心配ないさ~

ふくたまの日常生活のつぶやき

プロジェクトの終わり、そして次へ…

2011年10月15日 13時40分53秒 | お仕事
来月11月末の本番環境モジュール入れ替えを持って、プロジェクトが終了します。

昨年9月にスタートしたこのプロジェクト。

1年2ヶ月という期間を経てついに終わりをむかえます。

全力で取り組んだこの1年間、本当に貴重な経験をさせてもらいました。

会社を辞めるかどうか迷っている中での東京行き。

2ヶ月してからすぐにリーダーを任せていただき、多くの優秀なメンバーに支えられて
何度も山を乗り越えてきました。

乗り越える度に私だけでなく、みんな成長し、結束力を深めていきました。

山を越えている途中はとてもしんどく、やめたい…、なんて思うこともざらにありました。

でも一度も諦めず、コツコツと品質を高め、「やまない雨はない」と自分に言い聞かせ
なんとか切り抜けてきました。

改修案件はあったのですが、クライアントのいろいろな事情で、改修は見送りに。
見送りになった改修はまた時期がくれば再開する可能性がありますが、とりあえず
我々のチーム持っている残課題は来月末を持って、全てクローズします。

そして、来月末にプロジェクトが終わることが決定しました。

昨日お客さんA課長の口からそのことを聞いた時、私が感じた気持ちは

「寂しい」

というものでした。

念願のJava開発から離れるから、という思いもあります。

でも何より、これまで築いてきた人間関係のよい現場から一旦離れてしまうことが
何よりも嫌だったというか、惜しいというか…。

別のお客さんの元、次のプロジェクトに移れば、また一から人間関係をスタートさせ、
また一から信頼を得るということをやっていかねばなりません。

この仕事をやっている以上、それは避けては通れない道です。

でも今のお客さんのことは大好きだし、うぬぼれるわけではありませんが、
お客さんも私のことを非常に信頼してくれているのは常に感じるし、よく耳にしていることです。

それから離れる日が近いのか…、そう考えると、何とも言えない焦燥感になります。

プロジェクトが終わると聞いて数時間後、A課長から内線があり、ふくたまくんに
話があるとミーティングをよくやっているスペースに呼ばれました。

『実は来月中旬から別の案件がスタートする。
 来年2月までの3ヶ月ちょっとという短い期間になるが、君にその案件を担当してほしい。』

と話がありました。

その後、A課長はうちの会社のB所長にそのことを正式に申し入れ、私は今やっているのとは
全く別の案件を来年2月まで手掛けることがかなり濃厚になってきました。

B所長から電話で『A課長はなんとしてでもふくたま君を手放したくないと言っていた』と
連絡がありました。

言語はJavaではなく、私がほとんど経験したことがない言語。

以前からその言語の経験がないことはA課長には話をしていました。
そういうことで、私の他にもう一名その言語に精通した人がほしいともB所長には
要請があったようです。
その一名を私が管理して、プロジェクトを進めていく。

Javaも実務未経験でしたが、すぐに慣れ、今ではフレームワーク部分の拡張もできるように
なった私の柔軟性、慣れの早さを期待してくれているとも感じます。

今のプロジェクトが終わりなれば、後輩や、他のチームメイトは一旦プロジェクトを離れ、
今の現場には私一人残ることになります。

いろいろな協力会社が集まりスタートしたこのプロジェクト、一時は30名にまで規模が
膨らみました。

そのほとんどがJava経験者でした。

結局最後に残ったのはJava未経験者の私。

この結果は自分としては、必死でみんなに追いつこうと、日々実務を通し努力してきた
証なんだと思うようにしています。


今は来年2月までその新しい案件をしっかりとやり抜き、成功させる、
そして、3月、4月以降はまた大人数で開発ができるよう、土壌を作っていこうと決意を
固めたところです。