採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

今季初!アンズタケとヤマドリタケモドキ(2010.6.28)

2010-06-28 | +きのこ

週末は、黄色い梅の収穫や梅シロップの仕込みをしていました。
あと、ほんの少しだけ採ってきたびわの加工など。日曜日は一歩も家から出ないという、引きこもり生活でした。
一日お家で過ごすなんて、おうちリゾート、と呼びたいところですが、家内制手工業というか武士の傘貼りというか、むしろ、「内職」ですね。

昨日は外の天気も知らずに暮らしていましたが、バタバタと変な音がするので見てみるとどうやら雨。ふむふむ。雨ということは・・・。

そして今日、例のモノがそろそろでは、と思ってチェックしてみると、やっぱりありました!

2010/06/28アンズタケ

車の中からでも分かる、びわ色(黄梅色)のアンズタケ。
(ここ数日びわと梅で頭がいっぱいのため)

むしろアンズ色というべきかな。

2010/06/28ヤマドリタケモドキ

痛恨の失敗写真。草にピントがあってるし(後ほど差し替えます)。

奥に、ころんと可愛いヤマドリタケモドキが2個あるのが分かるでしょうか。

2010/06/29ヤマドリタケモドキ

6/29、気を取り直して再撮影。
上の写真の斜面を右側に回り込んだところにこんな群生地が。
(ヤマドリタケモドキ)

2010/06/29ヤマドリタケモドキ

どれも大きくて採集にはちょっと。
がんばって胞子を飛ばして、テリトリーを増やして下さいね。

2010/06/29ヤマドリタケモドキ

こんなに伸びきってしまったものもありました。
ぐりとぐらのホットケーキくらいの大きさ。

2010/06/29ヤマドリタケモドキ

先程の群生地を斜面の上から撮ったところ。
きのこが生えている様子は、海底のような不思議な雰囲気だといつも思います。

2010/06/28ウツロイイグチ

6/28のウツロイイグチ収穫!
(左下はやや育ちすぎですが、実は風味りが強くてトロンとした食感が結構好き)

2010/07/02アンズタケ

アンズタケをタマネギ、ニンニク少々、イタリアンパセリと一緒にバター炒めしました。
手前の黒っぽいものはムラサキヤマドリタケの軸です。


ヤマドリタケモドキとウツロイイグチは、育ちすぎ、というものが結構沢山ありました。
6/23の雨で出てきたのかなあ。その頃は、びわをカラスに取られたショックで呆然としていたのかも。

植物は、春の寒さで成長が遅れ気味ですが、きのこの場合はここ数週間の気温と雨で、例年通り出てきている感じです。
さすが菌類。

降るときはしっかり降って、降っていないときはカラリと乾燥していると、状態がよいきのこが採れるようです。
寝苦しいような湿度の高い天気だと、折角生えたきのこが生きながらにしてカビだらけになってしまいます。

週末にかけて雨が降りそうですし、まだしばらく採れそうです。
これから毎日、パトロールを欠かさないようにしよう。

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (カイエ)
2010-06-28 17:20:56
キノコに埋もれてる蚊取り線香がプリティです(^^)
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早くも (川越)
2010-06-29 12:00:34
こんにちは。早くもヤマドリタケモドキとアンズタケですか。いいですね。ヤマドリタケモドキの茎部分はかなり硬いですか?イグチ類はいまひとつ判断に苦しむキノコが多くて、いつも迷いながらも置いてくる事が多いです。昨日宇都宮と鹿沼の間で見つけたのはヤマドリタケモドキのようでしたが、こんな時期にもあるのがわかったのは今年の収穫です。しかし地元でこんなに採れるなんていいなぁ。
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Unknown (わらび)
2010-06-29 17:35:13
出ましたね。
今年は沢山出ると良いですね、去年頂いたのはスライスして冷凍保存して大事に頂きました。
冷凍しても変わらず美味しかったです。
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きのこ摘みには蚊取り線香は必須 (●カイエさま~Fujika)
2010-06-30 15:11:04
地味なところに目を付けて下さいまして嬉しいです。実はその左上にはチャッカマンが(水色のもの)。うふふ。
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生えている場所 (●川越さま~Fujika)
2010-06-30 15:24:23
自分のナワバリに、ヤマドリタケモドキとウツロイイグチが出るのですが、生えている場所が違うので分かるのですが、一旦混ぜてしまうとよく分からなくなります。
ほかのイグチは、今のところ明瞭に違うものが多いです。
ヤマドリタケモドキなのに普通と違う色合いのものがあって迷ったことがありますが、その時は舐めてみました。苦くなかったのでOKってことで。

茎は、成長すると芯がふわふわになりますが、若いうちは固めだと思います。
そちらのヤマドリタケモドキは如何でしょう。
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乾かす (●わらびさま~Fujika)
2010-06-30 15:27:43
冷凍は、生の状態でしょうか?
私は、炒めてラップにひとかたまりずつまとめて冷凍しています。生よりかさばらないのがいいところです。
オイル漬けでもいいのですが、一度発酵させてしまったことがありました。煮沸したとしても、その後冷蔵もしくは冷凍しないと不安です・・・。

わらび家のディハイドレーターで乾燥させたらどうなるでしょう!?
うまく乾くのでは☆
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ウツロイイグチ (川越)
2010-07-01 10:03:15
Fujikaさま
ウツロイイグチはいままで採らなかったんです。「イグチに毒キノコなし」という言葉を聞いていたので、イグチ類はあまり気にしないでいたのですが、ドクヤマドリの存在を知ってから慎重になりました。
キノコは私もよくかじります。でもキノコって生えているところで色が違ったりするので難しいですね。ヤマドリタケモドキは今まで採ったものは軸の硬いものばかりでした。成長すると柔らかくなるとは・・・いつもいろいろ教えて頂いてありがとうございます。
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高山地帯ではないので・・・ (●川越さま~Fujika)
2010-07-06 16:55:24
私は、味としてはヤマドリタケモドキよりウツロイイグチの方が好きかもしれません。
結構育ってしまっても歯ごたえがある気がします。あ、でもそちらのヤマドリタケモドキは軸が固いのですね?(ほどよい若さだから?)

先日気づいたのですが、ヤマドリは茹でるとカサが金茶色になって、ウツロイは濃紫色になりました。かなり明瞭に違いますね。
(実は摘んだ後混ぜてしまうと自分でもよく分からなくなることもありました)

ドクヤマドリ、気になるところです。
「日本のきのこ」によると「高山地帯」とあるので、このあたりは大丈夫のはず、と思っているのですが・・・。

先日はいつもと違う場所で、カサが黄色いタイプのムラサキヤマドリタケを見付けました。
場所が変わると色もの例でしょうか。
紫でも黄色でもいいから、沢山出るといいな~
。(こちらではやや珍しいです)
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ドクヤマドリ (川越)
2010-07-06 23:19:14
ドクヤマドリは亜高山帯にでると聞いているので、この辺りではまず大丈夫だとは思っているのですが、あたった人の話ではかなりひどいことになるようで、けっこう恐いです。しかも区別の方法がいまだにわかりません。図鑑によっても色が変わる、変わらないと違うし。現物をたくさん見るしかないとは思うのですが・・・。
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Unknown (●川越さま~Fujika)
2010-07-12 17:39:46
ドクヤマドリ、亜高山帯だけに止まっていて欲しいですよね!

ところで、ヤマドリタケモドキとウツロイイグチ、時々見分けがつかなくなくなっていたのですが(オイオイ!)、茹でたら区別付けやすいことが分かりました。
カサを茹でて明るい金茶色になるのがヤマドリタケモドキ、紫がかったチョコレートブラウンになるのがウツロイイグチでした。

ドクヤマドリは、どちらとも違う色になってほしいものです・・・。
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