採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

台湾の桑品種「水林黑鑽石」

2018-05-31 | +フルーツ

絶賛桑祭り中。
ダンナサマが今週ずっといないのをいいことに、使える時間のほぼ全てを桑につぎ込んでます。
誰か私を止めて。
じゃなかったら、ジャムをもらって。

桑といえば、思い出しました。
台南のファーマーズマーケット(台南市農會假日農市)で桑の新品種を見かけたのでご紹介します。
その名も「水林黑鑽石」。
黑鑽石は、ブラックダイヤモンドという意味です。 
台湾では、蓮霧の品種が「黒珍珠」(ブラックパール)と名付けられたりして、フルーツは宝石扱い(?)みたいです。
(果物への愛が感じられますよね)

水林黑鑽石

苗木、および桑製品(ジュースなど)を販売しているお店でした。
(桑の実のことは、桑実とか桑子では絶対なく、「桑椹」といいます。
椹って普通使わない漢字・・・。漢和辞典を見てみると、なんと二番目に「くわのみ」という意味が!)

この品種の特徴は、とにかく大粒なこと。
 

水林黑鑽石

従来品種に比べると、大きさは2~3倍もあるのですって!

 


日本では桑の実が売られていることってまずないですよね。
台湾では、(勿論摘む人もいるでしょうが)お店にも売られているものです。
以前一度買って、お友達の家でジャムを作らせてもらいましたが、従来品種でも、うらやましくなるくらいの大粒。
そして、日本の桑の実はあまり酸味がないのですが、あちらのものは、酸味もちゃんとあって、甘酸っぱくて完成された味。
ものすごく美味しいのです。

美味しくて愛されているベリーなので、より大粒な品種が開発されたのでしょうね。

大きさ2、3倍か~。
すごいよなあ。想像がつくような、つかないような。
「桑椹 黑鑽石」で画像検索してみると、インパクトのある写真が沢山出てきます(たとえばこちらとかこちら)。
私の掌の上だとどんな感じか、画像加工してみました。

水林黑鑽石

上が、実際に摘んできた実(My桑にしてはかなりの大粒)。
これを長さ1.4倍にしたものを貼りつけてみました(体積で2.7倍)。
ブラックベリーくらいぷっくり太くて、更にそれを長くしたような大きさかなあ。
ホントにこんなに大きいのかなあ。
信じがたいです。

これでジャムを作ったら、ゴロゴロ大きすぎてむしろ食べにくいくらいかも?
(煮ると結構小さくなるのでそんなことはないかな。)

 

コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

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羨ましい! (ちひろ)
2018-05-31 18:52:48
桑の実大好きです。先日実家近くの公園の物を少し拾って食べたけど、、味がなかった(笑)ジャムならそういう実でもオーケーなのかな?
父の別荘の近くのは美味しかったな〜。乾燥機があるから、ドライにもいつか挑戦したい…。
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トルコの干し桑の実 (●ちひろさま~Fujika)
2018-06-10 16:57:24
桑の実は、完熟すると酸味がほとんどないですよね。
(台湾のは黒くても甘酸っぱかったりします)
ジャムにする場合は、レモン汁やブラックベリー、ブルーベリーなどを混ぜて酸味を加えています。
トルコも桑の実がポピュラーみたいで、干し桑の実があるようです。白い桑の実を干したものは、ちょっと虫みたいでドキっとする感じでした(見たことはありますが食べたことはないです)。
返信する
トルコの干し桑の実 (●ちひろさま~Fujika)
2018-06-10 16:57:36
桑の実は、完熟すると酸味がほとんどないですよね。
(台湾のは黒くても甘酸っぱかったりします)
ジャムにする場合は、レモン汁やブラックベリー、ブルーベリーなどを混ぜて酸味を加えています。
トルコも桑の実がポピュラーみたいで、干し桑の実があるようです。白い桑の実を干したものは、ちょっと虫みたいでドキっとする感じでした(見たことはありますが食べたことはないです)。
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