sekiの徒然日記

旧布野村に週末帰農を始めて18年で遂に解散。今後は尾道からsekiの徒然日記として再スタート。

考えさせられる

2022-12-22 18:28:45 | 時評
 広島ブログ
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旧布野ダッシュ村日記です。

 今日の中国新聞5面オピニオン、「考える」で論説委員の
石丸氏が障がい者の花咲智子さんに触れている。

 その文章を、つづめて分かり易く紹介する能力がsekiには
ないので新聞やネットで読んでで頂けると誤解がない。

 それでもあえてつづめてアップすると、大学でジャーナリ
ズム論の授業を持っている石丸氏が、取り上げたのが花咲智子
さんが書いた「私は人間」の詩。

 それは「福祉作業所で働いて時給250円だった」で始まる、読
んだ学生からは、雇用契約を結んでいない福祉作業所の場合は
工賃ととらえ、最低賃金が当てはまらない、そんな事情を教わっ
ても違和感が払えなかったそうだ。

 更に石丸氏は「私は人間」の詩に接した読者の反応も授業で伝
えた、とある偉いさんは税金で購入した何千万もする高級車で移動
したり、年間100万以上になるタクシー利用でも、多少多くなった
程度だとか。最低賃金にはるかに及ばぬ額しか支給されない人がい
ることに、どれほど思いを寄せているのでしょうか・・・西区の
竹田晶子さん。

 石丸氏はジャーナリズム論の観点から、花咲さんを取り巻く1編
の詩から、広島・山口両県で発生した高級公用車問題や広島県教育
長の不始末に思いが及んだ。

 このことから理非を正すのは、何も政治や行政を巡る報道に限らな
い、ジャーナリズムの別の役割は名もなき人の生き方や伝えること
であるとしている。

 それはその通りですが、sekiはもっともっと一井の人の声を生活
を取り上げてほしいと感じる、seki自身障碍者施設の仕組み・ルール
等について全くの無知、へー賃金出るんかいなー、通所の人、施設
入所している人の関係・・・全く知りません。

 まぁ私の無知は置いて、これには続きがあって花咲さんが中国新聞
に投稿したのだ、「時給が50円上がり950円になりました、お祝いに
2枚で258円の家族分買い味わって食べました、昔はいくら頑張っても
報われないと考えてました、自分を出さないように、目立たぬように、
福祉の中で頭を下に向けて、誰とも目を合わさないようにしてました
。今は、どんな人にもあいさつをしています。仕事も、いつも全力です。
それが伝わったのか、今の職場は居心地のいいし、人も優しいです。
 (雇用関係のある職場に変わったようです)

 授業で2度読み上げたら教室がしんとなったそうだ。

 長くなりました、原文をみてほしいですね。

 

 
 

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