ふせちゃんのブログ

布施隆宏 公式ブログ。 鉄道写真 風景写真 ジオラマ制作など 趣味の世界を紹介します。

索道(さくどう)の模型制作

2020-10-27 17:43:21 | 鉄道模型 HOジオラマ
 日立セメント 大平田鉱山 の索道で使われていた 搬器 ( はんき ) を 日光市の あしおトロッコ館 ( 古河足尾歴史館内 ) にて展示していますので、簡略的な情景模型を制作しました。




 日本の索道の歴史は ここ 足尾銅山 で始まります。 そして、国内で最後まで残っていた 大平田鉱山の索道から、2基の搬器がやってきました。 意味深いことです。




 支索上を走る4つのランナー ( 走行ローラー ) のフレームはボギー台車のように.なっています。 折り返し地点でUターンするためです。




 ウエイトローラーが懸垂リンク ( 本体 ) の向こう側にぶら下がって見えます。 そのため、曳索 ( えいさく ) をグリップする握索 ( あくさく ) 機が反転しています。




 搬器の内部。




 レバー周辺。




 あしおトロッコ館ではスタッフ立ち合いのもと、搬器を実際に操作できます。
 今年の開館は 11月29日 ( 日 ) までで、来年 4月まで 冬季休館になります。 ご注意ください。
 写真の右奥に写っている蒸気機関車は コッペル7号機です。




 搬器の概略寸法をスケッチしました。 物差しの届かなかった上部の寸法はおよその値です。




 鉄塔の材料は フジドリームスタジオ501 で購入しました。

 類似の製品は さんけい みにちゅあーと でも見つかります。




 上部パーツを反転させ、それっぽく見せてます。 支索は 0.5mmのピアノ線です。 寸法を間違えたので 継ぎはぎだらけです。
 次はもっと ちゃんと作ります。

 実物は 大平田鉱山 索道 で検索してみて下さい。




 搬器鑛鉄道 さまが3Dプリンターで作った試作品です。 来年より あしおトロッコ館 にて製品の販売を行う予定です。。。


コメント (2)
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HOナロー 鉱車 キット

2020-10-25 22:55:20 | 鉄道模型 車両改造など
 HOナロー ( 9mm ) ゲージの グランビー鉱車キット を組み立てました。




 鑛 ( あらがね ) 鉄道 さまが販売する 3Dプリンター製の車両です。 写真はすでにライトグリーンに塗装した状態のものですが、製品は乳白色です。




 プラ製の車輪、車軸のほか、カプラーカバーが付属します。 KATO製 カプラーN はユーザーが用意する事になります。
 左の車両は、付属の車輪、車軸を組んだもの。
 右の車両は、Nゲージ用の車輪を組んだ状態です。 フランジが当たる部分を カッターナイフなどで削る必要があります。




 両者を並べてみました。 車輪径の違いが分かります。 鉄車輪の方が 動きが良いです。




 Bトレイン用のKATO製動力ユニットで テスト走行してみました。
 鉄車輪の車両は重心が下がり、R110mmの曲線も安定して走りました。 プラ車輪は走行には適しません。
 また、プラ車輪のままでは カプラーの高さが低くなります。




 車輪の側面を黒く塗り、完成としました。




 鑛鉄道 さまは 本業は模型屋さんではありませんので、大量発注はお控えください。




 9mmナローレイアウトで記念写真です。。。


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