(しばらく前のことですが)
ダンナサマに「今年はアマドコロは摘まないの?」と言われました。
そういえば、4月中旬からアミガサタケが出始め、すっかりアミガサタケ目になって、アマドコロが目に入っていませんでした。
どこに生えていたっけな。
と考えつつ、アミガサタケをさがしていると、 きのこの脇に、アミガサタケが。
丁度人通りもある場所だったので、アマドコロを摘んでいるふりをしながらアミガサタケもゲット。
(一体誰に対して何を装っているのか謎ですが)
アマドコロは3日前の方がよかったかな、という育ち具合でしたが、1,2回分は楽しめそうなくらいの量が、あっという間に摘めました。
こちらがアマドコロ。 |
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アマドコロの下ごしらえ |
苦味が少ない順に、サヤ、茎、先端、となりますので、先端の青いところは、やや長めに水に晒すとよいと思います。
(雪深いところは、アクはほとんどないのかもしれません)
アマドコロというだけあって、どの部分もほんのり甘みがあります。
サヤは、シャキシャキしてミョウガのような食感。酢の物にも合うかもしれません。
茎は、少々細いものの、甘みがあるアスパラガスのよう。ほどよいほろ苦さがあって、甘みがあって、ヘタなアスパラより美味しいかも!というくらい美味です。
先端の葉っぱの部分は、一番ほろ苦さがありますが、甘みもあります。ほんのり甘い菜の花のようです。
茹でて晒したものをマスタードマヨネーズで食べるのがうちの定番なのですが、白和えや胡麻和えなどもあうかもしれません。
春の定番として、一度は食べたい山菜です。
きのこが出るとつい、そちらに気を取られてしまいますが、やっぱり摘んでよかったです。
(十分水に晒して)白和えにしたら美味しいだろうなーと思いつつ、いつも簡単にマスタードマヨネーズで食べてしまってます。
でも、あまり密生させてしまうと、細くなってしまうのかな。
やはり太い方が食べ応えがあっていいですよね。
一昨年だったか、カンゾウの場所をおさえておいたのですが、今年も摘みそびれました。
ナワバリ内の全種類の山菜を毎年制覇するのは無理ですよね。今年はアミガサタケイヤーだったかもしれません。
我が家の山菜は、こうしてどんどん育っていきます。
来年の冬に植え直して、敷き藁をしておこうかな。たぶんまた忘れるんだけど。
私は友人に頂いたのが最初で、サヤは食べず茎を食べると教わりました。でもつい勿体なくてサヤも茹でてみたらシャキシャキして美味しい!
友人に連絡したら、長年勿体ないことをしてきた!と悔しがっていました。
甘苦い味って、珍しいですよね。
糖衣の薬のよう・・・?
食べなかったとしても、育ってくると楚々とした見かけで、綺麗ですよね。
白い根のところ、確かに食べられそうです。茹でればいいのかな?
でも、食べ応えがあるほど掘り出すのは結構大変ですね。