木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

長距離移動の蝶 名前はまだない

2020-06-30 07:52:57 | 昆虫など

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木曽からの
来客が実は
もう一種類いる。


大阪生まれの
木曽育ち
名前はまだない。


先日
スジボソヤマキチョウの
飼育の様子を
詳しく紹介した。


その食樹
クロウメモドキに
名無しの権兵衛
わらじのような
緑色をした小さな幼虫を
見つけた。


最初は
気にしていなかったが
どんどんそのわらじが
大きくなってきた。


まあいいか!
クロウメモドキを
食べてくれるのだから
スジボソヤマキチョウと
一緒に育てていた。




わらじ型の幼虫と言えば
シジミチョウ
クロウメモドキ
シジミチョウで
検索をかけると
ミヤマカラスシジミと
ヒットした。




似ている!!
クロウメモドキの冬芽に
卵を産み付け
展葉と同時に孵化する。


まさにドンピシャだ
名無しの権兵衛でなく
ミヤマカラスシジミとして
それからは育て始めた。
しかし確証はない。


木曽から卵を付けた
クロウメモドキを
運んできて
大阪で孵化して
木曽で育ち
もう一度大阪に
戻ってきて
蛹になった。




なんと
長距離移動した蝶として
ギネスに載るのではと
思うくらいだ。


ミヤマカラスシジミと呼べるのは
蝶に羽化してからになる
この蛹今の所
名前はまだない!