すごい石炭部の活動

徒然なる ぶろぐ

万能鑑定士Qの事件簿 Ⅸ

2012-02-21 20:43:34 | 小説



シリーズ第9弾。

今回は表紙にもでてるとおり、モナリザがキーです。
以前ルーブルで莉子がみたモナリザに感じた違和感。
それは、「これは贋作ではないか?」というもの。
以前の話の中では、贋作という表現は使われていませんのであしからず。

37年ぶりに日本開催が決まったモナリザ展。
そのスタッフとしての登用試験に選抜されることになる莉子。

コレを気に、本当の鑑定士として認められる様になるのか?それとも・・・

今回のストーリーは、結構最初のほうから練りに練られた罠が張っています。
 前作の波照間島の水問題の話のような大胆さと綿密さが伺えてきます。

今までにない莉子の心情や行動が出てくるので、すごく新鮮に感じれます。
結構知識になる内容も豊富なので、通勤通学の合間に読んでみるのもいいと思います。


今回紹介の本
タイトル : 万能鑑定士Qの事件簿 Ⅸ
著者 : 松岡 圭祐
出版 : 角川書店
ISBN 978-4-04-383650-5