令和６年能登半島地震について

　皆様もご存知の通り、昨日の午後四時過ぎに、石川県能登地方を中心に最大震度７の地震が起こりました。
　不幸にしてなくなられた方々、そしてご遺族の方々に心からお悔やみを申し上げます。また、被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます。
　さて、私の実家は輪島市にあります。災害時に迷惑になるかと思い、恐る恐る連絡を取っていましたが、母のいる自宅には何回かけても電話が通じず、携帯を持っている兄が外出しており、安否確認が取れず、ずっと不安でした。
　先程やっと、隣に住んでいる方から電話があり、母親と一緒に寒くしないように工夫しながら生活しているとの連絡がありました。
　昨日からほぼ一日連絡が取れなくて、正直不安しかありませんでしたので本当にホッとしました。
　テレビを見るのがとても辛い状況ですね。今すぐ飛んでいきたい思いをこらえつつ、それでも落ち着いたらお手伝いに行こうと考えています。
　兄は地震時に仕事のために外出しており、能登空港の近くにおりましたので、私はショートメールでやり取りしながら、励ましておりました。部落の長をしている兄はこんな時に自分が地元にいなくて申し訳ないという思いを強く持っていたので、「部落の人が助け合って頑張っているだろうから心配しないて、自分のことを考えるしかないよ。」と言っておきました。
　道路があちらこちらで通行止めになっているので全く動けないと嘆いていました。立ち往生した何時間後かに近くにあるコンビニからパンと飲み物の提供があったという報告もありました。早く兄と母親が会って、本当の意味で安心して欲しいですね。
　災害の恐ろしさと、いざというときに何も出来ない自分なんだなということも改めて感じました。とりあえず命が最優先なので安心しました。まだ、親戚で無事を確認できていない人が一人います。心配です。また、ご報告いたします。
　私のもとにも私の田舎のことを知っている方々から何人もご連絡を頂きました。本当にありがとうございます。お気持ちに感謝です。