野良カラシナがあちこちに生えています。
初春にトウの部分を採集することが多いのですが、その後は6月頃に草刈りされてしまうため、実がついているのは見たことがありませんでした。
それが、とある場所に行ってみると・・
この日の夕方、結構な夕立があったのでした。
ナタネ、昼に摘んでおいてよかった~、と暢気に思って帰宅してみると、我が家は大被害。
天気もよいし、と東向きベランダの掃き出し窓を全開にして出かけたのですが、その付近の床が広範囲に水浸し。
幅90cm、高さ180cmの広さで窓が開いていたとはいえ、ベランダには軒もあるし、腰までの高さの柵はコンクリート製でふさがっています。
窓のすぐ内側の床だけならまだしも、1mくらい離して置いてあるベッドの下にまで、水たまりが広がっていました。
(ベッドと床の隙間はたったの25cm程度なのに、ベッドの半分くらいの奥行きまで濡れていた)
勿論、ベッドの足下に丸まっていた羽毛布団もびしょぬれ。
ひぇぇぇん、と濡れ布団を抱えて、夜中に(車で)コインランドリーに向かうときにふと見ると、近所の畑のトウモロコシがなぎ倒されています。
局所的に台風並みの暴風雨が来ていたようでした。
何て恐ろしい。
大雨被害の模式図。 |
当方では辛くないチリメンノラボウ菜の種ですが、同じくアブラナ科なので葉が枯れた今は見た目がそっくりです。デスクの脇には収穫した鞘がワサワサあります。
チリメンノラボウ菜は瑞々しくて大好物。されど門外不出らしく種や苗の販売はないみたい。そこで3年間通って野生化したものをゲットし、この春に職場の敷地に植え、種取をした次第です。多年草なので来春になれば株から新芽が回収できると目論んでいたら、写真のように枯れ切った姿に花植え愛好家によってごっそり抜かれてしまいました。羽毛布団が濡れてしまったのには及びませんが、「採種+あーあな出来事」という似た状況でのご報告まで。
でも、こぼれ種でまた生えるかも!
(2年目の株から生えるものよりは、小さいかもしれませんが・・。)
ひっこ抜かれてしまう前に、サヤを収穫しておいてよかったですね。また播いたりもできますしね。
そういえば、のらぼう菜の種は、マスタードシードみたいに辛くはならないのでしょうね?
ヤマモモがそろそろ色づいてくるしきのこも生えてきたりして、マスタードの脱粒は、まだ先になりそうです・・・。