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心配ないさ~

ふくたまの日常生活のつぶやき

能動的

2012年01月04日 18時05分57秒 | お仕事
能動的

この言葉を辞書で引いてみると、

【意味】自分から他に積極的に働きかけるさま。

とありました。

「能動的に動くこと」、「自主的に動くこと」、これはふくたまが仕事をする上で、
最も強く意識し、常にそうであるよう心掛けていることです。

「能動的」の対義語は、「受動的」、つまり「受け身」。

これはふくたまが仕事をする上で、最も嫌う姿勢であり、常に、そして絶対に
そうならないよう心掛けていることです。


5年半前、今の会社に入社し、私は初めてSE・プログラマーという職種を
経験しました。

前の会社では4年間、社内SEを経験しており、その中で、
SEのようなこと、プログラマーのようなことをやってはいました。

ただやはり、社内SEは対自社の作業であり、お客さんを相手にし、売上に直結する
ようなものではありません。
プログラミングはよくやっていましたが、それはあくまで仕事のごく一部で、
保守、メンテナンス、自社社員の問い合わせ対応、月次決算の取りまとめ等、
いろいろな作業をやっていました。
多種多様な作業を行う社内SEは、いい意味でも悪い意味でもなく、
設計、プログラミング、テストなどを生業とする、真のSE・プログラマーと呼べる
ものではありませんでした。

だから、転職して、初めてプロのSE・プログラマーを務めた時は、
「本当に自分でやっていけるのか…」と、とても不安になったものです。
実際に先輩方の設計書作成技術、コーディング方法、テスト技法を目の当たりに
した時は、知らなかったことだらけで、とても驚くと同時に、実力差を痛感し
落ち込んだのをよく覚えています。

会社は違いますが、今でも私がとても尊敬しているスーパーリーダーTさんの元、
入社してすぐに、生まれて初めて設計書の作成を担当しました。

右も左も分からず、とにかく毎日必死でした。
間接部門だった社内SEの時とは違い、システムを造り上げてお金を稼ぐのが、
SE・プログラマ。
Tさんや、先輩Yさんの足を引っ張ることだけはするまい…、と常に思い、
今自分にできることをとにかく一生懸命やっていきました。

プロジェクトがスタートして3ヶ月ぐらい経った頃、メンバー全員で飲み会を
しました。

飲み会がスタートしてから、30分ぐらいして、先輩Yさんが
「ふくたまくんは能動的に動いてくれるから、本当に助かるよ。」と口にしました。

すると、Tさんもそれに同調し、
「そうだね~。ふくたまくんは能動的だよね~。
 あの時の仕事ぶりを見て、オレもそう思った。」
と言われました。

「あの時の仕事」というのは、とてもささいなことでしたが、
システムの一部で封筒に文字を印字する機能があり、それを作成する上で調査として、
いろいろな種類の封筒と、その封筒の透明で中が見える部分をミリ単位まで測り、
結果をTさんに資料としてお渡ししたことがありました。

誰も様々な種類の封筒を調べろと言ってなかったし、ミリ単位まで測れなんて
言っていませんでした。
ただ、私は調査を依頼された以上、それぐらい正確な情報、
依頼者が様々なシチュエーションに対応できるような情報を提供するのは
当然と思い、できる限りのことを調べ、Tさんに資料を提出しました。

リーダーTさん、先輩Yさんから、「ふくたまくんは能動的」と言われ、
私の考え方は大きく変わりました。

「技術や経験が未熟であっても、自分から自発的、自主的に動き仕事をすれば、
 評価してもらえるんだ。」と思いました。

それまでは、
「この世界でやっていくには、評価してもらうには、技術力が全て。」と
思い込んでいました。

それが、お二人からの自分に対しての印象を伝えられた時、大きく変わりました。

「能動的であることが大事なんだ。」と。

何も技術力より、能動的であることが大事と言っているわけではありません。

ただ、例え技術力が足りなくても、能動的に仕事に向かう姿勢、
自主的に物事を解決しようとする姿勢は、とても高い評価や、大きな成果を
もたらしてくれると思っています。

その後新しいプロジェクトが立ち上がり、私より経験豊富な中堅SE・プログラマー
のAさんか、私、どちらをメンバーにするかということになった時、
Yさんは迷わず私を選ばれました。

この飲み会で言われたことは私にとって、まさに青天のへきれきで、その後の
私の仕事に対する姿勢を大きく変えていくことになります。

それ以前の私は、
仕事とは先輩方に教えてもらうもの
という、考え方でした。

今でも、調べた上で分からないことは人に聞きますし、納期の都合でいきなり答えを
要求することはあります。

でも、はっきり言って、「人から教えてもらおう」なんて気持ちは
微塵もありません。
「教育してもらおう」、「成長させてもらおう」といった受け身な考え方は
一切ありません。

常に自分主体、常に自力で前に進んでいくことを信条としています。

昨年の年末に、今のお客さんの担当者Dさんに、「今年はお世話になりました」と
メールを送りました。
担当者Dさんとは、昨年11月中旬に新しいプロジェクトがスタートしてから知り合い、
まだ1ヶ月半ぐらいしか、ご一緒に仕事をしていません。

すぐにDさんから、
「自分が時間が割けない中、自主的にプロジェクトを進めていただき、
 感謝しております。」
と返信メールがありました。

自主的という評価は、主体的、能動的と取ることができ、
「能動的に動くこと」を信条としている私にとって、最高の誉め言葉です。


昨年は我ながら良く頑張り、良く成長したと実感しています。

でも、今年は昨年と同じではダメです。

自分の目線をさらに高い位置に据え、さらに高い目標を掲げそれを達成する必要が
あります。

なぜなら、成長し続けることが私の喜びであり、私の生きがいだからです。

私には一切、甘えはありません。

今年も宜しくお願いします

2012年01月04日 16時54分51秒 | 遊び
明けましておめでとうございます。

7日間、福岡に帰省して、先ほど横浜のアパートに戻ってきました。

画像は、大晦日に家族みんなで食べたお寿司です。

母はふくたまがウニ好きと知っており、ウニを多めに頼んでくれました。

両親、姉夫婦と甥っ子、計6人での食事は賑やかなもので、いつも一人で食事を
しているふくたまにとって、とても楽しい一時でした。

早く僕も所帯を持ちたい!という思いが、日増しに強くなっていきます(笑)

前回の帰省では、父と一度も食事ができなかったので
(ふくたまが出歩いていたせいですが 笑)、今回の帰省は、実家でみんなで
食事をするということを意識しました。

おかげで、計3回夕食をみんなでとることができ、とても満足のいく帰省となりました。

今年は仕事、プライベート共に、良い方向に大きく動く予感がしています。

明日からお仕事がスタートするので、今日はアパートでゆっくりして、
仕事始めに備えたいと思います。

今年も自分が日常で感じたことを綴っていき、足を運んでいただいける方々に
少しでも楽しんでもらえるようなブログにしていきたいと思います。

今年もふくたまと、この「心配ないさ~」を宜しくお願い致します。