ふるぼう知生(ともお)の活動報告

わたくし、古坊知生(ふるぼうともお)の日々の活動を皆さまへお伝えするコーナーです

小林興起政経塾の駅頭

2012年05月08日 | Weblog
 5月8日、本日は早朝から大塚駅北口で小林興起政経塾の駅頭を行いました。もちろん塾長の小林代議士が演説をするのですが、来られる時間まで私が前座で演説を少々させてもらいました。

 振り返って考えてみると、小林代議士は政策においていつも正しい判断をしてきました。政治改革という名のもとに選挙制度が中選挙区制度から小選挙区制度に代わるとき、時の小泉純一郎代議士とともに大反対をしました。「日本には小選挙区制度はふさわしくない。」という主張はマスコミによって守旧派とレッテルを張られ、選挙で落選の憂き目にあいました。現在国会においては小選挙区制度を中選挙区制度に変えるための議員連盟が超党派で3ケタの議員を集めて発足しているところです。小選挙区制度へと舵を切った当時の河野洋平自民党総裁が「私は間違っていた。」と自分の非を素直に認めたのです。少なくとも次の次の選挙では中選挙区制度へと移行するだろうというのが現在の流れです。小林代議士の過去の主張の正当性が今明らかになっています。

 郵政選挙もそうでした。小林代議士は「日本の国益になるのではなく、アメリカの策略である。」と主張し、造反議員として自民党を除名され選挙でまたまた大敗北。しかし何と先日の国会でその郵政民営化法が自民党・公明党・民主党の賛成多数で改正をされたのです。細かくは申しませんが、小泉・竹中路線の否定を意味する内容です。マスコミは大きく報道しませんが、明らかに郵政民営化がなされた7年前からの路線の大転換なのです。端的にいうと、あの郵政選挙はなんだったのかということです。あの時、国益を考え、自民党総裁である小泉首相に反旗を翻して造反し、刺客を送られ議席を失った議員たちは本当に無念な思いでいっぱいだと思います。またその名誉が回復されてしかるべきだと私は思っています。でもマスコミの扱いが小さいのでほとんど話題にもなっていませんが…。ここでも小林興起代議士の過去の行動の正当性が明らかになりました。

 今政局においては、消費税増税まっしぐらの野田首相の胸三寸で解散になるかどうかという状況です。TPPについてもどのように転ぶかわからない状況です。消費税に関しては「今このデフレの状況で増税しても、増収になるわけがない。」と増税に反対していますし、TPPについても「郵政民営化の時と同じく、アメリカの策略であり、国益にならない。」と反対をしています。私は政治家としての小林代議士の見識の高さを尊敬しています。その辺をどうすれば選挙民の方々にお伝えしていくかということが難しいところですね。少しでもこのブログを読んでご理解が深まればありがたいです。私は次の選挙でも政治の恩師である小林代議士を力いっぱい応援する覚悟です。
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2 コメント

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政策の発信方法 (ながたに)
2012-05-08 18:52:37
古坊さん、本日もお疲れ様です。

郵政選挙の時の小林代議士の行動は知っておりましたが、小選挙区への移行に関してもこのような過去があったとは知りませんでした。

現在、ブログを始めユーチューブなど個人でメディアを持てる時代になりました。フェイスブックの登場で実名でのやり取りに、発言の信用性が高まり、もはや匿名での発言は、信用性が保証されなくなってきております。

技術革新とともに、本当に勉強している人、また国民(正確に言えば多くの日本国の有権者)にとって、プラスになる政策が日本国民に浸透していく日が目の前に来ています。

私も自分の技術を古坊さんのような方々と共有できたらと思っています。

本日も、朝からお疲れ様でした。
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RE:政策の発信方法 (ふるぼう知生)
2012-05-09 06:57:06
 いつもコメントありがとうございます。
 
 確かに個人でメディアを持てる時代になっているのですが、そのメディアにどんな人がアクセスし、その情報がどのようなかたちで広がっていくかということまでは当たり前ではありますが、計算することができません。

 私の感覚では、アクセスする方というのはいわゆる固定客であって、新規の方というのはそう多くないのではないか。すなわち広がりというのがあまり期待できないのではないかということです。

 郵政選挙の時も小林代議士の考えはホームページでは強く主張しましたし、演説会も数多くの会場で訴えたつもりです。しかし結果は圧倒的に敗北でした。マスコミの一方的な情報を鵜呑みにした国民のなんと多かったことかということです。

 もちろんそれも含めて選挙ということですので、仕方ありませんが、少なくともマスコミは賛成派・反対派両方の立場を尊重して報道しなければならないと思うのです。しかし、郵政選挙の時は自民党寄りに、政権交代の時は民主党寄りに明らかに偏った報道をしていましたよね。そしてそれが原因となってあのような偏った選挙結果になったのです。

 何を言いたいかというと、結局マスコミがどのように考えて報道するかによって選挙の結果も決まってしまうということでしょう。だから私は自分の頭で考える力を持とう。マスコミは単なる参考意見としてとらえて、自分で判断しようというような主張を常にしているつもりです。

 昔は大手マスコミにも矜持があり、自分たちの会社の主張というものがありました。ライバル会社との差別化を図り、会社の個性というものがあったと思うのですが、今はどのチャンネルを見ても同じようなニュースばかりです。また番組もバラエティばかりで個性が失われてしまいました。その劣化は直視できないほどですね。

 私はマスコミに対して物を申す政治家が現れてほしいと思っています。報道の自由という言葉を使って自分たちの商業的な利益のために、人権をある時は無視し、そして国益を損ねるようなことになることにも配慮のない今のマスコミの姿勢について、法律による規制をすべきです。

 国会議員の中では亀井静香や小沢一郎が今のマスコミの既得権益を壊すべく頑張っているようです。だからこそあれだけ、マスコミからペンの暴力を受けてしまうのでしょうね。

 いずれにせよ、根本的にマスコミを変えていかなければ日本の政治もよくならないと私は感じています。
 
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