長い河の流れのごとく

長いようで短かく感じる時間の流れ、その煌く時間の姿を解く

国連決議案・2

2006-08-07 | Weblog
核兵器の開発につながる恐れのある原子力平和利用の意思がありながら、その開発に手を染めたらどうしても自国の防衛手段に突き進むと言う考えは世界の中においては普通の考えなのかも知れない。今回イランの核開発の問題を国連が否定決議しているが、その国にはそれなりの事情があるのではないかと思うようになりました。少しおかしいと思うかも知れないが、侵略の手から自国を守るのは防衛の基本です。相手が核を持つのならば自国もと考えるのは普通の感性である。保護された国はそんなことは考えないのが普通。唯一被爆国の日本は米国に白旗を揚げて、米の言いなりになっている。そして手先のような行動が正義のように錯覚している。イランは今回の決議は不服とし、もしも強行手段をとるならば石油を武器としたくないがせざるを得ないと判断するらしい。イランにとっては内政の干渉になると言うことなのだ。良く考えて決議案の判断をしてもらいたいものだ。日本の場合北の脅威は拉致問題から戦争に発展しない解決策を探るべきで、当事者の制裁発言は人情的には判るが、そのことにおいて日本国民全ての命を危機にさらす緊張政策は今一度冷静な判断を必要とするような気がします。少しだけ有利になっても驕らない対応が必要なのではないでしょうか。