インドに、「Chand Baori」という世界一深い階段式の井戸があります。
グーグルマップで「Chand Baori」を検索し、航空写真モードで見ると、四角錐型の構造物が見えます。ピラミッドのように出っ張っているのではなく、窪んでいるのです。
昨年9月公開された「落下の王国」(監督は「ザ・セル」のターセム)という映画のロケにも使われた場所だそうです。
(ギズモードジャパンのこの記事に説明が、またその出典であるSMOONTのこの記事(英文)に写真が沢山あります)
(写真はSMOONTからの借り物です)
余りに美しい階段に感動して、作ってみました。
Chand Baoriの階段
まだ方眼紙を使った試作品なのだけれど。
真っ白いケント紙を使って、裏打ちに色つきの紙を使うと、綺麗になるのではと思います(でも完成品は作るかどうか・・・)。
「この飛び出す階段」は、茶谷正洋(ちゃたにまさひろ)という建築家が発明したオリガミック・アーキテクチャー(もしくは折り紙建築)という技法です。型紙つきの本が何冊も出ています。
高校生の頃だったかな、凝ってよくつくりました。型紙に従って作るのは簡単だけれど、オリジナルの形を作ろうとすると、建築家の頭脳(3次元認識能力)が必要です。2次元認識能力すらイマイチ(迷子になりやすい)の私には難しいです。
このChand Baoriは比較的シンプルなので何とか私でも作れました
A3サイズの方眼紙を使ったのだけれど、ちょっと大きすぎかなあ。B4(2つに畳んでB5)くらいに納めた方がコンパクトで美しいかな。
あの連続階段1つごとに悪者が現れて階段同様左右対称に動き出したりしてとても不思議な感じです。
映画のサイトです
http://www.rakka-movie.com/
去年9月公開なんて知らなかったよ!と憤慨(?)してました。知ってたら見に行ったのに~。
DVD借りて見てみたいと思います。
ターセム監督の作品は「ザ・セル」を見ましたが、ストーリーを忘れてしまう程の映像美ですよね。大画面で見たかったなあ・・・。
来て見たら何だか凄い力作がありました♪
どうなっているのだろうと随分頭を悩ませて、やっとパターンが判ってきました。
でも作ったものを見てですから、それが全く無い最初で考えるのは数十倍難しそうです。
素敵な趣味をお持ちですね(^^)
現存する建築→折り紙建築という方向だけだとおもっていたのですが、つい最近 ちょっと違ったやり方かもしれませんが、紙に切り込みを入れた形→建築 というのをみて、とても面白いなあと思っていたので、とてもタイムリーにかんじました。もしよかったら見てみてくださいね。こちらの建築です。http://muro.moo.jp/mlog/archives/2008/08/29_rminamiaoyam.html
型紙集が売っているので、お子さんにひとつ、如何でしょう(なんて)。
平面の紙から綺麗な階段が出来るところは、結構ワクワクしてしまいます。
今日は台風。
私の作ったへなちょこ支柱は、おそらくみんな倒れているでしょう。
明日見に行くのが怖いです。はああ~。
3次元の想像力はさっぱりなので、こんなものを発明するひとの脳みそが不思議で仕方ありません!
曲線的なものは、折り紙建築になるのでしょうか。
熊本県に白水ダムというものがあります。
http://s8.kcn-tv.ne.jp/users/narusetomi/hakusuidamu.html
ずいぶん前に見に行ったことがあり、とても美しくて感動しました。これをモチーフにして折り紙建築が作れないかなーと思っています。