木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

ジュウイチ バードストライク

2020-05-24 07:16:42 | 散歩道の鳥たち

開田高原アメダス    今朝の最低気温   7.5℃     昨日の最高気温   19.7℃    
木曽町新開       午前7時の気温   12.0℃       今朝の天気    晴れ

先日午後3時ころ
窓ガラスに
何かがぶつかる
大きな音がした。


慌てて窓を見ると
羽毛が舞っている。


すぐ
バードストライク
鳥が窓ガラスに
激突したのだと
分かった。


下を見ると
大きな鳥(ハトくらい)が
翼を広げ
尾羽も開いて
だらしなく
横たわっていた。


まだ生きているようだ
しばらくして
翼は閉じた。


黄色い縁取りのある
目はうつろ
脳震盪を
起こしているようだ。


手袋をして
すぐ下におりて
デッキにあげてやった。


嘴でつつくこともなく
なされるままだ。


夕方まで
立ち上がることもなく
目は自然と
閉じていく。


今までも
ヤマガラなど
小鳥のバードストライクは
何度かあったが
すぐに元気になり
飛び去ったが
今回は
かなり重症のようだ。


図鑑で
鳥の名前を
調べてみて
ホトトギスや
カッコウと同じ仲間
ジュウイチだと分かった
同じように
托卵をする鳥だ。


夕方になり
かなり気温も
下がってきたので
新聞紙をたくさん入れ
使い捨てカイロを
3個入れた段ボールを
軒下に置き
その中に入れてやった。


寝る前
デッキに出て
懐中電灯で確認すると
目を開き首をあげた
まだ生きていると
安心して眠りについた。


翌朝
雨戸をそっと開けると
箱の中は空っぽ!
辺りを見ると
すぐそばの
シラカバの枝に
とまって
こちらをじっと見ている。


黄色いリンクの目は
元気そのものだ
すぐ写真を撮らせてもらった。



安心して
すべての雨戸を
開けていると
ぶつかった時と
同じように
羽毛を1枚ふわりと
残して飛び去った。


今日も
川向うで
「ジューイチ ジューイチ」
と大きな声で
さえずっている。