夏になるといつも困るのは冷房ですよね。
いくら部屋を冷やしても外から入ってくる熱が大きいとクーラーがフル運転になってしまい節電できない。
ということは、電気代が嵩む。（フル運転という表現がいいかどうかは微妙ですがわかりやすくするために使用します。）
特に工場などの金属屋根を使用しているところはかなり大きなウェイトを占めていることが多い。
そこで、遮熱塗料などを塗ることによって屋根からの持込まれる熱量を下げることによってクーラーがフル運転しなくてもいいようにして節電効果を高め、また冷房能力を高める。
しかし、現状使用される遮熱塗料は樹脂を含む物が多いので、紫外線による劣化が大きい。
数年も経てば効果が大きく減少してしまうというのがネックであった。
この度開発された遮熱塗料は樹脂ではなくガラス系成分のため劣化が非常に小さい。
この塗料は、日光を反射して金属面の温度を低く保つ効果が数十年間続くため、金属の腐食を進みにくくするという。
（イメージ画像は、日本ペイント様より引用）
ただし、金属以外のものにも有効に作用するかどうはまだ未検証のようだがこれから検証してくとのこと。
2年以内に実地試験が開始され、商品化には5年ほどかかる見込みだ。海軍がスポンサーについていることで、成功する可能性は高いと米ジョンズ・ホプキンス大学応用物理学研究所の主任研究員、ジェイソン・ベンコスキ氏は言う。
これが実用化されればかなりの遮熱が期待できる。
物理的な剥離が起きない限りは再塗装が必要ないので保守や費用面でもかなり有効だ。
そして何より、腐食を防止してくれるということが大きい。
ただ私が少し気になる点は、熱を反射するということなのでその熱が外の温度をあげる原因にならないかということ。
反射した熱が完全に空側へ放たれていれば良いが、周りにある建物の外壁などにあたっているとそこの熱が上がってしまい迷惑を掛けることになりかねない。
その点もクリアできているのなら本当に素晴らしい製品だと思うので、ぜひ実用化していただきたいと思います。
日光下でも金属が熱くならない夢の塗料を開発
今日、ブログにログインしたらアクセス数が普段の10倍近くあってびっくりしています。
なんかあったのかな・・・・・・。
数回ほどgooのおすすめ（記事）に選んで頂いたことがありますが、そういう時であればそのくらいのアクセス数があっても不思議ではないんですけど。
そうでもないし・・・・・・・なんでだろｗ
多くの方に見て頂けるのは嬉しい限りですがびっくりです。