No.67-8 1984.9.8 725D 210mm、F5.6-8、1/60sec
桐生駅の1、2番線ホームは 足尾線用。 3、4番線ホームは 両毛線用です。 ただし、桐生駅を始発、終着とする両毛線の列車は1、2番線を使用します。
写真にはありませんが、3、4番線ホームの高架化工事は始まっていました。

No.66-8 1984.9.8 8:20 724D 35mm、F4-5.6、1/60sec
赤字ローカル線 廃止対象路線 として、昭和59年に足尾線も選定されました。 廃止除外項目に、「ラッシュ時に1000人の利用者があった場合は、廃止協議を一時停止する。」という規定があり、それに向けた乗車運動が始まりました。
朝の上り1番列車、2番列車がその対象です。
企業や学校の始業時間を 列車の時間に合わせる様に要請したり、沿線住民による特別乗車運動などがありました。
地元の新聞には連日のように足尾線の記事が載りました。 当時の私の雑記帳(スクラップノート)は、新聞記事の切り抜きでふくれ上がっていきました。
鉄道存続に向けた活動は、全国一盛んだった記憶があります。

No.66-20 1984.9.8 1790レ(右)、1795レ用 機回し 45mm、F5.6、1/250sec
貨物列車の受け渡しシーン。 1番線に停車する上り1790列車 の高崎寄りに連結した EF60。 そして、小山寄りから高崎寄りへ 機回し線を走行中の DE10(この日は DE11)。

● EF60が牽く 浜川崎発 足尾本山行きの下り1795列車が 高崎寄りから2番線に到着。
● DE10(仕業番号 A23)が牽く 足尾本山発 浜川崎行きの上り1790列車が 足尾寄りから1番線に到着。
● EF60が小山寄りから機回し線を通って高崎寄りへ。 1番線の1790列車に連結。
● 桐生機関区から来たDE10(仕業番号 A24)が、2番線の1795列車の足尾寄りに連結。 次補機となる。
● 1番線にいたDE10(仕業番号 A23)が 小山寄りから機回し線を通って足尾寄りへ。 2番線の下り1795列車の先頭に、本務機として連結。
● 最後に操車係が編成両数を調べ、機関車の牽引力を超えた荷重でない事を確認。

No.64-21 1984.8.26 1795レ 35mm、F5.6-8、1/125sec
2番線の足尾本山行き 下り1795列車の先頭に、本務機(仕業番号 A23)として連結。 重連運転となる。

No.67-7 1984.9.8 725D 210mm、F5.6-8、1/60sec
下り 間藤行き発車。 前編成 キハ20、後編成 キハ40。

No.80-4 1984.12.8 729D あるいは 731D 135mm、F8、4sec
左側、3、4番線ホームの高架化工事が進んでいます。

No.80-11 1984.12.8 19:35 1794レ 60mm、F8、8sec
足尾駅からやって来た 上り1794列車は、先頭の本務機(A23)と次補機(A24)の重連運転。
17:57に桐生駅の1番線に到着。 本務機(A23) はここでお役御免。 機回し線を通って 桐生機関区へ待避。
次補機(A24)は機回し線を通って1794列車の高崎寄りに連結。
写真は、発車時刻の19:34に写したもの。 目的地である 高崎操車場 の到着予定時刻は 21:03です。

No.245-5 1988.9.18 信号室 35mm、F4、1/60sec
許可を得て撮影しています。 この時代はまだ おおらかでした。 湾岸戦争の前ですし、テロの脅威もありませんでした。

No.241-31 1988.9.18 11:00 723D 300mm、F4.5、1/60sec
1987年春の 国鉄民営化に時期を同じくし、足尾線の貨物輸送は終了しました。
桐生駅の高架化工事が完了し、1、2番線も高架ホームになっています。
機回し線が廃止され、もう 貨物列車の折り返し運転は出来なくなりました。

No.241-27 1988.9.18 10:50 下り🔹トロトレイン 35mm、F4、1/60sec
1番線に トロッコ列車 入線。 この日は朝6時から昼過ぎまで桐生駅で撮影していました。 イヤホンで聴いていたFM群馬(JFN)で、岡村孝子さんが 私の出したハガキを紹介していました。 内容は忘れましたが、ちょっと照れるような気持ちで聞き入っていた記憶があります。
この頃は良く、FM番組にリクエストカードを出し、留守録しておいて 後でダビングするのがマイブームでした。 カセットテープがどんどん増えていきました。
T's Angel MWさまの YouTube動画 岡村孝子『電車』
撮影技術も伴わない状態で、写真集を出版する前提で 国鉄足尾線(わたらせ渓谷鉄道)の集中撮影に専念し、いつまで続けたらいいのか 終わりの見えない日々が過ぎていきました。
複数の出版社にプロモーション写真を送付しても、返信すら無い始末。
情熱の持って行き場がないと言うか、この曲を聴きながら涙を流すこともありました。

No.245-9 1988.9.18 信号室 35mm、F4、1/60sec
背後にある路線図パネルに惹かれます。 足尾線の貨物列車が廃止されたので、ややこしいポイント操作は減ったのかも知れません。
淡々と仕事をこなす姿がカッコいいです。

No.261-29 1988.12.10 16:59 728D 150mm、F16、30sec
高架化工事が完成した 桐生駅を西側から望む。 日の入り時刻から30分後、東の雲にうっすらと夕焼けが反射していました。
駅へと向かう気動車のテールライトを、光の帯として撮影。 足尾線の始発駅は間もなく 夕やみに包まれます。。。
駅へと向かう気動車のテールライトを、光の帯として撮影。 足尾線の始発駅は間もなく 夕やみに包まれます。。。
国鉄足尾線時代 足尾本山駅-桐生駅、全区間案内 完結

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