心配ないさ~

ふくたまの日常生活のつぶやき

美女と野獣 東京 四季劇場・夏 平成24年2月11日(土)マチネ

2012年02月11日 19時17分46秒 | 劇団四季


行ってきました!初となる、四季劇場・夏

先週、1年3ヶ月ぶりとなる観劇をしてから、まだ一週間しか経っていませんが、
さあ、今日も観劇しよう!ということで、行ってきました「美女と野獣」。

キャッツは変わらず田邊さんがタガーをやっているみたいで、
どちらにしようか迷いましたが、今日は美女と野獣にしました。

理由は、キャッツは3回観ているのに対し、美女と野獣は1回しか観ていないと
いうのと、何と言っても、美女と野獣にはふくたまが大々々々々好きな女優さんが
出演されているからです

その女優さんとは、

早水 小夜子さん

思えば、今から4年半前。

偶然私は知人から、福岡「マンマ・ミーア!」のチケットをもらい、
劇団四季の舞台を初めて観劇しました。
(本当は高校1年生の時、オペラ座の怪人を、課外授業の一環で観ているんですが)

その時は、2階席の、最後尾でした。

舞台俳優さんのお顔は、正直ほとんど見えませんでした。
(今ならPRKを受けたんで、きっと見えるはず

でも、そんな中で、私の脳裏に強烈に印象として焼きついたのが
早水 小夜子さん演じるドナの、パワフルかつ、それはそれは美しく素晴らしい
歌声だったのです

それで、私は四季ファンになったのです。

私が舞台観劇を趣味としているのも、早水さんあってのことでした。

それから4年半、お目にかかる機会がありませんでしたが、
今日、ようやく早水さんにお会いすることができたのです

【キャスト】


【劇場に到着】
 四季劇場・夏は、大井町駅から歩いて10分ぐらいのところにあります。

 大井町駅は仕事の乗り継ぎで、毎日乗り降りしています。

 いつも、坂本里咲さん演じるベルのお美しい姿が映る大ポスターに見とれながら
 ビジネスマン・ふくたま(笑)は、会社に向かっています。

 ちょっと迷って劇場に到着。

 ホワイエは決して広くはないのですが、とても造りがしっかりしてて、
 清潔だと感じました。

 椅子がとても広く、かなりゆったりできました

 椅子に座り、キャスト表に目をやります。



 これを見ただけで、すでに涙ぐむ私って

【第一幕】
 今日のベル役は、高木 美果さんというお方でした。

 もうとっても美しかったです!

 初見であり、舞台が始まる前から、どんな女優さんなんだろうと、
 とても楽しみにしていました。

 お顔が小さく、スタイルもいいし、何より美人

 歌声も美しく、演技もとてもうまかったです

 キリッとしてて、凛々しいベルを演じられるな~と、感じました。

 舞台の方はと言うと、もう、とても楽しかったです!

 一回目に京都で観た時も、素晴らしい舞台だ!と思っていましたが、
 今日はその時以上でした。

 二回目になると、いろいろなところを、しっかり観れからというのも、
 あるのかなぁ

 先週観たエビータは、出だしの
 「非常に辛い務めではありますが…」以外は、ほぼオール歌でした。

 だから、セリフがある舞台というのが、なんかとても新鮮に感じました。

 ガストンがベルにプロポーズするシーン。
 ベル役高木さんのコミカルな動きが、とてもおもしろかったです


 お城のシーンに入ったならば、さあ、いよいよ、ミセス・ポット役早水さんの
 登場です

 もう早水さんのお顔を拝見しただけで、ジーンときちゃいました。

 最初の方のシーンでは、早水さんの歌は少ないのですが、
 ちょっと聴いただけで、早水さんが四季の中で、一番歌がうまい俳優だという
 ことを思い出させていただきました

 劇団四季で一番歌が上手い俳優は?

 ビースト役の中井さんも初めてお会いしましたが、とても歌がうまく、
 演技もかなり細かい部分までこだわって、ビースト役を演じられているのが
 伝わってきました。
 ビーストは怖い役柄ではありますが、一番ウケを取るのもこの役柄ですね
 最初にベルを夕食に誘うシーンなんか、笑いっぱなしなってしまいます

 舞台を観ている時に、ふと腕時計に目をやりました。

 すると14時10分

 えっ!もう1時間10分も経っていたのか!

 時間が経つのを忘れるくらい、私、舞台に没頭していました

 ベルがお腹をすかせ、タンス夫人に夕食を食べたいということを
 「自分で言ってきます!」と言って、部屋を飛び出します。

 1回目に美女と野獣を観たのは、ちょうど2年前。

 ストーリ展開の記憶も少し薄れており、
 この後どう進んでいくんだっけ?と思いました。

 ルミエールがコッグスワークに、
 「お客様は大切にもてなさないと」と言います。

 そうそう、これからビーアワゲスト

 めちゃくちゃハッピーで、楽しいシーンが始まるんだと思い出しました

 魔法をかけられたお城の住人達が、ベルを賑やかにもてなします

 コッグスワークがルミエールを捕まえようとするシーンは、
 なんかかわいかったです。

 ここでも、早水さんの美声を堪能させていただきました
 何人かで歌う時も、早水さんの歌声は響き渡りますね~

 連続回転では大きな拍手が。
 ミストフェリーズを思い出します

 そんなこんなで、あっという間に、第一幕が終了。

 気が付けば、開演から1時間35分経っていました。

 幕間で、「すごく楽しい。また観にきたい。」と会話されている方々がいました。
 私も同感です


【第二幕】
 第二幕は何度も泣きました。

 ベルに書庫を見せるシーン。

 本の山に感動するベル。
 「これは全部キミのものだ」と、懸命に愛情を表現するビースト。
 理由はよく分かりませんが、涙が流れました。

 楽しく、そして、感動できる、とても素晴らしい舞台だと、改めて思いました。

 ベルがビーストに本を音読してあげるシーンは、なんかホンワリとなりますね
 いちいちあいずちを打つビーストが、とても可愛かったです

 ビーストが、「自分は人とは違う」とベルにつぶやきます。
 ベルは、「私も同じ。変わっていると言われる。だから、あなたの気持ちが
 よく分かる。孤独に思ってた。」と語りかけます。
 ふくたまは、「僕もそう。仕事では、進んで地雷地帯に足を踏み入れる。
 だけど、周りの人は誰もそうしようとしない。孤独に思ってた。
 なんて、心の中で、ちゃっかりお二人に同調していました(笑)

 ベルが、「もう一度チャンスをください。一緒に食事をしてください。」と
 言うと、ビーストは「もちろん!!」と大喜びします。

 ビーストの「ピンク!」発言。

 今日一番のウケでした

 この時、劇場中から、子供達の笑い声が聞こえてきました。
 ライオンキング ティモンの
 「誰がスカートはいとんしゃあって?」(博多弁バージョン)
 と同じく、こういうストレートなギャグが、子供は大好きですね


 散っていく花びら。

 ビーストは意を決し、ビルに思いを伝える覚悟をします。

 そして、高木さんベルは、ビーストとの晩餐のため、
 それはそれはお美しいお姿で、イエローのドレスを着て現れます。

 『美女と野獣』

 もうイントロだけで、涙があふれ出します。

 追い打ちをかけるように、早水さんの、心に染み入る歌声。

 優雅に舞うベルと、ぎこちなくそれに続くビースト。

 二人の愛が確かなものになっていきます。

 もう感動という言葉以外、思いつきません。


【最後に】
 美女と野獣、本当に楽しく、ハッピーな舞台でした

 観終わった後の充実感は、キャッツと同じくらいありました

 本当に、本当に素晴らしい舞台でした

 早水さんにも、久しぶりにお会いできたし、今日の充実度と言ったら、
 近年まれに見るといった感じです

 美女と野獣、キャッツ、どちらもふくたまの家から、数駅で劇場に
 たどり着くことができます。

 これはまた、四季熱が再燃しそうな予感

 そろそろ『四季の会 会員』になろうかなぁと、考え始めるふくたまです。

 以上、先週に続き、とても充実した休日となった、大満足の観劇でした

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