは、この膨大な損失を見込んで価格設定されている訳です。従って実際の価格は、何割か安くて当り前なのです。食料廃棄を前提に商品を並べる、コンビニ・スーパーの運営システムの在り方に大きな問題があります。

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理解しがたい家庭からの食料ゴミが全食料廃棄量の半分にも/食品のカラクリ・食料大切4

2014年01月29日 | 食料を大切に|食品記事
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食品のカラクリシリーズ 食料の大切さ(食料廃棄を減らすには)
理解しがたい家庭からの食料ゴミが全食料廃棄量の半分にも
消費・賞味期限を理由にしたコンビニの大量食料廃棄

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■家庭では食べられずにみすみす5%が捨てられている
食料廃棄量・年間2,200万トン[2005年度]のうち、全体比50%(約1,100万トン)が家庭からです。結論から言えば、家庭が一番食べ物を捨てている場所なのです。肉・魚の残滓や野菜・果物の皮などの廃棄はやむを得ませんが、家庭が一番食事をする回数や対象人数が多くても、最も食べ物を“捨てない場所”が家庭と思い込んでいたので、衝撃を受けました。

“食料ロス率”で見てみましょう。使った量に対し、食べ残しや賞味期限切れなどで捨てる割合です。家庭からの廃棄は、スーパーなどから買って来た食料の実に4.8%に当たります。せっかく買ったトレイパックの肉や魚、野菜・加工食品・菓子なども全く手付かずのまま捨てられることが多い調査があります。外食産業全体の“食料ロス率”は、5.1%、うち旅館・ホテルだけでは7.2%、それらを除いたレストランと飲食店では3.3%です。

外食産業は食べ残しの典型的な場所と思っていましたが、家庭がそれらと同等あるいはそれ以上なのは異常です。最近の家庭は、どうなっているのでしょうか!食べ物を大事にせよ!と躾られた世代だけに、悪夢にうなされそうです。

■コンビニは300万人分の食糧を毎日3食捨て続ける
最近は食品への意識が高まり、コンビニやスーパーでは賞味期限が気になって、必ず手に取って期限を見るようになった人が増えたのではないでしょうか。しかし皮肉にも、「賞味期限切れ」で捨てられる弁当・麺・パン・おにぎりなどが年間60万トンにも及びます。既号の小売り(コンビニ・スーパー・一般商店)での食料廃棄が、263万トンとお伝えしました。

うちコンビニの廃棄は、その23%を占めます。60万トンでさえ数字だけではピンときませんが、具体的な廃棄量を知ると愕然とします。弁当・麺・パン・おにぎりなど1食1個単位(平均183gの換算)で計算すると、300万人分×朝・昼・晩の3食×365日分にあたる膨大な量なのです。

もちろん1食を、パンやおにぎり1個で済ます人は少ないかも知れませんが、データ上は、毎日・毎日、900万食分の食料が“賞味期限切れ”の美名の下で、全く手を付けられないまま捨てられていくのです。“もったいない”を通り越して、呆れるばかりです。

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私達は年間170kg・毎日牛丼大盛り1杯分の食料を捨てている/食品のカラクリ・食料大切3

2014年01月27日 | 食料を大切に|食品記事
Ntpkarakurig

食品のカラクリシリーズ 食料の大切さ(食料廃棄を減らすには)
私達は年間170kg・毎日牛丼大盛り1杯分の食料を捨てている
食料廃棄の元凶は家庭・コンビニ・スーパー・外食産業

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■日本では世界中の食料援助の3倍もの食料が捨てられている
日本の食料廃棄量は年間2,200万トン[2005年度]、そのうち家庭からは約1,100万トンも廃棄されていると申し上げました。ピンと来ない数値なので、国民1人当たりで算出してみました。2,200万トンを1.3億人で割ると、私達は1人当たり年間約170kgの食料を捨てているのです。家庭からの廃棄は半分なので、各家が85kgも捨てています。

170kgの廃棄量というのは、凄い量です。生まれたばかりの赤ちゃんも含め国民1.3億人全員が、牛丼大盛りのほぼ1杯分(重量換算)を、来る日も来る日も捨てているのと同じです。にわかに信じがたく私達はそんなに捨てていないと思っても、現実にそれだけの食料が捨てられている事実は認めなくてはなりません。

アフリカを始め飢餓で困っている国々への食料援助の量は、現在、世界中を合わせて800万トンと言われています。その約3倍に相当する食料が、この日本で無造作に捨てられているのです。私達1人1人が、もう少し食べ物を大切にする気持ちを深めて欲しいものです。

参考/東北大震災による岩手・宮城・福島の総瓦礫量が、同じ2,200万トンと言われています。食料は、毎年、同等量が捨てられる訳です。体積にしたら、失礼な言い方ながら3県の瓦礫量の何倍もあるでしょう。

■食べ物を扱う日本中の至るところで食料廃棄の山
食料廃棄量・年間2,200万トン[2005年度]の内訳を見てみましょう。家庭から約1,100万トン(全体比50%)、食品製造業・卸売業で569万トン(26%)、小売り[コンビニ・スーパー・一般商店]で263万トン(12%)、外食産業[レストラン・飲食店・旅館・ホテル]で304万トン(14%)です。

家庭からの廃棄の他に、全廃棄の1/4がコンビニ・スーパーなどの賞味期限切れと飲食店・ホテル・旅館の食べ残しによって捨てられたものです。家庭を始め飲食店、食べ物を扱う至るところが、食料廃棄の山なのです。数値は単なる省庁のデータであり、実際にはもっと多いと指摘する専門家もいます。

日常で見ている食料廃棄の実態は相当酷く、このデータさえかなり掛け離れていると感じます。何と“もったいない!”の一言に尽きます。ことさら食べ物を大事にしてきた日本人が、どうしてこうなってしまったのでしょうか?私達が家庭での意識を増す、コンビニ・スーパーが食料廃棄を前提にした販売をやめれば、食料廃棄の大半が防げる点です。

廃棄の数字自体がピンときませんので、次号以降で徐々に、家庭の問題点、コンビニ・スーパーなどの外食産業の実態と在り方について説明します。

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捨てられる食料が何と年間2,200万トン/食品のカラクリ・食料大切2

2014年01月25日 | 食料を大切に|食品記事
Ntpkarakurig

食品のカラクリシリーズ 食料の大切さ(食料廃棄を減らすには)
捨てられる食料が何と年間2,200万トン
日本の大量食料廃棄の中、世界の8億人が飢えや栄養失調

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■5秒に1人のペースで1日17,000人が飢餓で死亡している
大量の食料廃棄、中でも全く手が付けられないまま捨てられる食べ物に対する、日本人の感覚に対し本格的にポイントをあてます。そのために、まずアフリカの酷い食糧(食料)の実情についてお伝えします。

世界の人口70億人のうち、アフリカ諸国を始めとする女性や子供など8億人以上が、慢性的な飢えや栄養失調で苦しんでいます。これは世界で何と8.5人に1人の割合で、子供だけでも2億人を占めます。また1日17,000人が飢餓で死亡しており、これは5秒に1人のペースです。

政治、戦争、人種間紛争、気候(地形)などが主な要因で、何れも間違いなく弱い子供に「死」という残酷なしわ寄せがきます。“飽食・大量食料廃棄の日本”では、想像すらできないことです。私達一人一人は世界の隅々の人達まで配慮が及ばないとしても、いとも簡単に食べ物を捨ててしまう日本の食料廃棄の現状は、実に能天気過ぎます。

■これでいいのか!食料廃棄国・日本のお粗末さ
ご存じのように、国内の食料自給率はカロリーベースで40%です。にも関わらず、少々古いデータながらも2005年の調査では、日本での1年間の食料廃棄量は約2,200万トン(注)もあります。これは消費量全体の18%に相当します。食料の1/5が、捨てられる換算です。食料廃棄がどういう形で出て来るかというと、主に3段階で発生します。

まず製造段階で、動物(牛・豚・鳥・魚など)の内臓等の残滓や植物の食べられない部分です。これは、ある程度は致し方ないでしょう。次に、単なる生産調整で捨てられたり、流通段階のいわゆる売れ残り、消費・賞味期限切れです。そして一番問題な消費段階は、家庭・外食・学校給食など、大量の調理残りや食べ残しなのです。

中でも一般家庭からは、全廃棄量に対して半分の1,100万トンが捨てられます。余りにも酷い状態です。とにかく、食べ物を粗末にする“現在の日本の姿”が見て取れます。

(注)食料廃棄量は減少の傾向にあり、2008年では約1,900万トンです。しかし他の実例紹介と関連しますので、古いデータのまま掲載します。

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世界で日本人ほど物を無駄にする人種はいない/食品のカラクリ・食料大切1

2014年01月23日 | 食料を大切に|食品記事
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食品のカラクリシリーズ 食料の大切さ(食料廃棄を減らすには)
世界で日本人ほど物を無駄にする人種はいない
日本人の美徳はどこへ行った!崩壊した日本人の人格とマナー

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■地球のために資源やエネルギーを大切にしよう
食料の大切さや食料廃棄の問題以前に、そもそも“日本人の大崩壊”を申し上げます。今まで日本人が、相手や風情(環境)に思いやるこの優れた“美徳感覚”(センス)が、いつの頃からか跡形もなく急激に崩壊してしまいました。それどころかこの地球(世界)の中で、日本人ほど物を大切にしない~無駄にする人種はないそうです。世界で甚(はなは)だしい存在です。本当に、大変“はずかしい”ことに尽きます。

若い世代は生まれてこのかた、この超・消費型生活が当たり前のものと思っていることでしょう。かつては「消費は美徳」と言って、賛美された時代もありました。一人一人では、小さな無駄や浪費は大したことではありません。しかし地球全体で見れば、膨大な無駄や浪費になってしまいます。地球の将来(未来)を考えたら、やはり一人一人が、資源やエネルギーを大切に使っていかねばなりません。このカテゴリは、こうした基調でお届け致します。

■心の豊かさ・心のたおやかさ・心の再形成は食から
日本人は物の大切さを忘れただけでなく、自分勝手、礼儀・マナーの悪さは目に余り、年配者を敬う・人を敬う『心』も忘れてしまいました。マナーの悪さでも、“世界有数”の国に成り下がっているのです。かつての慎み深く、人に迷惑を掛けない心情を第一とした『日本人の美徳』は、どこへ行ってしまったのでしょうか?

言葉に表せないこの寂しさは、多くの皆様がお思いでしょう。一人一人が努力し、“心優しい”世の中が戻ることを期待してやみません。誰でも感じているように、心が優しくなければ、本当の意味の資源節約を始めとする環境改善はできません。中でも食文化の中心、家庭での食生活が重要です。栄養バランスのみならず、「心の形成」の根幹が「食」なのです。

それを蔑(ないがし)ろにする大人や企業が、多過ぎます。廃棄される食料~無駄の実情をお伝えしながら、“心の豊かさ” “心のたおやかさ”で、物事に接して頂けるような内容を加味して参ります。宜しく、お願い致します。

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