goo blog サービス終了のお知らせ 

『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

❝日経平均大幅続伸❞連日の米株高買い優勢、10/7雇用統計で新たな波乱か

2022-10-05 08:19:23 | 日記
米国株が連日で大幅高となったことから国内の個人投資家心理がさらに改善し そうで、今日も前日に続いて幅広い銘柄で買い戻しが優勢となろう。また、世界的な金融引 き締めに対する警戒が後退しており長期金利が低下傾向にある。バリュエーション面 での割高感が意識される新興市場のグロース(成長)株には引き続き追い風となりそ うだ。ただ、7日発表予定の米雇用統計は今後、同国金融当局の積極的な利上げ方針が続くか占う試金石。米労働市場に関する重要指標の発表を控え、債券市場はさらなる波乱に身構えている。英国市場の混乱を受けてイングランド銀行(英中央銀行)が金融安定維持のための市場介入を余儀なくされたものの、米金融当局者はここ数日、米国内経済を重視する姿勢を強調している。そうした中で10月7日に発表される9月の米雇用統計は、一層の引き締めとバランスシート縮小を通じた米連邦準備制度理事会(FRB)のインフレ抑制策を試すものとなりそうだ。
労働市場の軟化が示されれば、FRBのタカ派姿勢のピークが資産価格に織り込まれたと一部トレーダーは見込む可能性はある。一方、強い内容なら利回りのさらなる上昇を招く恐れがあり、債券投資家にとって数十年で最低のパフォーマンスが悪化しかねない。いずれにせよ、この先に一層の波乱が待ち受けているとみるのが妥当だ。金利のボラティリティー(変動性)の指標が既に世界金融危機以降で最高水準にあり、世界で最も重要な債券市場の流動性が低下する状況では、不安が募る見通しだ。
クアドラティック・キャピタル・マネジメントの創業者ナンシー・デービス氏は、「金利市場のこのようなボラティリティーは続くだろう。株式と債券が一緒に売られる資産価格面でのスタグフレーションが起きており、苦しい時期だ」と語った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする