深堀大三郎の生涯マナビスト

自然や街を歩いて観察するのが大好き、歩いて歩いて楽しみたい。
また、お城の石垣を眺めると力が湧いてくる。

「”とくダネ”の司会者、やはり生徒の命より学校名だね」

2013-01-25 11:00:37 | Weblog
朝8時からの「とくダネ」をみて、唖然とした。

大阪府,市、教育委員会と知事、市長を交えての会議模様が映し出されていた。

これは、桜ノ宮高校受験生の問題を解決しようとの会合の模様であった。

府市の教育委員会の話しがあり、府の委員会から、市の委員会への注文がなされていた。

それに対して市側の委員長が反論していた。

内容は、府側が、「桜宮高の改革が進むことを望む」と言うことに対して、市側は、端的に言えば「大きなお世話だ」と言わんばかりに見えた。

それに対して、市長が割って入り、「生徒の自殺と言う大きな問題を忘れてはいけない」とたしなめると、更に、反論と言うよりは反抗しているようであった。

そのような状態を見て、知事がさらに、市の教育委員長をたしなめるような様子が見られた。

この一連の様子を見て、一般府市民はどのように考えただろうか。

大阪市の教育委員会に対して、あきれてものが言えないと思ったことだろう。

私は、教育委員会と言うものの存在さえ、疑問に思えるように感じた。

さて、テレビの方であるが、有名な司会者の発言が気にかかって仕様が無かった。

生徒達の抗議(8人の体育科クラブのキャプテン経験者と言うことであるが)は、生徒達の自主的なものであること。

そして、生徒達の抗議内容は、入試中止は、学校、教諭や生徒達の意に反するものであるというコメント。

さらに、司会者の最後の結びは、「受験生は、桜ノ宮高校が目標であるから、生徒達の意を尊重すべき」のようであった。

そこには、生徒の「死」或いは、「命」の尊さは、微塵も感じられないもののようであった。

マスコミも、そろそろ、一部の声の大きい学校関係、保護者に迎合せず、「命>特定の学校」の構図を明確に示しては如何なものだろうか。











最新の画像もっと見る

コメントを投稿