ふせちゃんのブログ

布施隆宏 公式ブログ。 鉄道写真 風景写真 ジオラマ制作など 趣味の世界を紹介します。

ダミー線路の活用法

2017-06-26 23:01:55 | 鉄道模型 ジオラマ制作
   ダミー線路の活用法
 本線とは別に、情景ディスプレイ用に ダミー線路 を設置する方法があります。 上の写真では、除雪作業を再現しています。




 イメージ図中に、2本のダミー線路を 赤い線で示しています。

  は、近傍の曲線とは逆方向に曲がった線路です。 レイアウトの外側に向けて線路を敷くことで、レイアウトの奥行きを表現できます。 線路の両端はトンネルで隠しています。
  は、本線と並行して敷設しています。 レール運搬車マルタイ を置いて、線路工事の情景を再現すると面白いです。 こちらの線路も、両端をトンネルで隠しています。




 Nゲージの除雪車はラッセル車しか発売されていません。 ロータリーヘッドの車両は Bトレインショーティ で商品化されています。
 白いタオルを敷いて雪原を表現しています。 屋根の雪は石膏。 ロータリー付近と投雪口から吐き出される雪は ワタで表現しています。
 雪との格闘シーン の制作は、それほどの手間はかかりませんでした。



 日本の鉄道には 安全側線 と呼ばれる重要な保安設備があります。 停止信号を見落として本線に合流しようとした時、対向列車との衝突を避けるために わざと列車を脱線させる設備です。 脱線ポイント とも呼ばれます。
 模型では、実際にポイントを動作させる必要はないので、合流側に固定しておいて良いと思います。 手動ポイントを余剰に保有していたなら、ぜひ設置しておきたいアイテム ( ダミー線路 ) です。。。


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スケール運転を楽しもう

2017-06-17 08:30:00 | 鉄道模型 ジオラマ制作
Nゲージ鉄道模型 ダイヤ作成 スケール運転を楽しもう

 畳一枚分のスペースで線路を敷いた時の 運転ダイヤを作成します。
 時速100km/hで走る列車をNゲージで再現すると 秒速20cm/sになります。 これでは、体感速度はすごく遅いです。
 模型の世界では 秒速40cm/sくらいが妥当と思われます。
 これを一周4mのエンドレスで走らせると 10秒ほどになります。

   定義 「 一周あたりの所要時間 」 を決めておきます。
・ 通過 → 通過 ・・・ 10秒 ( 電車 )、15秒 ( 客車 )
・ 発車 → 通過 ・・・ 20秒 ( 電車 )、25秒 ( 客車 )
・ 通過 → 停車 ・・・ 20秒 ( 電車 )、25秒 ( 客車 )
・ 発車 → 停車 ・・・ 30秒 ( 電車 )、35秒 ( 客車 )




 上越新幹線が開業する前の 国鉄 高崎線 ・ 上越線 をモデルに、時刻表を書いてみました。 画質が悪いので、下に拡大図を示します。




 国鉄時代なので、さいたま新都心駅、北上尾駅、北鴻巣駅などは誕生していません。
 急行 佐渡号は 深谷駅、本庄駅は停車していませんでした。 誤記入です。 列車コード番号も間違ってます。
 特急、急行など 停車駅の少ない列車は、途中駅の通過時刻を記入しておくと良いです。




 数字を並べただけの時刻表では、特急や急行の追い抜き劇をイメージし難いですが、イメージ図を描いてみると分かりやすいです。
 特急 とき号は 先行する105M、103Mを途中駅で追い抜いている事が分かります。

   定義 「 列車コード番号 」 を勝手に決めました。 
1 ・・・ 普通、 2 ・・・ 快速、 3 ・・・ 急行、 4 ・・・ 寝台急行、 5 ・・・ 特急、
6 ・・・ 寝台特急、 7 ・・・ 団体・臨時、 8 ・・・ 貨物、 9 ・・・ 試験・回送・工事





 エクセルシートを使って ダイヤグラム を書いてみました。 画質が悪いので、下に拡大図を示します。




 下り列車だけでなく 上り列車のダイヤも書き込めば、さらに楽しいものになります。
 単線の路線なら、どこですれ違うか、どこで追い越すのか ・・・。 頭を悩ませてしまいます。
 一本の列車の遅れは、全体のダイヤの乱れにつながります。 時刻表を書くことで、そんな臨場感を持って運転することが出来ます。
 時計の秒針をひたすら睨みながらの運転ではありますが。。。


コメント (2)
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レイアウトプランの考察

2017-06-15 17:30:00 | 鉄道模型 ジオラマ制作
 鉄道模型 レイアウトプラン を、あらためて考えてみます。

 実際の鉄道を模型で再現すると ポイント トゥ ポイント になります。 ですが、広いスペースが無いとすぐに行き止まってしまうので、結局は エンドレス ( 環状線 ) を選択する様になります。

 ドッグボーン とは、犬がくわえる骨の事です。 集合レイアウトを持ち寄っての運転会で使えるプランです。 1本の列車しか走れないので、実際には 複々線で組むことになります。




 ポイント トゥ ポイント + エンドレス   始発駅を出てエンドレスを周回し、終点駅に到着するプランです。 エンドレス中に中間駅を設置するのも良いです。

 ドッグボーン変形型   ドッグボーンの両端をひねったものです。 図を見ると、上り列車として駅を出発した列車は、レイアウトを半周して 下り列車として駅に戻ります。 さらに半周して元のホームに戻ります。
 左右にある複線区間は 左側通行になっています。 1列車しか走れないので、4か所ある交差部分は立体にする必要がなく、平面交差でも良いです。 トンネルに隠せば違和感もありません。

 ピットイン型 エンドレス   カーレース場のピットを 駅やヤードに見立て、エンドレスを周回させるものです。

 エンドレス + リバース   駅を出発してエンドレスを周回し、リバース区間を介して 駅に戻ります。
 列車がリバース区間を走行中に エンドレス線路の逆転スイッチを操作するわずらわしさがあり、忘れるとショートします。
 また、駅でもない場所に分岐器を配置する事になるので、その処理が難しいです。




 ドッグボーン変形型 を2つ使って 2列車同時運転にしたプランです。 複線区間は左側通行になっています。




 上記のプランでレイアウトの制作を進めています。 線路が密集している左奥の部分を作業中です。
 KATO製の円柱の橋脚を 40mmかさ上げしました。 直径16mmのアルミパイプをつないでいます。
 点検足場の手すりも 深緑に塗りました。

 KATO のホームページに レイアウトプラン集 が掲載されています。 レイアウト作りの参考になると思います。。。


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