ふせちゃんのブログ

布施隆宏 公式ブログ。 鉄道写真 風景写真 ジオラマ制作など 趣味の世界を紹介します。

鉱山模型 制作記 8

2023-06-07 08:00:00 | 鉄道模型 HOジオラマ
 或るプロジェクトによる HOゲージ 鉱山模型制作 の続編です。 事務所の塗装変更を行いました。 それと同時に、室内灯を設置しました。
 室内灯はHOゲージ車両用のLEDを使用し、光源が見えない様に 半透明の樹脂板で覆っています。




 経験豊富なモデラーさんによる レンガ書庫 の建物も出来上がって来ましたので、同氏制作の事務所と並べてみました。




 先日、改装工事中の建物を見学させて頂く機会を得ました。 現場監督さんのお話しも伺うことができました。
 窓は内側に開く鉄の扉になっています。 つまり、防火仕様です。 壁の厚さは50cm位ありました。




 上記の理由により、こちらの建物には 室内灯は設置しないことになります。




 ジオラマを設置するガラスケースの下に置く 木枠 が仕上がって来ました。 ガラスケースの足を隠す為のものです。
 同級生の家具店に図面を渡して作ってもらいました。 仕上がりの板厚は23mmです。
 奥側の板は 4本のビスで付け外し出来ます。 ビスの頭は ベージュ色の樹脂キャップで隠れます。
 ガラスケースとの位置合わせのため、足の部分に切欠きを施しました。




 フロント側に銘板を設置するのですが、在り来たりでは 私らしく無いので、写真パネルをはめ込んでもらいました。




 木枠の内側から、盤面を入れ替えることが出来ます。




 操作盤を準備しました。 電源タップとパワーパックの間に 人感センサー を入れ、人が居る時だけ列車が走るようにします。。。

 過去記事の閲覧は「カテゴリー分類」 鉄道模型 HOジオラマ から、集約してご覧になれます。


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鉱山模型 制作記 7

2023-04-22 20:30:00 | 鉄道模型 HOジオラマ
 鉱山ジオラマの地上部分で、メインになる建物です。 経験豊富なモデラーさんに制作をお願いしました。 秀作です。

 鉱山ジオラマの制作記事は「カテゴリー分類」 鉄道模型 HOジオラマ から、集約してご覧になれます。




 この建物を中心に、線路を敷いて行きます。




 通称「ガソリンカー」と呼ばれる機関車を作ります。




 Nゲージの台車をベースに、プラ板で組上げます。 テーパーの付いたボンネットは 消しゴムから切り出しています。 適度なウエイトになります。




 排気筒はリード線の被覆に0.5mmのピアノ線を差込み、90°に曲げて消しゴムに差し込んでいます。
 写真写りはあまり良くないですが、全長30mmの車両を拡大して写していることをご理解ください。




 かつての製錬所の写真の前で 記念撮影。




 それと、客車の制作。




 写真を厚紙にプリントし、透明プラ板の枠に貼付けました。 機関車に動力が入っていないので、客車に KATOの動力ユニットを仕込みました。




 昭和の町並みが似合います (^^♪




 ようやく、ジオラマの全体像が見えてきました。

 5月3日(水)6:45~7:15、BSプレミアム「中井精也のてつたび」にて、わたらせ渓谷鉄道の再放送があります。 あしおトロッコ館が登場(?)。。。


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鉱山模型 制作記 6

2023-03-23 17:45:01 | 鉄道模型 HOジオラマ
 鉱山ジオラマの制作は 町並み作りへと進みます。 まずは 材料の収集から。

 HOゲージ ジオラマの制作記事は カテゴリー分類 鉄道模型 HOジオラマ から、集約してご覧になれます。




 通信販売の さかつうヤフー店 より、エコーモデルアクセサリーシリーズ を購入しました。
 焼却炉、住宅用の煙突、ガスボンベ、竹ぼうき、ヤカンなど。




 自転車 に載っているのは 紙芝居 です。 ヤカン は 取っ手の部分を黒く塗って完成です。




 梅桜堂ペーパーキット です。 未塗装の製品ですが、作例に習って着色しました。




 待合小屋 B の完成形。 波トタン板は最初から サビて腐食した形状をしています。




 板張りの小屋 A縁台 も 梅桜堂のペーパーキットです。 土管竹ぼうき は エコーモデル製です。




 トタン小屋 C も 梅桜堂のペーパーキットです。 トタン屋根は黒くしました。 防水対策として 屋根に コールタール を塗ることが多いからです。
 このキットには ホーロー看板 が付属しますが、それだけでは物足りません。 ネットで画像を検索し、カラーコピーしました。




 さんけい みにちゅあーとキット より、ペーパーキット 長屋-1 を組立てました。 照明を入れる都合があり、屋根はまだ付けていません。 電気洗濯機、ゴミ箱が付属します。




 長屋-1の屋根瓦はカラープリントした紙を貼る仕様ですが、立体的にします。 さかつう日本瓦 が使えます。 裏側にカット用の溝があり、ハサミで切れます。




 ほかの建物とのバランスを考え、奥行き8cmを6cmに詰めました。




 ヤフオク住宅キット を購入しました。 LED照明付きです。 こちらの屋根もカラープリントのペーパー製でしたので、プラ製に替えました。




 住民も集まって来ました。 住み良い町にしないとです。




 梅桜堂の 物干し台キット です。 竿と洗濯物も付属していましたが、肉厚なので使いません。 0.5mmのピアノ線と、薄紙を使いました。
 ネコ は KATO製です。

 スペースの都合がありますので、これらの一部を採用するのみかも知れません。。。


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鉱山模型 制作記 5

2023-02-28 18:00:01 | 鉄道模型 HOジオラマ
 鉱山模型 制作記の続編です。 地上の部分を 手を付け始めました。




 斜路の上に 巻き上げ機小屋を設置しました。




 ワイヤロープでトロッコを引き上げる構造です。 そして、草を植え始めました。




 太空機械バケットローダー 600B型 を模してみます。




 あしおトロッコ館(古河足尾歴史館内)にある現物をスケッチしました。




 ナベトロの下回りを利用し、0.7mm厚の軟質プラ板と ボール紙で出来ています。
 1/80のはずでしたが、作っているうち 次第に大きくなってしまいました。




 バケットの上のフレームにチェーンが付いており、モーターで巻き上げると、背負い投げのようにバケットが動き、後ろにつないだトロッコに鉱石が積まれます。
 動力は圧縮空気です。




 リード線を青く塗ってエアーホースに見立て、走行モーターにつなぎました。 もちろん、動きません。 ダミーです。




 スタイロフォームがむき出しになっていた側面にプラ板を貼りました。 半透明の材料を使用し、ペンで型取りしてから着色しました。




 地下坑道の制作は完了です。 オーバースケールぎみの バケットローダーの アクセントが利いてます。




 採石シーン。




 古河足尾歴史館 バケットローダー実演 の動画を 下に貼り付けさせて頂きました。




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鉱山模型 制作記 4

2023-02-19 01:00:00 | 鉄道模型 HOジオラマ
 坑道の入口を仕上げました。 しめ縄 を付けると 鉱山らしい雰囲気が出ます。 しめ縄はリード線をねじって作りました。

 構内灯は、津川洋行構内灯 にLEDを取り付けたものが ヤフオクに出ていたので 購入しました。




 鉱山ジオラマなので、チップラー(ロータリーダンパー) を作ることにしました。 昨年作ったものと ほとんど同じです。

 過去記事 : 2022.2.26 山岳ジオラマ 20 チップラー作成




 スペースが無いので、かなりの急カーブでつないでいます。




 傾斜角20°の線路を作るのですが、木造橋 が必要になりました。 3mm角のヒノキ材で組んでいます。
 橋台は、スタイロフォーム をカッターナイフで切り出し、グレーにスプレーしました。 コンクリートのザラつき感が出せたと思います。




 スペースの都合で、橋の下に工場を設置する事になりました。 グリーンマックス のNゲージの 電車庫 を切り詰めて使いました。




 電車庫と同じデザインの外壁が 3段並んでいます。 上の2段は、30年以上前に入手しておいた 電車庫のパーツです。




 地面作りを進めました。 スタイロフォームを積んだ上に、トイレットペーパーを 木工用ボンド水溶液で貼り付け、水彩絵の具で着色します。
 訳あって、石膏や紙粘土は使いません。




 石積みの壁は、津川洋行 の HOゲージ用の プラスチックペーパー を使っています。
 コンプレッサー小屋らしきものも作りました。

 手間のかかる作業が多いので、ブログの更新は遅れます。。。


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鉱山模型 制作記 3

2023-01-27 17:30:00 | 鉄道模型 HOジオラマ
 鉱山ジオラマ 制作記の続編です。 地下2階の作業に続き、地下1階の工事を進めます。 




 地下2階は ディスプレイ専用のダミー線路でしたが、今回は車両が走行します。




 全長80cmの区間ですが、自動往復運転ユニット を使った タイマー運転を行います。




 終点部はダミーポイントを使って、情景に変化を付けます。




 坑道の木枠や 線路の加工は、前回と同様です。




 終点部は坑道が入り組んでいるので、H型鋼材を模して 4mmの H型プラ材 で枠を組んでいます。




 右上にも坑道が伸びていますが、ディスプレイ専用の ダミー線路 になります。




 ダミー線路上には人物などを配置します。 海外製品には 様々なポーズのフィギュアがあります。

 通販の さかつう で入手しました。




 端材のレールや枕木など、ごちゃごちゃさせると臨場感が出ます。




 電球がたくさん並んでいて明るいです。 実物はもっと薄暗いはずですが、非日常の風景なので、印象深く表現しています。




 地下の風景は ようやくまとまって来ました。 小物類の制作で もうひと仕事入ります。

 スタイロフォームが むき出しになっていますが、壁に隠れる予定です。。。


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鉱山模型 制作記 2

2022-12-28 18:00:00 | 鉄道模型 HOジオラマ
 鉱山ジオラマ 制作記の続編です。 まずは主題になる 坑道 の制作を進めます。




 《 紫水晶・アメジスト 》 遊び心ですが、地中表現なので 鉱物標本 を埋め込みます。




 坑道の木枠の上に、電球色のLEDを取り付けます。 岩肌を模して スチレンボード を整形し、チョコレート色にスプレー。 薄茶色、ベージュ色で加筆しました。




 直径8mmのアルミパイプを埋め込みました。 万が一 LEDの不良で発熱し、スチレンボードが変形しない様にです。




 12V用のLEDですが、電源は 9Vを用意しました。




 削岩機らしき物を操作する作業員のヘルメットには、3VのチップLEDを付けました。 抵抗を付けてさらに光量を減らしています。




 《 黄鉄鉱・パイライト 》 スチレンボードに窪みを付け、アルミ色紙テープをちょっと貼りました。 そこに鉱物標本をはめ込みます。




 《 方解石・カルサイト 》 氷砂糖のような鉱石で、触っているとポロポロと崩壊していきます。 崩れた分は周囲に貼り付けました。
 透明度があるので、背後から照明を当てます。




 アメジストを岩の中に仕込み、白色LEDで照らしました。 他の鉱物標本も 同様に展示します。
 鉱石はいずれも 日光市足尾町 にて採取されたもので、足尾銅山観光 の売店で入手しました。 海外からの輸入品も販売されていますが、そちらは少し高価です。




 坑道に、バッテリーカーと人物を配置しました。 HOゲージの 9mmナローで、動力は入れていません。




 ホタル点灯ユニット です。 12V対応で、カーアクセサリー用として売られています。 試験通電したところ、「IN」と「OUT」のシールが逆でした。 9Vでも動作します。

 ホタル点灯ユニットは、高圧線鉄塔や背の高い建物の屋上に赤いLEDを置き、航空障害赤色灯 として使ったり、イルミネーションや広告看板に利用できます。




 一部の作業員のヘルメットには ヘッドライト を点灯させています。 材木やレール、資材をごちゃごちゃ配置します。
 地下2階の坑道は ようやくまとまって来ました。。。


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鉱山模型 制作記 1

2022-12-18 00:00:01 | 鉄道模型 HOジオラマ
 あるプロジェクトが動き出しています。 鉱山ジオラマ を作るのは3作目です。 今までの3つの中で 一番規模の大きなものになります。




 坑道作りに欠かせない丸太の材料を調達しました。 直径3mmの半透明プラパイプです。 老舗の模型店でたまたま見つけました。 全長110cmが5本入りなので 2セット購入しました。
 表面に マダラにニスを塗っただけでは 透け感が残ります(写真中央の3本)。 内側に白い塗料を流し込んで見ると、鮮やかな色彩になりました。
  湿度の高い坑道内で裸電球に照らされたイメージです。
 前回は直径4mmのストローを使っていましたので、今回はちょっとスリムです。




 0.7mm厚の軟らかいプラ板をハサミとカッターナイフで切り出し、3枚貼り合わせて 柱を模したものを作りました。 1mmのピンバイスで通し穴をあけておきます。
 丸太の長さは 30mmです。




 鉱石運搬用の 鉱車 を吊り上げるための 昇降機 を作りました。 TOMIXの Nゲージ トラフガーダー に 3mmのH型プラ材を組んでいます。
 模型の尺度は HOゲージの 9mmナロー です。




 坑道の柱と丸太の組立ては、0.5mmのピアノ線を通しています。 昇降機のフレームは 4mmのH型プラ材で作りました。




 バラストを撒いて着色。 鉱車は宙吊りで固定しました。




 バラストは主に KATOの ユニトラックタイプ を使いました。 過去記事にも幾度か紹介していますが、バラストは 調味料入れ に入れておくと便利です。
 バラストの固定は 木工用ボンド水溶液に少量の中性洗剤を加えて、スポイトで滴下しています。
 緊急で少量必要な時は、KATOの バラスト糊 を使うか、流し込み接着剤を使用します。




 0.7mm厚のプラ板を丸く切り出し、ターンテーブル(無動)を作りました。 H型や I型のプラ材でレールを模しています。 この区間は車両を走行させない ダミー線路 です。




 数十年前に購入しておいた小石です。 金魚の水槽用か 模型用に販売していたものです。 それを色分けし、使えそうなものを選びました。
 右下に写っているのは TOMIXの バラストです。




 掘削途中のシーンを再現するつもりでしたが、写真を撮った後に改装しています。




 作業工程が多いので、なかなか進展しません。 ブログの更新も 間 が空きます。。。


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工場増設工事 始動

2022-07-29 19:00:00 | 鉄道模型 HOジオラマ
 昨年、暫定完成させた HOゲージの 雪景色編 セクションジオラマ ですが、工場を増設する事にしました。




 用地の利用方法が決まらないまま、キツネが群れ遊ぶ 雪原になっていた部分です。 既存の建物の周辺も、配管ラックなど 密度を増していく予定です。




 新工場は 4mmベニヤ板をベースに、5階建程度になります。 床板用に 0.5mm透明プラ板を用意しました。 柱を立てる位置に 通し穴を開けておきます。




 柱の芯材として用意したのは 焼き鳥の竹串 です。 強度と弾力があり、これほどの適材は他に見当たりません。
 4cmに切り揃えた ストロー を柱にして床板を挟んでいきます。
 内部の造形物は 各階の床板を突き抜けて設置します。 なので、位置合わせのため 透明プラ板を床板に使います。 形が決まったら グレーに塗装します。




 床板の下面に角材を貼り、厚みを表現する予定です。 LED照明を複数設置し、転落防止の手すりを取り付けます。




 その他、工場設備に使えそうな組立キットを用意しました。




 タンクや配管は銀色に塗り、照明に映える様にします。




 ヤフオクで購入した HOサイズ セメント工場 。 3Dプリンターの精巧なストラクチャーです。 銀色にスプレーし、サビ色で ウエザリング。 石膏で雪を表現しています。

 石膏は水で作ると、割れや剥離が発生します。 木工用ボンド水溶液で作ると、弾力ができて割れにくく、接着力も増します。




 KATOラーメン構造架線柱 を使った 配管ラック です。 Nゲージ用もHOゲージも 構造は一緒なので、同様の改造が出来ます。

 工場増設工事は 現物合わせの箇所が多いので、続編は しばらく後になりそうです。。。


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山岳ジオラマ 海編 暫定完成

2022-06-14 17:39:00 | 鉄道模型 HOジオラマ
 海編の山岳ジオラマは 植樹作業を少々残していますが、おおむね完成とします。




 海水浴場は狭いながらも 賑わっています。 泳いでる人を上空から見ると、ただ浮いているだけの様に見えてしまうのですが、断面から見ると泳いでる感はあるのです。




 このシーンには 7人居るように見えますが、使ったフィギュアは5体です。 そういうことです。




 ゴムボートの横に イルカ。 白い波は ウォーターエフェクト で表現しています。 形を整えるため、少量の リアリスティックウォーター を浸み込ませた 真綿 を芯材に使っています。




 蒸気機関車とシカの並走。




 HOゲージの線路は R430mmの急カーブなので、入線できる車両に制限があります。 3軸台車は走行できないので、2軸ボギー台車の GP35 が活躍します。




 ウインドサーファーを丘から逆光でパチリ。 躍動感? ないです!




 サメシャチ のいる海には モーターボート。 こちらの海の方が、青が濃いです。 波も荒めです。




 山岳ジオラマ「冬枯れ編」「雪景色編」「初夏編」「夏の海編」が完成し、エンドレス線路でつながりました。 残すは「桜編」「紅葉編」です。。。


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