私たちの千代尼通り商店街なかまちでは、月に数回の定例会議があります。
会議によっては、協議事項が少ないこともありますので、
事前に今日は勉強会にしよう、ということを決めておき、
みんなでDVDを視聴するなどして意見交換をしたりします。
今回のDVDは中村文昭氏。
講演テーマは、『他人を光らせる人が自分を光らせる』です。
18歳の時、家出同然で単身上京、
焼き鳥屋で人生の進路に影響を受ける人物に出会ったそうです。
その方の事業を手伝い、六本木にショットバーを開店、店を任せら、5店舗まで拡張。
21歳で独立、三重県に戻りショットバー「クロフネ」オープン(1号店)、
26歳の時、リビングカフェ「クロフネ」をオープン(2号店)し、
レストラン・ウェディングを始めます。
現在は、講演依頼が年に数百回におよぶとか。
それを断らない理由が講演のなかでもテーマのひとつになっていました。
経歴から想像するような武勇伝が中心の話ではありません。
講演の中核は、焼き鳥やで出会った師匠に教えられたという
「人生を変えた四つの鉄板ルール」を中心に進んでいくのですが、
その後のいろんな局面にこの教訓を生かして、
あるいはこの教えをとおして人や物事に接することで、
人生を前向きに変えていったエピソードに溢れています。
また、有無をいわないで、人のために働く行動力と姿勢によって、
人脈を人望につなげていったといいます。
「龍馬伝」の1シーンに触れていたことが印象的でした。
※詳細の内容は割愛します。
さて、このような勉強会、
いい話だったね、で終わってしまっては何にもなりません。
明日から、今からでも、
具体的に何かを変えていけるといいと思います。
そんなおおげさに、これからを先は考え方を大転換するようなことでなくても、
例えばゴミひとつ拾うようにする、
それだけでも変えていければいいと思うのです。
結局そういう積み重ねでしか、
人間は変わっていかないのではないのかと、
今回もつくづく考えさせられました。