岳遊のひとり言

日々の暮らしに農作業や好きな山登りのことなどを伝えていきたいです。

中学3年生の手紙を読んで

2010-03-26 21:20:14 | 入善ジャンボ西瓜のこと
雪が降った。

       
今朝起きたら薄っすらと白くなっていた。 過去には4月の10日も過ぎて大雪の為育苗用ビニールハウスを潰したこともあり驚くこともないのだろうが、このところの天気をみてると春作業が遅れるのではと気掛かりだ。


さて下の写真だが、子供達が小学生だった頃にお世話になったK教頭先生がコピーして今日届けてくれたものだ。

       
昨年そのK先生が富山ブランドである僕の西瓜を北海道のとある中学校へ贈られた。 後日その中学3年の生徒さん達から写真と一緒にお礼の手紙が届いたそうだ。

それを以前から岳遊さんに見せたいと言っておられて、今回わざわざ届けてこられたのだ。

そこには思い思いに「見たこともない大きさ」とか「大きくてとても甘くみずみずしかった」や、「あまりにもおいしくて三切りももらいました」などと書かれてあった。

贈ってもらって上手を言わない人はいないものだが、それでも素直に嬉しかった。 贈られたK先生に対しても責任を果たしたというか正直ほっとした。 

以前にも書いたが、毎年この春を迎えると僕は緊張と共に怖さを覚える。
今年も上手く作れるだろうか、天気はどうなんだろうか、などと不安がいつも過ぎる。

そんな僕が始まれば一心不乱に打ち込めるのもこういった有り難い言葉をいただくからこそと思っている。

今年もこの手紙を励みに、危ぶまれる春作業を逆手にとるくらいの気持ちで望みたいと、きつく思った。