ふせちゃんのブログ

布施隆宏 公式ブログ。 鉄道写真 風景写真 ジオラマ制作など 趣味の世界を紹介します。

だるま寺

2008-09-28 22:06:02 | おじゃまします~ぅ

 群馬県 高崎市にある 少林山 達磨寺 。 1月6日から7日にかけて夜通し だるま市がありますが、午前2時に参拝するのが一番ご利益があるらしいです。





 だるま堂には、全国のだるまが展示してありました。



 HTB・北海道テレビの人気番組 「 水曜どうでしょう 」 で、「 スーパー カブ 西日本編 」 で登場していた、竹田の 「 姫だるま 」 も展示してありました。 松山の 「 姫だるま 」 の可愛さに目移りしてしまいますっ。。。


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フォトエッセイ 第20話

2008-09-20 22:19:11 | 伝えたいもの
                       利権に群がるイラク戦争 

 8月31日(日)。 わたしは今、新前橋駅を見下ろす福祉総合センターに来ています。 8Fのロビーからは、北に群馬県庁と赤城山を間近に 眺望が楽しめます。

 日本全国をまわり、戦争の悲惨さを訴えているアメリカ人がいます。 アッシュ・ウールソンさん(26歳)。
 私たちは、イラク戦争から帰還した元兵士、ウールソンさんの講演会を開くため、ここに集まりました。
 垂れ幕、案内板、カンパ箱、書籍、チラシ、アンケート箱など、今日のために準備した 手作りの品々がテーブルに山盛りです。


                           まずは 気合い入れ!


                         試行錯誤のステージ作り

 ウールソンさんは大学進学を考え、学費のくめんに苦慮します。 高校在学中に軍のリクルーターが訪れ、ウールソンさんに軍隊(州兵)に入ることを勧めました。
 ベトナム戦争以来、徴兵制度が廃止されたアメリカでは、軍に入隊すると学費を国防総省が負担するという制度が始まりました。 ウールソンさんはこれを利用することにしたのです。
 軍隊といっても、ウイスコンシン州の州兵ですから、訓練は一年間に30日だけ。 災害が発生した時に派遣される程度ですから、戦地に行って鉄砲を持つことなど無いはずです。
 2003年、ウールソンさんに極秘任務が与えられました。 何も知らされないまま、たどり着いたのは開戦直後のイラクでした。


   オープニング企画は、高校生と専門学校生の担当。 パワーポイントを使って イラク戦争の経緯を紹介。

 ウールソンさんらは、常に M16ライフルの銃口を 子供たちに向けていました。 「 イラクの子供は手榴弾を隠し持っているから気をつけろ! 」 と、上官に繰り返し言われていたからです。 けれど、そんな話は他では聞かないし、イラクの子供たちは天使のように純心だったと言います。
 ある日、アメリカの軍用車がイラクの少女とヤギ2頭を ひき殺す事故が起きました。 その補償金を少女の家族に届ける任務が、ウールソンさんたちに与えられました。
 ヤギは1頭あたり200ドルの値が付きました。 少女の命には100ドルの値が付きました。 アメリカ軍は少女の人権を無視し、「 少女は 一生かかってどれくらい稼げるか 」 で、金額が決められました。
 交渉のため、上官と通訳の護衛に十数名の武装兵がその家を囲みます。 沢山の銃口が向けられる中、前日に娘を殺された父親が、たった一人で家から出てきました・・・。
 何という悲しい光景でしょう !
 「 この人たちを苦しめているのは、自分たちなのではないのか? 」 ウールソンさんは次第にそう思うようになったと語ります。

                 
           講演会を盛り上げようと集まってくれた、群馬子供の人権宣言合唱団のみなさん

 私は今回の講演をきっかけに、ブッシュ政権について調べる機会が増えました。 そして、未だかつてこれほど私利私欲の、利権の絡んだ戦争は無かったことを知りました。
 その幾つかを、キーワードに沿って紹介します。

ハリバートン社・・・ 国防総省を相手に、燃料の供給と建設会社として契約している会社。 チェイニー副大統領がかつて社長を務めていた。 共和党議員に献金し、政府から利率の良い契約を多く請けています。
イラク戦争では、世界中から貧困労働者を集め、イラク駐留軍の後方支援の人材派遣をおこない、政府から高額な契約金を得ています。

ブラックウオーター社・・・ 戦争請負い会社。 自社の訓練施設で養成した兵士をイラクに派遣して、政府から高額な契約金を得ています。
軍人ではなく民間人なので、軍法会議にかけられる事も無く、強盗も殺人も、やりたい放題。

PTSD (心的外傷後ストレス障害)・・・ イラク、アフガニスタンから帰還した米兵の60万人が うつ病だといわれています。 社会復帰が難しく、自殺者が後を絶ちません。 また、ホームレスの 1/3は 帰還兵です。

                   
                  全国を講演してまわっている アッシュ ウールソンさん。

 世界のどこかで紛争が起こると、アメリカが軍事介入してきます。 高額な武器を買わせ、内戦を激化させます。 軍隊と一緒に、上掲した商人たちが現地に入り、私利私欲をむさぼるのです。
 同時に、アメリカは イラクの油田を狙っています。 ブッシュ大統領がイラクに戦争を仕掛けた本当の理由は、「 イラク油田の経営権を フセイン大統領から奪い取ろう 」 というのが狙いでした。 そのために100万人ものイラクの一般人を殺し、4000人のアメリカ兵士を失いました。 戦争はまだ続いています!

                 
                 静まりかえる場内、ウールソンさんの声だけが 響きます。

 ブッシュ政権は日本に対して、軍事援助を求めています。 その邪魔者が、日本の 「 憲法9条 」。
 これを改正させ、自衛隊を米軍と一緒に戦争させようとするアメリカ。 けれどそうなった時、日本とアジアの平和は失われてしまいます。
 日本人の税金は、死の商人を潤わせる事になるだけ。 「 聖なる戦争 」、「 正しい戦争 」 なんて、ただの飾り言葉です !

 「 こんな醜い現実を、知らないままでいた恐ろしさ。 知ってしまった恐ろしさ。 そして、知ってしまったのに、何もしないでいる恐ろしさ 」。 ここ数日、心の整理をつける糸口を探している。

 ウールソンさんたちの全国講演ツアーは、9月中旬まで続きます。。。


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サイト未納料金 !?

2008-09-18 21:36:30 | その他 もろもろ
     今日の午後、ケータイに Cメールが届いてましたー。
「おっ、めずらしいな!」 と思っていると、何やら あやしいメールです。

  090 6946 2923 さんから届きましたー。

「 サイト未納金がございます。 本日までに連絡なき場合 法的処置を取らせて頂きます 」
 ㈱ NJC 03-6672-0813 担当 嶋田 

写真と本文は関係ありません 

 新手の振込詐欺なのでしょうか?
NJCという会社は事務器の販売会社として実在しますが、サイトを運営するような企業さんではありません。 それとは違う 団体(あるいは個人)があるのでしょうかねー。

 この人にだって親兄弟、場合によってはお子さんだっていらっしゃるでしょうに、「お父さんはどんな仕事をしているの?」 って聞かれて、胸を張って答えられるのでしょうか?
 ここ数年、こんな感じの電話とか、ずいぶん増えました・・・。



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フォトエッセイ 第19話

2008-09-14 15:35:00 | 伝えたいもの
     「 毎日暑いねぇ。 穴もぐりに行かない? きっと涼しいよ~ぉ!」 

 「 うわっ、狭い道! 対向車来たら、すれ違いできないじゃん 」。
 案内役の、埋蔵文化財なんたらかんたらの人の運転するクルマを見失わないよう、夏草の茂る急な坂道を下っていく。 たどり着いたのは、沼田市郊外にある利根川べりの河岸段丘だった。

 ある夏の日、卒業生らで作るサークル活動の顧問から、電話があった。
 「 毎日暑いねぇ。 どうしてる~ぅ? ところで、穴に潜りに行かない? きっと涼しいよ~ぉ! 」。
 唐突な電話でまるで要領を得なかった私は、この時期 「 涼しいよ~ 」 なんて言われたら、断れるはずがない。 私は二つ返事で了解した。 すると、「 じゃあ、クルマ出してくれる~ぅ? 」って・・・。 なるほど! 彼女が私を誘った理由って、それが目的だったのかぁ・・・。
 


 当日、集合したのは10名。 私ともう一人の男の子を除けば、皆さん歴史関連の名立たる有識者のようでした。
 案内されたのは、沼田市上川田地区。 畑に沿った崖に横穴がいくつも掘ってあって、深く続いている。 第二次世界大戦の末期、地下の火薬工場として掘削工事が進められ、完成しないまま終戦を迎えた、戦争遺跡である。

          

穴の中でありながら天井が高く、圧迫感はあまりない。 火薬の爆発事故に備えたらしく、一部に広い空間が作ってある。



 この日、私たちが2ヶ所目に訪れたのは、月夜野町後閑(ごかん)地区でした。 JR上越線と関越道に挟まれた山あいに 「 旧 中島飛行機 地下工場跡 」 というものがあります。
 1945(昭和20)年3月に着工。 面積14900平方メートルの地下工場を突貫工事で作り、終戦直前の 8月10日に完成させています。 工事には、中国から拉致してきた中国人約600名と、朝鮮人約1500名、動員学徒らが従事していたとされています。

 地下軍需工場はこの他に、群馬県内に2ヶ所あった事が分かっています。
  ・ 太田市西長岡地区の、旧 中島飛行機 地下工場。 面積9900平方メートル。
  ・ 吉井町馬庭(まにわ)地区の、火薬製造所。 面積17000平方メートル。

 現在、こういった「 戦争の遺跡 」を「 負の遺産 」として、保存しようという動きが出ています。 戦争の記憶は決して消してはならず、私たちはそれを語り継ぐ必要があると思うのです。



  今回の現地調査に参加した10名。 案内してくれたのは、埋蔵文化材調査事業団の菊池実氏( 左上 )。



調査結果や関連記事が掲載されている「 季刊 群馬評論 」( 群馬評論社 刊 )と、2007年8月に出版された、群馬県内の戦争遺跡を紹介した「 フィールドワーク・群馬の戦争遺跡 」( 平和文化 刊 )。

          < 写真および文章の無断転載を 固くお断りします >

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ねこバスさん

2008-09-10 22:29:09 | その他 もろもろ

 ねこバスさんの走行距離が 25万キロを超えました。

 もうすぐ12歳のお誕生日です。

 ミニバン専用のタイヤを履いているのですが、どうしても内側が減ってしまいます。 外から見ると ちゃんと溝があるように見えるのですが、覗いてみると、ワイヤーがすり減って見えていたりします。
 「 へぇー。 タイヤって、ワイヤーが見えていても、まだ使えるんだぁー 」 って、おののののいちゃいました。。。

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講演会 2

2008-09-03 21:21:07 | おじゃまします~ぅ
 今回の公演を盛り上げようと 名乗りをあげてくれた 合唱団のみなさん。 平和の歌声で アッシュさんご一行を お出迎えです!


 アッシュ ウールソンさんと ボランティアの通訳さん。 イラクでは今日も 罪もない人々がアメリカ兵に殺されている。 だからこれからも 平和維持の活動を続けると、熱く語ってくれました。


 アッシュさんと同行して 日本中を回っている、ジャーナリストの柴野氏。

 質疑応答も熱が入り… と言うか、みなさん 良く勉強してらっしゃいますっ!


キーワード

     ハリバートン社・・・死の商人・ハリバートン社と アメリカ政府の癒着!

     ブラックウォーター社・・・戦争 ( 殺人 ) 請負会社。 米軍人の10倍のお給料!
         ↑
  ぜひ 検索してみて下さい。 イラク戦争を続けると、これらの企業が莫大な利益を得るのです。
  日本からも 活動補助金 ( 思いやり予算 ) として、資金が企業に流れていくのでした・・・。



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講演会 大盛況

2008-09-01 23:03:54 | おじゃまします~ぅ

 8月31日、新前橋駅近くにある 社会福祉総合センターにて、「 アッシュ ウールソンくんの話を聞く会 」 が 開催されました。



 ウールソンさんと通訳ら 一行は、連日の公演ツアーで 疲労がたまっているようです。
 前日は長野県で講演。 当日は昼過ぎに安中市で1つ講演を終え、4時半からこの前橋へ。 夜は一般の方の住宅に泊まり、翌日は高崎市で講演の予定が入っています。



 会場の大ホールは 大盛況。 メモを取りながら聴いている方が多かったのが、印象的でした。。。

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