食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

索引【る-ろ】毎日新聞クロスワードサポート辞書P.53

2022年05月15日 | 毎日クロス辞書/本文
Mcwpt 毎日新聞クロスワードサポート
る-ろ気になる言葉の辞書 P.53/54



いつも毎日新聞クロスワードサポート(気になる言葉の辞書)にお越し頂き、誠に
ありがとうございます。
チコ情報/NHK番組「チコちゃんに叱られる」、林修情報/テレビ朝日・林修先
生の「ことば検定」、池上情報/池上彰氏のTV情報番組を参考にしたことを示す。
画像アイコンをクリックすると拡大します。
文字が見にくい場合は、右サイドバーの「文字サイズ変更」の『大』をクリック。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(るい) = 他から受ける災い。巻き添え、迷惑。「わが一族に-が及ぶ」「将来に-を及ぼす」。
ルイベ = アイヌ語で、溶ける食物の意。鮭などを凍ったまま薄切りにして、山葵醤油などで、溶けかけを食べるもの。投/数十年前、北海道へ行った際に初めて食べた。印象深く、今でも覚えている。今では妻の解凍が不十分な刺身は、ルイベだと思って食べる(苦)。
ルカ = 新約聖書の「ルカによる福音書」および「使徒言行録」の著者とされる人物。聖人の概念を持つ教派で、崇敬されている。聖ルカは「親愛なる医者のルカ」と呼ばれていることから、キリスト教圏ではしばしば病院の名前に使われる。東京中央区の「聖路加国際病院」の屋根に十字架が掲げられている。前身は、宣教師チャニング・ウイリアムズによって、1896(M29)年、キリスト教系の築地病院(英語名St. Luke's Hospital)が作られ「ルカ」名が付けられた。投/日本人の9割以上が<せいろか>と思っているが、正式名は<せいるか>である。
留守(るす) = ①外出しないで家に留まっていること。②主人や家人の不在中、その家の番をすること。また、その役。留守番。投/留守は、家にいることなのか?いないことなのか?元々は、家人(主人)が外出中に、他者が残(留)って家を守ることだった。留守が不在という意味で使われたのは、鎌倉時代以降。一方で、現在でも「留守を頼む」「留守を預かる」といった言い方も残っている。
ルッキズム = 外見による優遇や差別のことで、身体的な特長で利益を得る、あるいは差別や不利益を被る。投/東京五輪開会式で、渡辺直美氏を豚の衣装で出演させる予定だった。女性蔑視とともに、ルッキズムも改善されればよい。親しみやすさから、職場の女性を「ちゃん」呼びするのは20世紀の頃からアウト。結構、今でも、そう呼ぶ高齢者がいる。
ルネサンス = Renaissance。14~16世紀、イタリアから西ヨーロッパに拡大した人間性解放をめざす文化革新運動。個性・合理性・現世的欲求を求める近代的価値の創造が、古代ギリシャ・ローマ文化の復興という形式をとったので、「ルネサンス(再生)」の語で表現された。西欧近代化の思想的源流となる。文芸復興。「ルネッサンス」とも言う。投/絵画で言えば大きく変わり、宗教画や裸婦が印象的。「ルネッサ~ンス!」髭男爵・山田ルイ53世さんは、今でもワイン(実際はファンタグレープ)を飲みながら頑張っているようです。ルイは友を呼ぶ?でも、”エッフェル塔騒動”(自民党団のフランス研修会と名乗りながら、ほとんどがパリ観光や飲食だった)を起こした自民党の松川るい議員とはお知り合いではないですよね?
ルビ = ruby・文字にふりがなや説明などを、本文の横に付属される文字。明治期・19世紀後半のイギリスでは、活字の大きさを宝石の名前をつけて呼んでいた。例えば7号活字(2mm)が「ruby」(ルビー)。大きさにより、エメラルド・パール・ダイヤなどがある。日本では転化し「ルビ」に、また一般的に大きさに関わらず振り仮名を付けることを「ルビを振る」と言う。投/どうでもいい話だが、1981年に大ヒットした寺尾聰(あきら)「ルビーの指環」のEPレコードジャケット、タイトルにルビは振ってなかった。寺尾氏は、所属していた石原プロモーション社長の石原裕次郎や専務(実務者)に聴かせたところ、専務は「こんなお経みたいな曲が売れるわけがない」と反対したが、石原が好感触を示しレコード化が決定した逸話がある。
778ruby
ルポ = ルポルタージュの略。reportage・仏語。①報道、現地報告、探訪。②第一次大戦後に唱えられた文学様式で、社会の出来事を報告者の作為を加えずにありのままに叙述するもの。日本には第二次大戦後、文学の1ジャンルとして登場。投/ルポライターとも言ったが、多くの方が肩書を「ノンフィクション作家」に変えたので今や死語か?
瑠璃懸(るりかけす) = スズメ目カラス科の鳥。カケスに似るが極めて美しく、翼・尾は瑠璃色。他は栗赤色で、風切羽・尾羽の先端と嘴(くちばし)は白い。世界で奄美大島と徳之島とにだけ産する珍鳥で、天然記念物。
縷々(るる) = ①細く絶えずに長く続く様。②細々と述べる様。「-・申し述べる」。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

レームダック = lame duck。「正常に歩けないアヒル」の意味の米国発祥言葉。①「役立たず」「死に体」の政治家を指す政治用語。②任期中に、政治的影響力を失った首相や大統領を揶揄的に指す。投/ここへ来て安倍派を中心に政治資金パーティーのチョロマカシが発覚、岸田首相の行き当たりばったり・出鱈目な内閣運営、国民を蔑ろにする政策ばかりで、誰も岸田氏を信用しなくなり遂にレームダックに陥った。首相になったらこんな政策・あんな政策をやりたい構想はなく、ただただ「首相になりたかっただけ」の人物。だから、もうお辞めになっても悔いはないのでは?
霊感商法(れいかん・しょうほう) = 商品に超自然的な霊力があるかのように思いこませて、高い値段で販売する方法。投/1987(S62)年以降、旧統一教会から印鑑・壺などを超高額で買わされた被害総額は1200億円以上。実際の被害は、1桁多いと言われる。大きな社会問題となり、国会で厳しく問われた。当時、あれほど国会紛糾、社会が大騒ぎになったことを知らない訳がなく、一国の首相だった安倍氏がロクでもないカルト集団、かつ反社会的団体の現・世界平和統一家庭連合(旧・統一教会)へ称賛・エールのビデオメッセージを送ったことは、日本国・政府・首相として根本的かつ重大な誤り。大失態の極み、軽率にも程がある。自業自得とは言わないが、「口は禍の元」。当然、生命倫理を尊重するが、生前の政治の悪行は許されない。
隷書(れいしょ) = 書体の1つで、印鑑や実印に使われることが多い。
冷泉家(れいぜいけ) = 和歌の模範家の1つ。藤原定家(1162~1241年)の流れを伝え、孫の為相(ためすけ)を祖とする。比較的、自由な歌風を主唱。投/800年に渡り王朝の和歌文化を継承してきた冷泉家(京都市)。2024年4月、定家の自筆原本とされる古今和歌集の注釈書「顕注密勘」(けんちゅうみっかん)が発見された。国宝級とも言われている。投稿者は素養がないから、和紙と墨の保存性がすごい程度しか言えない(苦)。
826reizeike
暦象(れきしょう) = ①暦によって天体の運行を推算すること。 ②天体現象。
レ点(れてん) = 漢文の返り点の一つ。「レ」。
レトリック = rhetoric ①修辞法。修辞学。修辞。②巧みな言い回し、美辞麗句。投/良い使い方は「物事を伝える際言い回しを工夫することによっての相手の感情に訴えかける。悪い使い方は「実質を伴わない表現上だけの言葉」に。投/後者は著名人・芸能人に多くいて、実質が伴わないのに強調が強いので辟易したりオツムが軽いと思えてしまう。
れもん = 梶井基次郎「檸檬」、落合恵子「レモンちゃん」、米津玄師「Lemon」。投/様々な表現ができる言葉の1つ。
連合 = 日本労働組合総連合会の略称、日本の労働組合におけるナショナルセンター(全国中央組織)である。投/大手企業・正社員主体の労組集合体であり、この組織は非正規社員や中小企業の労働者には関心を持ってない。今や本音は自民党支援。こうした組織は、もはやナショナルセンターや労働組合とは言えぬ。
レントゲン = Röntgen・ドイツの物理学者。1845~1923年。真空放電の研究中に不透明体を通過する未知の放射線を発見し、X線と名づけた。1901年、第1回ノーベル物理学賞受賞。投/ラジオの子供相談室で「レントゲンはどうして白黒写真なの?」の問いに、ハッ!とさせられた。さすが子供の視線は鋭い!これだけ科学技術は発達しているのに、未だに白黒とは。カラー化すれば、詳細な患部が分かるのでは?チコちゃんに聞こうとしたが、時間が掛かりそうなので調べた。1)カラー化が実現できた情報。他方、2)X線自体がそもそもカラー化できない、3)カラー化できたとしても体内は赤一色だから白黒と同じことだの3論に分かれた。素人の投稿者には判断できず、身体内の疾患は死に至るので何とか改良願いたいとしか言いようがない(苦)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ローマ字 = 古代ローマ人が、ラテン語を表記するのに用いた表音文字。ラテン文字。その後も、ヨーロッパを中心に多くの国語を表記するのに用いられているA~Zまでの文字。
労多くして功少なし = 苦労が多い割には報われない意。
労音 = 勤労者音楽協議会の略称。勤労者の音楽鑑賞組織で、1949(S24)年に設立された大阪労音に始まり、55年に全国組織となった。投/安価で一流歌手のコンサートが聴けることから、投稿者が若かりし頃に月例会など毎月の公演に行くなど随分と利用した。歌謡曲・ポップスに留まらず、クラシック・ミュージカルにも行った。しかし昨今は、振るわないと聞く。
老荘(ろうそう) = 中国古代の思想家の老子と荘子。
(ろうばい) = 花弁は黄色、蝋細工のような光沢を有す梅。笑い言葉 < うろたえているような梅の例えは「狼狽」。投/江戸時代以前は、桜より「梅」のほうが人気があり高貴とされていた。
漏聞(ろうぶん) = 漏れ聞くこと。漏れ聞こえてくること。
六歌仙(ろっかせん) = 古今集序に論評された平安初期の6人の和歌の名人。在原業平・僧正遍昭・喜撰法師・大友黒主・文屋康秀・小野小町。
(ロハ) = 笑い言葉 < “ただ”という字は、「只」と書く。カタカナのロとハのような字で成り立っているので、年配者や商売人はただのことを「ロハ」と言った。
ロハス = LOHAS(ロハス) [lifestyles of health and sustainability]の略。健康と環境の持続可能性とを重視するライフスタイル。投/広辞苑第六版に載っていて第七版では削除されており、逆の現象に驚く。
ロマン = roman・仏語。①長編小説。②夢や冒険への憧れを満たす事柄。
ロマンスシート = romance seat・和製語。S30年代当時、劇場・映画館などで男女二人が並んで腰かけるように作った座席。投/「ロマンスシート」から名づけられたのが、小田急の「ロマンスカー」。神奈川県・海老名駅の隣接地に、歴代のロマンスカーを展示する博物館(ロマンスカーミュージアム)がある。引退した名車・5編成が展示されている。
ロンド = rondo・イタリア語。①回旋曲、輪舞曲。②器楽形式の一種。主題が同じ調で繰り返される間に異なる楽想の副主題が挿入される。ソナタや協奏曲・交響曲などの最終楽章に多い。
論白(ろんぱく) = 論じ言うこと。論駁(ろんぱく)= 相手の論や説の誤りを論じて攻撃すること。投/使い方に注意。
論を俟たない(-・またない) = 議論するまでもなく、明白である。言うまでもない。「彼の主張が正しいことは-」。投/「俟つ」は待つと同じ意だが、この場合は前者を使うことが多い。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「毎日新聞クロスワード」に出題されたワードから、ピックアップしたものです。
「気になる言葉の辞書」の説明は、広辞苑第七版と明鏡国語辞典第三版・三省堂国語
辞典第八版の解釈を主体に、その他複数の辞書・ネット検索・過去の投稿ネタ、投稿者
の感想(投/~と表記)を加え編纂しております。

クロス辞書/インデックス   クロス辞書/本文の先頭へ戻る

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ルル(第一三共)◇くしゃみ3... | トップ | 松尾貴史氏コラム◇うかつに憲... »
最新の画像もっと見る

毎日クロス辞書/本文」カテゴリの最新記事