木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

ウラシマソウ 不思議な植物

2020-05-15 07:15:09 | 木曽Now

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我が家では毎年
珍しい植物が
花を咲かせてくれる。


ウラシマソウと言う
名前の植物
ウラシマは
浦島太郎のこと。


マムシグサと
同じ仲間の植物で
仏炎苞(ぶつえんほう)を持つ。

(マムシグサの芽生え)


(マムシグサの葉と花が伸びだす)


(マムシグサの仏炎苞)

その中にある花の
付属体が
長く伸びている。


その様子を
浦島太郎の持つ
釣りざおの糸に
見立てたと言う訳。


なかなか
面白い名前を
つけたものだ。


家を建てた頃から
生育していたと
思われるのだが
この林の中
無差別に
昔は草刈りを
行っていた。


そのため
花をつけていても
大きくなる前に
刈り取られていた。


最近は
目立つ雑草だけ
手作業で刈り取り
大切な植物は
残している。


そのため
見事な釣り糸のような花を
今年も咲かせてくれた。


サトイモ科の植物は
大きくなるにつれ
雄から雌に
性転換する
性質がある。


我が家の
ウラシマソウは
長年草刈り機のせいで
大きくなれず
毎年雄の花だろう。