採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

緑豆つぶあん

2019-01-22 | +お菓子(各国)

しばらく前、台湾で緑豆のぜんざいを頂きました。
澄んだ汁に、ちょっとだけはじけた緑豆が沈んでいて、ほどよい甘さで美味でした。

中華菓子に使われる黄色い色の緑豆こしあんはもともと好きでしたが、皮つきの緑豆もいいものだなあ☆
という訳で、台湾で緑豆を買って帰ってきました。
(日本にもあるとは思いますが、つい)

緑豆つぶあん

こちらが緑豆。
オーストラリア産とのこと。

小豆のように、1,2回渋きりをしてから柔らかくなるまで煮ます。
ぜんざいばっかり沢山出来ても困ってしまうし、固めにゆでて、一部はサラダにしようかな?
などといろいろ考えていました。

で、次に鍋を見に行ったら、固め、どころか、すべての豆がくたくたに煮えてはじけてます。
水はすっかり豆に吸われて、焦げ付く寸前(もうジリジリいってた)の状態。
うああ。

こんなに柔らかく煮えてしまっていては、ちょこっとはじけた豆がシロップに沈んでいるようなぜんざいは、無理。
勿論サラダもダメ。
にゃーん。

仕方ないのでマッシュして粒あんにします。
 

緑豆つぶあん

世にも珍しい(?)うす緑色の粒あん。

小豆とは違う味ですが、皮が固いということもなく、普通に粒あんとして使えそうです。
小豆よりも、よりホクホクしているかな。

緑豆の皮の緑色は、かなり色が出るもののようで、全体がグリーンのようなグレーのような色になりました。
皮を剥いた状態の緑豆は黄色で、それを餡にすると薄黄色の綺麗なこしあんになりますが、色の点では、全然違います。
味も、皮の風味がある気がします。ちょっとワイルドというか、豆っぽい味というか。
こんな風にマッシュされてしまった緑豆の粒あんって滅多にみかけませんが、味は悪くないです。 

思いのほか沢山のあんこが出来てしまいました。

この緑豆あんで、小豆でっち(緑豆でっち)を作ったらどうだろうか。
白いおこわに、薄緑のつぶあんを搗き交ぜると、グレーっぽい地味な物体が出来そうだけれど、カットして周りにゴマやえごま、きなこをまぶせば、色は分からなくなります。
(というか、自分だけ食べる分には色は気にしないのだけれど)

つき混ぜるごはんの方を、黒米入りにすれば、紫色が勝って、全体が薄むらさきになって、小豆餡で作ったあずきでっちっぽい色になるかも?
でも、紫+うす緑で、突拍子もない色になる可能性も・・・。
予想がつかなくて面白そうなのは、黒米入りだな。
やってみっかな?


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