つむじ風通信

「信州うらの畑」へようこそ!松代町は長芋の産地で歴史の山、妻女山(斎場山)は我が里山です。

春の雨と「鳥避け」

2006-03-01 16:09:05 | 気まぐれ雑記


やっと長かった冬も終わりを告げ、3月に入ったと言うのに今日は予報通り朝から雨がシトシトと降っています。(一昨日はものすごい強風でした。)全国的に雨マークで東日本などはまだ、雪マークがちらほらとついていました。近くの山も上の方は雨でけむっています。

今年はまだ春告げ鳥のウグイスの声も聞こえず、その代わりあまり心地良くない山鳩のなき声やネコのおたけびなども春先にはうるさいくらいなのですがそれもここのところ静かで過ごしやすいと思っていたのです。

し、しかしです。雨の朝の静寂を破るかのようにしらじらと明るくなりかけた頃、外の窓際にチュンチュン、チチチチと雀の集団がやって来たようです。そのなき声はいつ止むともなくしばらく続きました。

鳥を見てかわいい、と思う人もいるでしょうが枕のそばで大合唱されたらそんな事は言っていられません。屋根への糞害もすごいのです。

そんな訳で急きょ、鳥避けを作り軒先につるしました。



この巻きつけた黄色い紐が特殊なもので、鳥が空を飛ぶときに働かせるセンサーを狂わせるという代物です。(ホームセンターなどに売っています。)

鳥は今特に悪者になりかけています。カラスは知恵がありゴミを荒し、鳩はその糞で喘息などを引き起こし、渡り鳥などは鳥インフルエンザを運んで来ると言われているようです。

鳥の害は、都会でも暖かい国のカラフルな鳥が大繁殖して困っているようです。ペットとして飼われていたのが増えたようですが、なんでも保護しすぎるとやがて私達人間に被害が及んできます。
北海道の蝦夷鹿や神様としてあがめたさる、餌をやりすぎた善光寺の鳩などもそうです。(善光寺名物、鳩の餌売りは大分前にやめました。)結局最後には駆除せざるをえなくなってしまいます。

基本的な事は野生の生き物には人間から餌を与えないことですね。そうしないとヒッチコックの「鳥」みたいに大変な事になっちゃいますよ!(大分古い映画ですが・・・。)

明日は真冬並みの寒さになるようです。これからは三寒四温の繰り返しですが、シベリアからの寒気はもういりません。

(川柳)猪が 残飯あさって 舌肥す 
    
    雀たち みんなで喋ると 大騒音          FUKI


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